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[コメント] 田園に死す(1974/日)
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★54月13日 東京都中央区銀座字恐山    [review] (新町 華終)[投票(7)]
★2挿入される短歌が寺山の自意識過剰を無闇にPRしてその度に感興を削がれる。嫌悪すべき母の描写が中途半端なため、母へのトラウマに苦しむ様は「へえ大変ね。俺は母ちゃん大好き」レベルの他人事。恐山の異次元的イメージは映画的に創られたものではなく有りの儘だからスクリーン上では驚く事もない。色彩感も一辺倒。同時代的に目の当たりにした方の驚きは分かる気もするが、この「田園」で死ぬ気にはならない。 (DSCH)[投票(1)]
★4故郷を棄て母を棄てた思いが、自責や懐旧のセンチメンタリズムではなく分析的且つ冷徹な視線で語られる。一方、イメージは超絶に土着的で猥雑であるが又過剰に絢爛で豊穣なのだ。そのアンビバレンツを逆しまに嘲笑するJ・A・シーザーの音楽も肝。 (けにろん)[投票]
★5八千草薫さんをこのように演出できるのは寺山修司先生しかいない。陸奥の文学が伝わる作品ですね。すごい! [review] (chokobo)[投票]
★3イメージの煥発に才気は宿るが、あまりにも映画からかけ離れた画面の佇まいには真に迫る情動がなくSO-SO [review] (junojuna)[投票(1)]
★5正直な話、J・A・シーザーの音楽がなければこの映画の魅力は半減しただろう。これほど映像にマッチした音楽は聴いた事が無い。 (赤い戦車)[投票]
★4個人的ホラー映画恐怖度ランキング、1位の交代。 [review] (パグのしっぽ)[投票(1)]
★4めくるめく極彩色の寺山修二の世界。前衛的で演劇調 特異な映像美。挿入句は どれもすばらしく効果的。 (ルクレ)[投票]
★5思い出は過去のものだけじゃなく、現在にも浸食してくるものと知り、とても怖くなりました。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4私の悪趣味にど真ん中ストレート。でも、ちょっと「性急(せっかち)な思想」っぽい? [review] (サイモン64)[投票(1)]
★4日本版アレハンドロ・ホドロフスキー [review] (氷野晴郎)[投票]
★4うーん・・・。わかったようなわからんような・・・。見れば見るほど味の出るスルメみたいな作品かも。また日を改めて見たい。 (TOMIMORI)[投票]
★2自身の内面への省察を映像化、にしては仕掛けが安すぎるのか、時代が過ぎ色褪せてしまったのか、迫ってくるものがない。タイムパラドックスのくだりにしても、もっともらしい説明を加えるが、結局のところ何も言っていないに等しい。こう見せればみんな驚くだろという意図が透けて見え、全体的に薄っぺらく感じた。ただ、あの不気味な短歌だけ頭にこびりつく。(★2.5) (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★3開始5分のその霊威には度肝を抜かれたが、後は安いイメージの羅列にしか思えず。雛壇とか印象的なシーンもあるんだけどもう一つ煮え切らない。 [review] (ドド)[投票]
★3相変わらず、悪趣味極まりない映像の連続だし、8割方鬱陶しいが、描きたい事は分かるし、展開・話の運び方はそれなりに上手かったりするから、余計に腹立つ。普通にしろ!['05.7.24DVD] [review] (直人)[投票]
★5卓抜した色彩・構図による映像美、「母さん死んでください♪」をはじめとする変な童謡、自分探しの異形タイムスリップ、恐山の幽玄さ。正直、???のシーン目白押しだが、思ってたよりは支離滅裂ではなかった。個人的に笑いのツボを刺激したと同時に、母親・女性に対するコンプレックスが肥大したイメージの羅列に酔いっ放し。 [review] (クワドラAS)[投票]
★3血管を洗浄したくなる寺山的悪夢空間。ラストシーンの衝撃。 (hk)[投票]
★5映像美・いかがわしさについて、天才寺山修二に追随できる監督はいないと思います。エヴァとの共通点?大有りです。母子家庭ですごし、生涯をとおして、母子カプセル内の確執、つまり母の愛情地獄からの脱出をテーマに、寺山は作品を世に送りだしていました。 (SUGER WATER)[投票(1)]
★4正直、ハマらなくてよかったと思います。ちょっとヤバかったです。 (みかつう)[投票]
★5赤子の“赤”、肌襦袢の“赤”、血の“赤”。とにかく「赤」という色がとても効果的かつ威圧的。 [review] (peaceful*evening)[投票(5)]
★5ラスト。(2003/08) [review] (秦野さくら)[投票(3)]
★3だれか、どうしてみんな白塗りなのか理由を教えてください。[Video] (Yasu)[投票]
★4けっして奇をてらったわけではなく、真剣に悩んで苦しんでこんなの作っちゃったんだろうから恐れ入る。この映画観た数日後、突然高熱を発し寝込んだときにゃ、マジで呪われたのかとちょっとビビりました(実話)。 (緑雨)[投票(1)]
★4寺山劇の世界。飄々たるこころの内側。スケールの違いこそあれ人間皆こういう心象風景を持っている。その表現力に脱帽。後々語り継がれる映画。 (セント)[投票]
★3えらい、きれいです。 [review] ()[投票]
★4ばったりちょうど岡本太郎の「神秘日本(オシラの魂)」とか読んでたので、「東北地方の社会…」ってことばかり思ってました。きれいね。大人ってキタナイわね。 (OCTA)[投票(1)]
★3これまでなかなか機会がなくて見ていなかった作品。感想。う〜ん想像よりストーリーがあった。もっと訳わからない映像満載なのかと思っていたから。ストーリーをとるか映像美ってとこで見るか・・・総合するのが微妙。期待以上でなっかたので★3かな。 [review] (megkero)[投票(1)]
★5母と離れて暮らした一人っ子の寺山少年を思うと、胸が詰まる。奇妙な映像は、孤独な少年時代の空想癖?表現という術を持たなければ、寺山修司は、何か大きな犯罪を犯したような気さえしてくる。この屈折度…コワイ&イタイ。 (Linus)[投票(3)]
★5時計仕掛けの俺んち。知覚の襖。胸に響くは、「母さん、私をもう一度妊娠して下さい。」 [review] (町田)[投票(11)]
★4NHKで深夜にやってる60年・70年代の農村を舞台にしたドキュメントをみてると、あまりの閉塞感から恐怖を覚えて眠れなくなる。この映画をみた感覚はまさしくソレだった。 [review] (バーンズ)[投票(8)]
★4渋谷にあった天井桟敷は子供の目にはわざとらしくて不快だったけど、寺山さんがワン・アンド・オンリーかつ強固なイメージの人なのが大人になって判った。亡くなる少し前に、やはり渋谷で小さなアパートの便所(トイレでなく、ね)を覗いていて逮捕された事件が「天然の天才」の苦悩に思えたっけ。 (エピキュリアン)[投票]
★4時空を超えた自伝映画。 [review] (マッツァ)[投票(12)]
★5総天然色の『8 1/2』。この世で一番浅ましくて、醜くて、ゆえに愛おしい母親という存在。そこから逃れるためには、「殺す」か「捨てる」しかないのだという寺山の哲学が一貫している。 (リーダー)[投票(4)]
★4始まりからずっとスッゲー、スッゲー、と思って観てた。アングラって言葉に最近すごく惹かれます。 (佐々木犬)[投票]
★5かなり前に偶然、深夜TVで見た時はトラウマになる位衝撃的だった。 [review] (あっしー)[投票]
★1「奇才」とはなんと都合の良いうたい文句だろう。観るに堪えない「映像美」はクソの役にもたちはしない。知識人ぶる事よりも素直になる事が大事ではないだろうか。 (教祖)[投票(2)]
★5この映画を観てから一気にアングラに毒され、自分の舞台ではラスト屋台崩しをしなきゃ気が済まなくなってしまった罪な一作。 (tkcrows)[投票(3)]
★4日本人なら田園で死ね! [review] (ボイス母)[投票(12)]
★5となりで寝ている息子に重くのっかかった母親の太い足が象徴的。そりゃ、逃げるで。しかし、あの「おっかさん」は男? (靴下)[投票(2)]
★3←この点数、正直自分でも驚いています。 [review] (レディ・スターダスト)[投票(4)]
★5ピロちゃんきゅ〜さんへのわたしなりの解答はこれ! [review] (ALPACA)[投票(1)]
★5みちのくの 黒き太陽に 紅(べに)が映え 哀切な“つげ義春”に 魂吸われむ (いくけん)[投票(8)]
★4うん、三上寛だけでも観る価値はあるね! (太陽と戦慄)[投票(2)]
★5国会をワイドショーに売り渡した小泉首相よりも魅力的なダンディー寺山修司に日本の構造改革をしてもらいたかった…古くなった雛壇(国会)の埃と膿みを洗い流すために雛壇を川流しして予算を加味して国会議事堂をテントにするぐらいの政策ならしてたかも。 (ジャイアント白田)[投票(3)]
★3いつもこんな恐ろしいことばっかり考えてたら、心の安まるときがないでしょうねえ。私は明るく清潔な世界に生まれてきて良かった。 (華崎)[投票(2)]
★4母の呪縛の恐怖。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★5少年の目の前に次から次と現れる事どもの葬列。葬列の人々は、つながりはあってない。そしてどのようにでもつないで見せられる。またどのようにつないで見ようがこっちの勝手 (まご)[投票]
★4三上寛カッコイィ! と思った。 (tikitiki)[投票]
★5寺山映画で一番すき。この作品は映画って枠に収まりきれてないと思った。 (stereo80)[投票]
★4千と千尋の神隠し』はコレの裏バージョンであるらしい。(ウソ) [review] (はしぼそがらす)[投票(7)]