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赤い戦車さんのお気に入りコメント(1/48)

荒野の誓い(2017/米)★4 とても肌理細かに演出された西部劇だ。まずは開巻、子供達に文法を教える開拓民の清らかな日常生活イメージが、コマンチによって蹂躙される、その激変の落差とスピード感に「活劇」を感じて胸が熱くなる。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ハートに火をつけて(1990/米)★4 冒頭の目撃シーンの移動撮影なんかも見事だが、この映画が本当に良くなるのは、映画の中盤から。デニス・ホッパージョディ・フォスターに手錠をかけた瞬間から「映画」が始まる。メチャクチャいい加減なストーリ展開だが、画面は真に「映画」だ。 (ゑぎ)[投票(1)]
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)★5 冒頭近くのインタビューシーン。西部劇のセット。酒場かなんかの前の通路で、俳優・レオナルド・ディカプリオと、そのスタントダブルであるブラッド・ピットがインタビューされる設定なのだが、まず、この場面に違和感を覚える。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
アルキメデスの大戦(2019/日)★4 天才を翻意説得するなど五十六のヤンキー脳では無理やろが罷り通る映画帝国の愛すべき虚構。単線構造のプロジェクトXを牽引する菅田の振り切れの横で徐々に感化される柄本も好佇まい。大団円後、世界観を転倒させる悪魔の囁きも気が利いてる。 (けにろん)[投票(5)]
嵐電(2019/日)★4 本作は、井浦新安部聡子よりも、高校生たちよりも、大西礼芳金井浩人のエピソードだろう。まず、大西の関西弁のセリフが実にいい。そして、初めて読み合わせをする撮影所のシーンで、2人きりになってから、いきなり空気が変わり、真に「映画」の画面になる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
さよならくちびる(2019/日)★4 成田凌門脇麦のアパートへ迎えにくる場面から始まる。二人が歩くカット等フルショットの構図がとても端正で、こゝで既に気持ちよくなる。2人は小松菜奈の待つ、ジープ・ラングラーに乗り込む、という良い出だし。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
イメージの本(2018/スイス=仏)★3 色の氾濫とネガ反転のようなハイコントラストのエフェクト。いくらなんでもソースをいじり過ぎだろうと思わせる、だが、もう慣れた感もある、近作のゴダールのスタイルだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)★3 シーン導入部で必ず水平横移動か、パンニングをする。屋内でも屋外でも。ほゞ全てのシーンで、なのだ。これが鬱陶しい。待ちポジションが続くとダレるのと同じだ。逆に前進後退移動は、ほゞなし。さらに、切り返し(リバースショット)も基本なし。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ブラック・クランズマン(2018/米)★2 全くアカデミー脚色賞受賞作に相応しい、映画としての、画面の愉悦に乏しいプアな映画だ。さらに云えば、これは映画を作ろうとして作られたものではないとさえ思える。本作中、最も良いカットは、冒頭の南北戦争場面の大俯瞰クレーン移動ショットだ。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
運び屋(2018/米)★4 彼が演者として映っているだけで映画らしくなる、というような簡単なものではないと分かってはいるのだが、それにしても、例えば近作5作のパワーダウンを完全に払拭する。どうしてこうも違うものなのか。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
パジャマゲーム(1957/米)★5 色とりどりの縞模様のパジャマ生地をバックにした冒頭から、ハリー・ストラドリングのカラー撮影の素晴らしさは尋常ではない。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989/米)★4 ミシェル・ファイファー!もうその登場シーンから目が釘付けになる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
拳銃魔(1949/米)★5 車中の後部にカメラを置き、ワンカットで、銀行襲撃を撮るシーケンスが、確かに映画史に残る演出アイデアではある。銀行前に停車した際、警官が現れ、ペギー・カミンズが車から出て会話をする、という部分が殊に素晴らしい。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018/米)★3 これほどまでに凄まじいが血の通わぬアクションを無造作に積み上げていったい何をしたいのか、オレにはよく判らない。 [review] (ペンクロフ)[投票(4)]
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米)★2パンズ・ラビリンス』のような妖しく美しい暗黒幻想譚かと思いきや、嫌いなジャン・ピエール・ジュネ風の幼稚で狭苦しい箱庭映画に失望。本筋は粗雑で凡庸なメロドラマに過ぎず、むしろ主役はマイケル・シャノンと思いたい。 [review] (煽尼采)[投票(4)]
片目のジャック(1961/米)★5 ペキンパーとキューブリックが企画段階で参加している西部劇で、ちょっと普通の西部劇にない倒錯した奇異な趣が楽しめる。また中盤までのマーロン・ブランドカール・マルデンの虚々実々のやりとり、嘘のつき合いは、確かにタランティーノを熱狂させるだけのことはある面白さ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
レディ・バード(2017/米)★4 冒頭、車の中で「怒りの葡萄」の朗読を聞いて涙する母と娘。直後の顛末の見せ方、そのスピード感にうなる。ラストも車を運転する場面のフラッシュバックがあり、母への想い、わが町サクラメントへの想いが語られるので、全体に本作は自動車の映画であり、母娘の映画であり、サクラメントという町についての映画だったという心象が強く残る。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
妻として女として(1961/日)★5 成瀬巳喜男のアクション繋ぎは視線のアクション繋ぎだ。ラスト近く、森雅之高峰秀子淡島千景の対決シーン。ローキーの中で展開される視線の交錯とカット繋ぎの恐るべき厳格さ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ブレスレス(1983/米)★3 最悪のリメイクにはなっていないと思う。「矢っ張りトリュフォーもゴダールも偉かったのだ」と再確認して終わり、という映画にはなっていない。こんなリチャード・ギアでも『愛と青春の旅だち』より百倍は好感が持てる。ヴァレリー・カプリスキーを発見できただけで価値があると思う。 (ゑぎ)[投票(2)]
ラフ・カット(1980/米)★4 小さなアバンタイトル、バート・レイノルズレスリー=アン・ダウンそれぞれが視線を交わすバスト・ショットからもう鳥肌モノの格好良さ。ラストまでドン・シーゲルらしい全く無駄の無い演出。オチの提示のし方のそっけなさもシーゲルらしい。もうレイノルズとアン・ダウンのサービス・カットを見ているだけで時間を忘れる。 (ゑぎ)[投票(1)]