鷂さんのお気に入りコメント(10/12)
ゴーストライター(2011/仏=独=英) | ヒッチコックの肌触りを加えた作品像はやはり古めかしい印象を与えがちだが、「カー・ナヴィゲーション・システム」など現代的な小道具も有効に活用して不可逆性・自動性を強調した運命論的悲劇を語り切っている。 [review] (3819695) | 配役もロケーションもスリルとユーモアの配分も九分九厘完璧。フィルム・ノワールの構造に[投票(6)] |
WALL・E ウォーリー(2008/米) | 2001年宇宙の旅』への批評性。 [review] (煽尼采) | ウォーリーの「足」。『[投票(3)] |
WALL・E ウォーリー(2008/米) | トーク・トゥ・ハー』かと思った。擬人化の「使命」。 [review] (ペペロンチーノ) | 『[投票(10)] |
WALL・E ウォーリー(2008/米) | review] (sawa:38) | 「700年間独りぼっち・・」というキャッチコピーに妻は涙目になっていた。・・・それなのに彼の孤独さや哀しさの描写がこれほど薄っぺらいとは。至高の技術を極上の脚本で表現してきたピクサーにとって肝心の脚本が緩いとここまで退屈させられるのか。 [[投票(13)] |
WALL・E ウォーリー(2008/米) | ニューヨーク東8番街の奇跡』ほどの画期性はないにしても。活劇的興奮が最大級ではないとは云え、このイメージ群に抗うことは難しい。 [review] (3819695) | 「目」と「手」の映画。無生物を擬人化する(人格を与える)技術に関してはこれがひとつの到達点ではないか。単なる空飛ぶ円盤にしゃあしゃあと人格を付与してみせた『[投票(23)] |
ソーシャル・ネットワーク(2010/米) | review] (たわば) | こだまでしょうか。いいえ誰でも。 [[投票(9)] |
ソーシャル・ネットワーク(2010/米) | ジェリー) | 今なお生成途中である人物を、固まった伝記として提示する胡散臭さと怪しさについて自覚的でありつつ、思い切った誇張と控えめな誇張と徹底した訴訟対策を施した作品。映画を撮ることの自由と不自由がこの映画の挑戦課題であって、ザッカーバーグ氏はいわば素材である。 ([投票(1)] |
ソーシャル・ネットワーク(2010/米) | review] (死ぬまでシネマ) | 映画の出来、という点では☆4点〜5点になる出来なのかも知れない。しかし主人公の扱い方や物語にどうしても共感し得なかった。☆3.7点。([review]では話は冗長ですが、しかし事の本質だとも思っています) [[投票(8)] |
犬猫(2004/日) | けにろん) | 自己嫌悪に打ちのめされても風吹けば気を取り直し駆けていくしかない犬型人間と自動制御的に人生をかわす猫型人間。どっちが良い悪いではなく自分は自分で生きてくしかないという退いた視座。ただ対比の効かぬ繰り返しのギミックは不要。 ([投票(1)] |
犬猫(2004/日) | review] (蒼井ゆう21) | 関係性 [[投票(1)] |
犬猫(2004/日) | review] (ナッシュ13) | 犬猿の仲ではなく犬猫の仲。ごくごく自然な女の子の空気、距離感、魅力を心地良く堪能できる傑作だ。何気ない日常における二人の関係は決して荒れない穏やかな波のよう。自然体を貫いているようで実は計算し尽された演出や撮影には感動した [[投票(3)] |
銀河鉄道の夜(1985/日) | review] (煽尼采) | 「薄暗さ」の美学。活版所や、お店での買い物シーンでは、静謐な生活感を漂わせ、星祭の夜では、冷たく澄んだ神秘を。銀河鉄道では、ときに死と宇宙の深淵を垣間見せる。ジョバンニの青い体色が夜の色に溶ける。 [[投票(2)] |
サマーウォーズ(2009/日) | けにろん) | 誇大妄想狂の戯れ言みたいでかなり気色悪い。肉を切られ血の海でのたうつことでしか暴走するシステムという今更設定にはケリをつけてほしくない。お茶の間のキーボード早打ちで鼻血ブー如き生温さが世界を救うだと?勝手にほざいとれ。 ([投票(9)] |
サマーウォーズ(2009/日) | review] (死ぬまでシネマ) | 「家族との結びつき」や「仮想世界の危険性」を描いているのかも知れないが、その事自体に入れ子的な違和感を感じた。☆3.4点。 [[投票(2)] |
サマーウォーズ(2009/日) | review] (林田乃丞) | そして何より、“夏の空”を描いて前作を超えてない。 [[投票(24)] |
ミッション:8ミニッツ(2011/米) | review] (HW) | およそ主体性と呼べるものを一切剥奪されながら自らの直感と選択を信じ喪失に耐える主人公に稀なる意志の力がみなぎる。それはまた、使い捨てられてよいものなど何一つ存在しない、という監督自身の心根であろう。「すべてうまくいく。」(2011.11.13) [[投票(9)] |
猿の惑星 創世記(ジェネシス)(2011/米) | M:i:III』にさえ肩を並べる。 [review] (3819695) | 実に明快な映画である。清々しい。それは脚本の執筆からCGIの操作に至るまで、映画が「アクションの思想」とでも呼ぶべきものによって貫かれているためだ。各カットの強度では劣るものの莫大なアイデアの投入量が挽回し、橋梁アクションの総合得点ではあの歴史的傑作『[投票(6)] |
接吻 Seppun(2006/日) | たろ) | 独り言の多い女だな。72/100 ([投票(2)] |
接吻 Seppun(2006/日) | review] (煽尼采) | これはもはや人間の劇という以上に、人間を介して描かれる、拒絶、媒介、共鳴という情念の相互作用の論理的帰結の劇である。 [[投票(3)] |
接吻 Seppun(2006/日) | review] (ぽんしゅう) | 「君がどこまで堕ちるのか心配だ」。心情を語ることを放棄した男との共闘を決意した女には、この常人の代表者たる弁護士の言葉に、常識という名のおごり以外何も見い出せなかっただろう。京子の愛は、愛ではない。少なくとも、決して男に対する恋愛などではない。 [[投票(6)] |