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赤い戦車さんのお気に入りコメント(1/48)

さよならくちびる(2019/日)★4 成田凌門脇麦のアパートへ迎えにくる場面から始まる。二人が歩くカット等フルショットの構図がとても端正で、こゝで既に気持ちよくなる。2人は小松菜奈の待つ、ジープ・ラングラーに乗り込む、という良い出だし。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
イメージの本(2018/スイス=仏)★3 色の氾濫とネガ反転のようなハイコントラストのエフェクト。いくらなんでもソースをいじり過ぎだろうと思わせる、だが、もう慣れた感もある、近作のゴダールのスタイルだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)★3 シーン導入部で必ず水平横移動か、パンニングをする。屋内でも屋外でも。ほゞ全てのシーンで、なのだ。これが鬱陶しい。待ちポジションが続くとダレるのと同じだ。逆に前進後退移動は、ほゞなし。さらに、切り返し(リバースショット)も基本なし。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ブラック・クランズマン(2018/米)★2 全くアカデミー脚色賞受賞作に相応しい、映画としての、画面の愉悦に乏しいプアな映画だ。さらに云えば、これは映画を作ろうとして作られたものではないとさえ思える。本作中、最も良いカットは、冒頭の南北戦争場面の大俯瞰クレーン移動ショットだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
運び屋(2018/米)★4 彼が演者として映っているだけで映画らしくなる、というような簡単なものではないと分かってはいるのだが、それにしても、例えば近作5作のパワーダウンを完全に払拭する。どうしてこうも違うものなのか。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
パジャマゲーム(1957/米)★5 色とりどりの縞模様のパジャマ生地をバックにした冒頭から、ハリー・ストラドリングのカラー撮影の素晴らしさは尋常ではない。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989/米)★4 ミシェル・ファイファー!もうその登場シーンから目が釘付けになる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
拳銃魔(1949/米)★5 車中の後部にカメラを置き、ワンカットで、銀行襲撃を撮るシーケンスが、確かに映画史に残る演出アイデアではある。銀行前に停車した際、警官が現れ、ペギー・カミンズが車から出て会話をする、という部分が殊に素晴らしい。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018/米)★3 これほどまでに凄まじいが血の通わぬアクションを無造作に積み上げていったい何をしたいのか、オレにはよく判らない。 [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米)★2パンズ・ラビリンス』のような妖しく美しい暗黒幻想譚かと思いきや、嫌いなジャン・ピエール・ジュネ風の幼稚で狭苦しい箱庭映画に失望。本筋は粗雑で凡庸なメロドラマに過ぎず、むしろ主役はマイケル・シャノンと思いたい。 [review] (煽尼采)[投票(4)]
片目のジャック(1961/米)★5 ペキンパーとキューブリックが企画段階で参加している西部劇で、ちょっと普通の西部劇にない倒錯した奇異な趣が楽しめる。また中盤までのマーロン・ブランドカール・マルデンの虚々実々のやりとり、嘘のつき合いは、確かにタランティーノを熱狂させるだけのことはある面白さ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
レディ・バード(2017/米)★4 冒頭、車の中で「怒りの葡萄」の朗読を聞いて涙する母と娘。直後の顛末の見せ方、そのスピード感にうなる。ラストも車を運転する場面のフラッシュバックがあり、母への想い、わが町サクラメントへの想いが語られるので、全体に本作は自動車の映画であり、母娘の映画であり、サクラメントという町についての映画だったという心象が強く残る。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
妻として女として(1961/日)★5 成瀬巳喜男のアクション繋ぎは視線のアクション繋ぎだ。ラスト近く、森雅之高峰秀子淡島千景の対決シーン。ローキーの中で展開される視線の交錯とカット繋ぎの恐るべき厳格さ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ブレスレス(1983/米)★3 最悪のリメイクにはなっていないと思う。「矢っ張りトリュフォーもゴダールも偉かったのだ」と再確認して終わり、という映画にはなっていない。こんなリチャード・ギアでも『愛と青春の旅だち』より百倍は好感が持てる。ヴァレリー・カプリスキーを発見できただけで価値があると思う。 (ゑぎ)[投票(2)]
ラフ・カット(1980/米)★4 小さなアバンタイトル、バート・レイノルズレスリー=アン・ダウンそれぞれが視線を交わすバスト・ショットからもう鳥肌モノの格好良さ。ラストまでドン・シーゲルらしい全く無駄の無い演出。オチの提示のし方のそっけなさもシーゲルらしい。もうレイノルズとアン・ダウンのサービス・カットを見ているだけで時間を忘れる。 (ゑぎ)[投票(1)]
カメラを止めるな!(2017/日)★3 「撮影現場の創意の映画」のように見えて、私には完全に「プリプロダクションの映画」だと思える。もう少し丁寧に書くと、撮影現場での創造性はあまり伝わらず、撮影前の設計段階で面白さが決まってしまっていると思える、創造性という意味での豊かさが、ごく限定的にしか感じられない映画ということだ。 [review] (ゑぎ)[投票(10)]
ディストラクション・ベイビーズ(2016/日)★3 獲物を物色しながら徘徊を続け、いったん殴り合ったら勝つまで執拗に挑み続ける柳楽優弥は、だが、一方的な狩猟者ではない。カメラは、返り討ちに遭った彼の、血塗れの顔に浮かぶ充実感を捉える。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー(2018/米)★4 雪の西部劇であり、砂浜の(海の見える)西部劇。予告編を見た時から、他ならぬロン・ハワードの西部劇なのだから、悪くなろうはずもないと確信したが、期待に違わぬ出来栄えだ。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
女と男の観覧車(2017/米)★3 ウィンスレットの荒びと倦怠は未だしも若造との情事がのめり込んだよに見えず余裕の遊び半分に見え後半の展開がしっくり来ない。一線を越えたかの如きラスト大芝居は空転する。悪魔チックな火遊びガキやトリッキーな照明。ピースは揃ったが噛み合わない。 (けにろん)[投票(2)]
仮面の報酬(1949/米)★4 こんな面白い映画をメキシコロケで易々と作り上げている(ように見える)のだから、矢張りドン・シーゲルは最初期から非凡だ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]