★5 | 鳥という従順な生物と接して学ぶことで人間の生きる仕組みを理解していく男の強さ。人は心が腐らない限り次々と出てくる苦難に打ち勝ち続けられるのだというのを証明した作品。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(2)] |
★5 | 投獄されたことがなくとも、「制度」一般のもつ酷薄さや安易さはこの映画で伝わるはず。バート・ランカスターが最高の演技をしている。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | ストラウド(バート・ランカスター)の主張が『ショーシャンクの空に』のレッド(モーガン・フリーマン)の仮釈放審査の時の言葉にダブる。人が人を罰することを深く考えさせる。それぞれのその後は大きく異なるが、両方とも大好きな映画の一本。 (カレルレン) | [投票] |
★5 | 白黒のトーンがきれい。そこまで母は息子を溺愛するものなのか。 (カフカのすあま) | [投票] |
★4 | 罰なのか更正への道なのか。この命題に関しての相克を非常に上手く表現しているのではないか。 [review] (t3b) | [投票(2)] |
★4 | 小鳥の孵化を(ジャンプカットや早回しを含めるとはいえ)1カットで見せること。廊下の奥から手前までの移動や会話シーン、手先の運動をなるべく1カットで捉えること。この「1カットで捉える」ということが最も重要なのだ。1カットのアクションが持続を生み、持続こそが感動を生みだす。この年代の職人監督たちはその重要性を教えてくれる。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 二時間半にも及ぶ静的なドラマを手堅く見せきってしまうのだからフランケンハイマーの演出力はやはり大したものだ。中盤までは動物映画としても傑作。動物をこれほど繊細に扱った映画はあまりない。小鳥たちが独房内を飛び回る画面の現実的な幻想性! [review] (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 驚くべき実話を手堅い演出で見せる感動作だが、後半部分は蛇足。独房に入れられた男の不安や孤独が前半でしっかり描かれていないので、鳥に熱中する姿に説得力が足りない。命を育むという行為を通して、彼は自らが奪った命の重みに気づかなかったのだろうか。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] |
★4 | 素直に良い話だと思う。だが、人間は変わることができるが、それがいかに難しいかまでは描かれていないのが惜しい。 (ハム) | [投票] |
★4 | 演出がいいのか、どの演技人も魅力的。なんとも硬派な映画だ。 (kenichi) | [投票] |
★4 | 体の自由は奪えても、精神の自由は奪えない。かごの中でも鳥は歌を諦めない。 (mal) | [投票] |
★4 | 空虚な囚人生活にとって打ち込む事が出来るのは素晴らしいことだろうな。どんな悪いことした人でも優しい心は持ち合わせてるものだなぁ。 (レノ) | [投票] |
★4 | 不思議な作品。ランカスターもらしくないし、フランケンハイマーもらしくない。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | やがてカナリアを心の支えにしてしまう隣室のテリー・サバラス。ちょっと髪の毛あるよ。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | 更生は外部からの指導と強制によって成されるものなのか、自己改革によって内部から覚醒されるものなのかという問題提起に、当然正解が有るはずはない。人を二人殺した男が、おそらく何百万羽もの鳥の命を救ったという事実を力まず描く語り口に好感が持てる。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 鳥たちに出会うまで彼は自分を判っていなかったのだと思う。しきりに「管理」「規則」に対して言及しているが、それらがあるだけでも相当恵まれているはず。人間を殺した罪とは全く別のレベルの問題だ。アルカトラズ以降急激に失速したのが惜しい。 (24) | [投票(1)] |
★3 | 単に凶悪犯のバイオグラフィーではない点に好感が持てた。司法/刑法の在り方と人間の尊厳について考えさせられたからだ。 [review] (jollyjoker) | [投票] |
★3 | 実話か否かは映画の出来には関係ないが、それにしてもいろいろな人がいるもんだ。 (丹下左膳) | [投票] |