コメンテータ
ランキング
HELP

赤い戦車さんのお気に入りコメント(1/49)

ローズの秘密の頁(ぺージ)(2016/アイルランド)★4 タイトルバック、ファーストカットは病院の暗い廊下。続いてルーニー・マーラの後姿。ドリーで寄り、ティルトダウンすると、本(聖書)に何か書き込んでいる。「The book of Job」の「Job」を「Rose」に書き換えている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
デュエル(1975/仏)★4 これもすこぶる面白い映画だ。全カットが刺激に満ちている。ファーストカットは、大きな球(バランスボールみたいな)に乗ったリュシー−エルミーヌ・カラグーズ。その上半身とバランスを取る右手のカット。左手は、ピエール−ジャン・バビレが持っている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
都会の女(1930/米)★5 これも凄い凄い。完全無欠の超絶構図だらけ。もう冒頭の、汽車の中に座っているチャールズ・ファレルの美しい構図で、既にノックアウトされてしまう。シカゴに場面が移ってからのカフェのシーンは、アクション繋ぎの連続だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
皇帝のいない八月(1978/日)★2 狂人って天皇大好きだよな。狂人を惹きつける何かがあるんだろうな。 (ペンクロフ)[投票(2)]
シナのルーレット(1976/独=仏)★4 美しい色遣い。オープニングから目が釘付けになるカッコ良さ。すぐに舞台が別荘の城に移り、大半のシーンがこの邸の中で展開されるが、派手なアクションシーンがなくても、活劇は作れる、という見本じゃないか。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ミークス・カットオフ(2010/米)★5 タイトルバックの絵に1845という数字が見える。まだ単発銃が主流の時代だ。冒頭は川を渡る場面。女たちは、籠などの荷物を持ってゆっくり歩く。牛と馬とロバも、川の中をゆっくり渡っていく。ロングショットなので、俳優の顔もよく分からない。5分くらい科白無し。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021/日)★3 ボクの魂を成仏させてくれなかったエバーへ。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(8)]
シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021/日)★3 DVヒモ野郎が更生したからって褒めちぎるのかという問題 [review] (ペンクロフ)[投票(8)]
海峡(1982/日)★2 ダラダラダラダラ142分も何やってんだこれは。70分に切れる。暗い顔でブツブツと「マンモスが通った道だー」などと繰り返すコミュ障に誰がついていくんだ。誰が命を張れるんだ。これは現場への侮辱だろう。 (ペンクロフ)[投票(2)]
ホモ・サピエンスの涙(2019/スウェーデン=独=ノルウェー)★3 退屈の核心は筋やアクションの不在というより被写体の魅力の欠落にある。どやつもこやつも血色が悪すぎて不気味だ。このメイキャップはゾンビに施される類のそれである。舞台が冥界と解するならば原題「果てしなさについて」も腑に落ち、死者は生前と変わらぬ営みを続けるという死生観が立ち現れてくる。 (3819695)[投票(2)]
ブルータル・ジャスティス(2018/米=カナダ)★4 ちょっと長尺過ぎるとは思うが、強烈に緊張感を維持する傑作犯罪映画だ。例えば、銃撃が全部簡潔だ。間延びした演出は行われない。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
空に住む(2020/日)★3 主要人物の設定やキャラ造型も、私には、どうもありきたり(どっかで見たことがあるような、もっと云えば、マーケティング優先でAIがハコ書きをこしらえたような)ものにしか思えなかった。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ミッドウェイ(2019/米=中国=香港=カナダ)★4 1937年、日米開戦以前の日本から始まる。 [review] ()[投票(3)]
息もできない(2008/韓国)★3 夜の漢江の岸辺のシーンでは私とて嗚咽がこみあげる。力のある映画だと思うが、全体に嫌な作劇だとも思う。例えば登場する父親二人、特にヨニの父親の描き方が耐えがたいほど嫌らしい。そして、エンディング、終止符の打ち方も、私は嫌いだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女(2009/伊=仏)★4 時代背景を描写する方便もあり、『夜よ、こんにちは』以上に、膨大な古いモノクロ映像が挿入される。映画を見るシーンも多く、何回あっただろう、全編で5、6回はあったと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
夜よ、こんにちは(2003/伊)★4 アルド・モロを監禁する部屋探しの場面から始まる。主人公は赤い旅団のメンバーで実行犯の中では一人だけの女性キアラ−マヤ・サンサ。彼女の職場や生活圏の描写も一部あるが、基本的にモロを監禁した部屋と家屋が、殆どのシーケンスの舞台となる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
シチリアーノ 裏切りの美学(2019/伊=仏=ブラジル=独)★3 ベロッキオにしては、ぶっ飛んだ演出があまりないし、観客を置いてけぼりにするぐらいの疾走感も感じられなくて、少々寂しいのだが、全編安定した出来ではある。ベロッキオの中では普通に面白い。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ウィリーが凱旋するとき(1950/米)★4 フォード映画として最上級かと問われると疑問だが、しかし、十分にスタージェス映画と互角に渡り合える面白い喜劇だ。前半は、主人公ダン・デイリーの、前線への異動の嘆願、上官の却下、昇進、善行賞推薦の繰り返し。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ランボー ラスト・ブラッド(2019/米)★4 ランボーは民話でいうところの「鬼」になったのだと思う。あの、ツノ生えてて、金棒持ってる、あの鬼です。 (ペンクロフ)[投票(2)]
デッド・ドント・ダイ(2019/米)★3 本作のジャームッシュ、ふざけ過ぎというか、ふざけ足りな過ぎというか(どっちやねん!)、イマイチです。冒頭の森の中、鶏を盗んだ男を捜すビル・マーレイアダム・ドライヴァーのシーンの木漏れ日なんかは、いいなと思ったし、森で暮らす男がトム・ウエイツってのも嬉しくなったのだが、 [review] (ゑぎ)[投票(4)]