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彼岸花 (1958/)

Equinox Flower

[Comedy/Drama]
製作山内静夫
監督小津安二郎
脚本小津安二郎 / 野田高梧
原作里見とん
撮影厚田雄春
美術浜田辰雄
音楽斎藤高順
衣装長島勇治
出演佐分利信 / 田中絹代 / 有馬稲子 / 桑野みゆき / 笠智衆 / 佐田啓二 / 高橋貞二 / 久我美子 / 山本富士子 / 浪花千栄子 / 長岡輝子 / 高橋とよ / 渡辺文雄 / 中村伸郎
あらすじ平山(佐分利信)は、婚期まっただ中の娘(有馬稲子)にはしっかり見合い話を用意しておきながら、友人の娘の結婚式ではスピーチで恋愛結婚を讃美するという、外面のいい男である。そんな平山の前に、娘と結婚したいという青年(佐田啓二)が突然現れた。[118分/カラー/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(4)]
Comments
全35 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5赤い絨毯、赤い看板、そして赤いヤカンなど、赤の色が目立つ映画。『彼岸花』というタイトルからして赤い。[アテネ・フランセ文化センター] [review] (Yasu)[投票(7)]
★5山本富士子浪花千栄子親子のパワーに、観客もヤラれてしまいました。 (3WA.C)[投票]
★5「人生は矛盾だらけなんだ!」 (熱田海之)[投票]
★4当時の観客が想像した「小津のカラー作品」のイメージを壊すことを意識したかのような、過度な華やかさが印象に残る。大きな柱である佐分利信の父親像が受け入れられるかどうかで好き嫌いが分かれそうな作品。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]
★4小津のカラー第一作のなんという美しさ。部屋の隅に意味不明に配置された赤いヤカンが目を射る。こゝでも高橋貞二が出鱈目な人物を飄々と演じており良いアクセントになっている。それは二枚目・佐田啓二以上の扱いで、小津のこの手のキャラクタへの愛着ぶりが見て取れる。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4お喋りで厚かましくも憎めない浪花千栄子と、人懐っこい満点美人の山本富士子。この母娘のキャラが、映画全体にカラッとした明るさをもたらし、もはや化石としか思えない家父長絶対主義者・佐分利信の仏頂面や有馬稲子が醸し出す薄幸オーラを中和する。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4いつになく激しい語り口が怖くもあり、また新鮮でもあり。 [review] (づん)[投票(2)]
★4山本富士子浪花千栄子の文字通りの「トリックスター」ぶりが楽しい。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4ハッタリめいた画面、「矛盾」に着目したストーリも然ることながら、浪花千栄子高橋貞二が登場するシーンの必要以上に面白いこと! [review] (町田)[投票(2)]
★4田中絹代が入ると小津調が乱れる。家庭の人間劇から夫婦の確執に変貌する。それは冒頭とラストで明らか。内面が出すぎても駄目なんだろうな。田中が傑出した女優たるを証明してるんだけどね。 (セント)[投票(2)]
★4ある種の感動から生じる気恥ずかしさを回避するセンス。それがこの映画に趣をもたらしているんだと思う。女性は強く明るく逞しいと感じる映画です。 (buzz)[投票(2)]
★4赤にこだわったからフィルムはアグファにした、と厚田カメラマンのコメントを読んだことがあります。浪速・両高橋など、脇を固めた人たちもすばらしい。廊下に立てかけられた逆さほうきには笑わされた。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★4ダメだろ!佐分利信!言ってることが矛盾してるゾ! [review] (chokobo)[投票(1)]
★4ここにいるのは、理屈っぽい男たちと、それを柳に風と受け流す女たち。いまや世の中、男ばっかりになってしまった。ん?女ばっかりか? [review] (G31)[投票(1)]
★4ただ一通の手紙だけで夫と暮らしてゆくことに賛成してくれた、安易と言えば安易な、けれども私をとても信頼してくれていた父のことを思いだした。どうもありがとう。祝福してくれる人ばかりではなかったからこそ、あの時は本当に嬉しかったよ。 [review] (tredair)[投票(1)]
★3松竹ヌーヴェルヴァーグの若手に突き上げられる重役の自嘲と観れば一興 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★3大人の「サザエさん」 [review] (Aさの)[投票(2)]
★3頑なに自我を通す親父佐分利信が、後期小津作品の中ではとりわけ融通の利かない男で、枯淡の域には未だ遠く、小津の「赤」を偏重するカラーへの異様な拘泥と合いまり息苦しい。山本富士子が瞬間風穴を開けるとしてもだ。 (けにろん)[投票(2)]
★3老いも若きも、ご都合よろしく結婚を語たるが、それが御時世なのか信念なのかが判然とせず話の立脚点が曖昧模糊。浪花、山本の投入で喜劇としては新鮮だが、それも佐分利の頑なさが中和して憂鬱。さらに終演に向かう件もくどいので頑固親父のペーソスも生まれない。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3関西弁とのコラボレーションが醸し出すユーモア、そしてお定まりの“婚前最後の休日”シーンが出色だったにもかかわらず、佐分利信のジレンマにいまいち説得力が感じられない後半が見劣りした。『東京暮色』が強烈だった有馬稲子の役どころが淡白だったのが敗因。 (kiona)[投票(1)]
★3京都弁の母娘が愉快。 (ドド)[投票]
★3カラーになって俗っぽくなったと思う。 (coma)[投票]
★2退屈な映画だね。不満足だよ。(05・11・15) [review] (山本美容室)[投票(2)]
Ratings
5点9人*********
4点47人***********************************************
3点26人**************************
2点2人**
1点0人
84人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
バイブル2 (けにろん)[投票(13)]花の名前 (tredair)[投票(12)]
映画で日本の旅をする (TOBBY)[投票(11)]キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得)[投票(10)]
浪花千栄子傑作選 (寒山拾得)[投票(7)]キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ!  (ぽんしゅう)[投票(7)]
こんな英題で出ています(小津篇) (AKINDO)[投票(6)]「藝術祭」受賞作一覧 (寒山拾得)[投票(4)]
小津安二郎[投票(2)]小津安二郎この5本 (熱田海之)[投票]
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