★5 | いろんな意味でギラギラしてる。ああもう、みんな頭冷やせよ!と叫びたくもなるけど誰も憎めない。冒頭のF.ノリスのお言葉だけでもしびれます。無声映画をもっと見てみたくなる。 (tredair) | [投票(3)] |
★5 | 駅近い汚い海の堤防によいしょと腰をかけた二人を待っていたかのように豪雨が襲い女は走り去り男はガッツポーズ。職を探せと押し出した夫を斜め上から階段越しに見下ろす妻を見上げるカメラ。犬に噛まれるから入れない窓越しの妻。あやめた夫の長い影。不気味な緊張感は他にない。凄い。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★5 | シュトロハイムの作品に登場する人物は総て欲望に余りにも忠実に生きている。この作品はその傾向が余りにも顕著で、背筋が寒くなった。自身名俳優であるシュトロハイムは俳優を演じさせるのにも天才的だ。 [review] (りかちゅ) | [投票(2)] |
★5 | サイレント時代にこれほどの映画が作られている。現代は飽和状態でこれほどのドラマを作れる才能は見あたらない。古いのに新しい。 (chokobo) | [投票(2)] |
★5 | 画面の中が真空状態に見えるほどの緊迫感。聞こえないのにセリフを忠実にしゃべらせるという、監督の偏執的なこだわりが、酸欠状態をさらに助長する。 (くたー) | [投票(2)] |
★5 | 圧倒される映像の迫力。暗鬱な雨の風景、一転して照りつける砂漠。どこまでも金に執着することの無意味さと、そこから逃れられない我々の業を突きつけられるような苦しい映画。 [review] (サイモン64) | [投票(1)] |
★5 | シュトロハイムのファンになった。無声時代にこれだけの作品がよく生まれたと思う。というのは私の浅見。無声、トーキーは一つの手段であって、素晴らしい作品を生み出す才能には関係がないんだということを痛感させられた。 [review] (KEI) | [投票(1)] |
★5 | 貧困的な人物描写に嘆きを覚える。でも、強欲や執着は誰にでも存在する筈。抑える衝動に歯止めが利かなければ、現代にもこんな人間がうようよしているのだろうなぁ・・・。地位や富を手にした人達の野心は、貧困人よりも質が悪そうだから本当に恐いと思えた。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | 何はともあれ最強の画面の映画だということは繰り返し語るべきだろう。雨の表現、灼熱の表現、猫と小鳥の暗喩等々この過剰な演出こそ映画の演出だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 境遇が流転しようとも夫ギブソン・ゴーランドの巨大な鼻は顔の中心で我を主張し続け、虚ろだった妻ザス・ピッツの目はやがて充積した貪欲に目玉がはち切れるほど見開かれ、童顔の友人ジーン・ハーシュルトの広い額と頬はついに乱れ髪と髭におおわれる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 序盤のこの奇妙な面子の勢揃いは何なのだろう。すでにこんな凄い映画があるから淀川さんはデヴィッド・リンチなど余裕で許容範囲だったのだとよおく判る。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 人間って怖い動物。生きるためではなく自分の欲望を満たすために行動する唯一の動物。 (KADAGIO) | [投票(2)] |
★4 | これだけの傑作なのに、ネットで検索すると『ザ・グリード』の方が必ず先に来るのは絶対おかしい。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 微笑ましい話であるべきものを「金と暴力」で塗り潰すシュトロハイム。辛辣と冷血と激しい自己破壊への衝動。そこには裏返しの貴族趣味のようなものがある。壮絶に寂しい映画。 (淑) | [投票(1)] |
★4 | 終盤に向かってどんどん怖くなる。人間さらけ出しドラマ。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | ビデオは適度にハサミが入って2時間弱だが、実際は半日ぐらいの上映時間の作品だったらしい。このストーリーで半日もつのか? (黒魔羅) | [投票(1)] |
★3 | 「人間」に絶望する映画。欲望はアレど、愛はミジンも存在しない世界 (ボイス母) | [投票(2)] |
★3 | 女は宝くじに当たり、男は貧乏くじを引く。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | サイレント期に全盛を迎えたシュトロハイムの不遇にSO-SO [review] (junojuna) | [投票] |
★3 | ノンストップで怖かった。顔が。 (ミイ) | [投票] |