★3 | 彼女のイライラがこちらにまで飛んできて、終始イライラさせられた。かつて富裕層という階級に身を置いていた女性が、そこから転落してもなお虚勢を張り自分を変えられないでいる姿を見て「なにが楽しいんだろう」と個人的には思った。 (IN4MATION) | [投票] |
★3 | ウッディの無理やり不幸へ落すストーリィ、フラッシュバックの無理の無さ、そしてセリフの巧みさ。笑って笑って90分でした。セレブの正体が浮き彫りになる。中味の無い、夫と同じ詐欺師のような女。ケイトの、時にうつろでコワい目にドキッとする。 (KEI) | [投票] |
★3 | ケイト・ブランシェットの圧倒的な女優映画。やはり、アレンの出ないアレン映画はムダが少なくていい。クレジット開けの旅客機の飛行カットの簡潔さからグッとくる。
[review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | ユダヤ・ジョーク版「ボヴァリー夫人は私だ」。内視鏡検査が楽しみと語るお婆さんが素晴らしい。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 階級間移動のための脱出速度を確保できるのか。その可否の焦点化で緊張を醸成する類の正統派な話である。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★4 | 歳をとって視点に嫌味がなくなったウディ・アレンって感じ。ケイト・ブランシェット最高。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 良くできた作品だと思うけど、いつものウディ・アレン監督作品ほどは好きになれなかった。 (Passing Pleasures) | [投票] |
★4 | ウディ•アレンの予想をはるかに超えたであろう、ブランシェットの演技。スゴいわ。84/100 (たろ) | [投票] |
★4 | キャスティング、プロダクションデザインが圧巻。ジンジャーサリー・ホーキンスとチリボビー・カンナヴァルのダサさも最高!イヤミったらしくないウディ・アレン初めて見た。 [review] (jollyjoker) | [投票(3)] |
★4 | 虚栄の中の善良もしくは善良の行きつく果ての虚栄。誰も彼女を責めることなどできやしない。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 祝・オスカー主演賞。『アビエイター』なんぞが「代表作」と言われないで済みそうです。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★3 | 4点はつけないかな。佳作だとは思う。ケイトがシェイプアップしすぎて美しすぎるんだよね〜、そこが難点の映画。こんな女なら誰かがほっとかないし、このまま落ちたままじゃないだろと思えるから、同情とかもまったく感じなかった(笑)。ケイトかわいいんだもん。 (worianne) | [投票] |
★4 | 過去シーンの前触れを欠いた訪れが不吉だ。前作『ローマでアモーレ』でまるで亡霊のように撮られたアレック・ボールドウィンが、ここでは「『死の予兆を孕まない生者』としての死者」というきわめて複雑な在り方で現れ、映画の負の中心を占める。それでもなおウディ・アレンは全作中人物と等距離を保つ! (3819695) | [投票(2)] |
★4 | センスのいい洒落た演出。この作品は演出家と役者冥利でもある落ちて行く女を見事演じ切る女優との格闘劇だ。日本であれば杉村春子が演じるような新劇のような題材を、見事現代のアメリカに見据えるその意味とは、、。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | 軽妙洒脱な語り口の彼方から隙間を縫って顔を見せる地獄と言うより妄執と我慾と欺瞞まみれの世界はこう語られるべきという信念さえ感じるアレンここ10年の集大成であり結実。アメリカが直面する社会構造の破綻と踊り踊らされた人たちへの慈愛が泣ける。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | 妹友達に引きずられて遊びに行かされるシーンが好き。嫌な顔しているジャスミンにお構いなしにべらべら喋るチンピラ風な二人。横で気を使う妹。絵的にかなり変で可笑しかった。チンピラ風と元セレブ。アレンの映画でも珍しい組み合わせだから余計 [review] (ギスジ) | [投票(3)] |
★4 | ケイト・ブランシェットが頭悪いしおかしいし痛すぎて哀れになってくる。彼女を捉えるカメラも冷徹。嫌な奴ばかり出てくるし何度も観たいとは思わないが2chで実況したら凄く楽しそう。 (パピヨン) | [投票] |
★4 | コメディではあるけど近年の彼の作品ではぐっとシリアスな作品になっている。ウディの久しぶりな私映画としての側面も [review] (HAL9000) | [投票(2)] |
★4 | マスカラの涙で目元を黒ずませながら「降りられない」女の哀れさを体現するケイト・ブランシェットの奮闘ぶりは見事としか言いようがない。「上位1%の富裕層が富全体の20%を…」みたいな格差社会への反感という世相を味方に付けた作風だが、 [review] (緑雨) | [投票(7)] |
★4 | ケイト・ブランシェット縦横無尽 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★5 | 悪意や底意地の悪さは微塵もなく、淡々と場面を積み重ねていく監督の視点が素晴らしい。キャスティングも秀逸。「これだから女ってヤツは全く」と書くと、差別だなんだと怒られそうだが、そう思わせる典型的な女性の行動を見る気がする。 (サイモン64) | [投票(1)] |
★4 | なかなかツラい話で、ある意味身につまされる映画である。どう収めるかと思ってみていくと、なるほどこう来るか、って感じ。ウッディアレンの円熟ってやつだ。結局アメリカ人は真面目だから逃げ場がないね.まずまずの佳作でした。 (ぱーこ) | [投票(1)] |
★4 | ジャスミン(ケイト・ブランシェット)の鼻もちならない上昇志向は現実からの逃避にも見え、一方、妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)の弛緩は向上心の意味すら理解できない現実肯定への逃避。対を織りなす成り行き志向が「懸命」を哂う笑えない喜劇。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 3.5。目下のところアレン映画で最も透明な語り口の作品ではないだろうか。役者を追いかけるやや長めの1ショットに、単純な切り返しで役者たちの誇張されすぎない演技を撮る。室内にうまく配置された色彩の美味しさやハイキーめで統一された屋外のカミンスキー的陽光。物語に抗うような野蛮な視覚的突出は無い、だがこういう作家の影を消した作品を観るのはこちらも楽しい。 (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | これでウディ・アレン作品が好きになれそうです。 (stimpy) | [投票(1)] |