コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] マッチ工場の少女(1990/フィンランド)
- 投票数順 (1/2) -

★5少女の存在自体が、社会へのささやかなアンチテーゼであるかのようだ。 [review] (くたー)[投票(10)]
★5たった52の台詞。 [review] (AKINDO)[投票(9)]
★4常日頃から「自分の不幸・運の悪さを人の所為にするような奴はいつまでたっても幸せにはなれない」をモットーとする私を木っ端微塵にする映画。器のデカさの違いを見せつけられた。完全に突き抜けています。 (レディ・スターダスト)[投票(7)]
★4ブレッソンからどんどん脱線していく(含『ラルジャン』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票(6)]
★4「イチコロ」と言われて「ステキ」なんて呟いてしまう。そんな世界がとっても哀しいのに面白い。 (マック)[投票(6)]
★5「結果」しか見てくれないのが世間。カウリスマキは見ているものは明らかにそれと異なる。 (町田)[投票(5)]
★5予想を超えた不幸の連鎖に対するに、生態観察するが如き視線の冷淡だが、そこはかとない微妙なユーモアが感じられる。そこがブレッソン的冷徹と差異化する。日常的地獄を越境して達する更なる次元。そのことを描くことで絶対映画のレベルに到達した名品。 (けにろん)[投票(5)]
★4「マッチ売りの」ではなく「マッチ工場の」である。雨雪をしのぐ屋根と定収はあり、一応生存には困らないが、地味な悲惨が山積。カティ・オウティネンは実年齢31才で、「少女」と呼ぶには無理があるが、やはり「老けた少女」である必然性があったのだろう。この辺も「絶妙さ」のように感じる。 [review] (DSCH)[投票(4)]
★3これは悲劇なのか,喜劇なのか? 少なくともこの作品を観ると,「頑張れば必ず報われる」「最後に愛は勝つ」などという言葉が,いかに偽善に満ちているか良くわかる。 [review] (ワトニイ)[投票(4)]
★4無表情の中にいっぱい表情が詰まっている。相変わらず間が絶妙 (モモ★ラッチ)[投票(4)]
★4カウリスマキが世界に対して仕込んだ毒針のような映画。というのも、カウリスマキはきっと、怒ってもナイフや銃を振り回したりはせずに、黙って毒針を仕込むだろうから。(03.05.28@梅田ガーデンシネマ) [review] (movableinferno)[投票(3)]
★4うわぁ、イヤなもの観てしまった・・・! [review] (maoP)[投票(3)]
★3決して器量良しとは言えないヒロインが、不条理なまでに不幸な目に会い続ける…まずもってこの発想にこそアキ・カウリスマキ監督の凄みを感じずにはいられない。セリフ・シーンともに必要最小限の名作だが…マッチの火くらいの「暖かみ」があっても…。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(3)]
★3台詞や演技(表情)に全く頼らずに絶妙の間で見せる。う、うまい…。かなりのうまさと同時に、垢抜けない素人っぽさも混在してる感じ。カウリスマキ作品には何処となく映画表現の原初的な部分を感じます。 (埴猪口)[投票(3)]
★4冒頭の機械の無表情な動きがこの映画そのものなのだろうが、マッチの作り方、とか、納品チェックの中身、とか本題とは異なるものに惹かれているうちにあれよあれよと落とされていく。カティ・オウティネンは少女には見えないけれど、バーでのナンパで見せた笑い顔が頭から離れない。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★5この映画のきわめて特異なスタイルも、悲劇と笑いを同時に極めようとした結果と見ればあるいは当然のものだと云えるのかもしれない。つまり全ては「面白さ」のためということ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★5カウリスマキ作品は映画の原形質だ(05・9・21) [review] (山本美容室)[投票(2)]
★4ハリウッドでは作れない映画。シシー・スペイセク使ってもだめよ。 (りかちゅ)[投票(2)]
★4はじめて観た時は、自分がどん底だったからか笑えなかった…それがショック。 (ビデオのパッケージには「あなたの不幸度がわかる!」なんて書いてあったけ) [review] (かるめら)[投票(2)]
★4この奇妙な感じがたまんない。流れている時間も異質だし。なんだかわかんないけどいい、ってのは相当いいってことであります。 (ぱーこ)[投票(2)]
★4カウリスマキのセンスの巧みさと、カティ・オウティネンの演技を堪能できる作品。 (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★5これは革命の映画である。 [review] (たわば)[投票(1)]
★5衝撃作!ワハハハ。いや、マジでマジで。ワハハハ。ホントびっくりした。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3カウリスマキ「敗者三部作」のトリは本当の袋小路だった。(Reviewに『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』のネタバレあり)[下高井戸シネマ] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4「ダシ映画」。 [review] (24)[投票(1)]
★5いっつも間違えて「マッチ売りの工場」って言っちゃうんだけど、カウリスマキで一番好きです。 [review] (tomcot)[投票(1)]
★4不思議と心に残るヘンテコ映画 (パロルさん)[投票(1)]
★3映画自体がこの少女のように華がない。でもそこがいい。 (黒魔羅)[投票(1)]
★4北欧の空気そのもののように澄み切った映像。抑制のきいた簡潔なプロット提供。これにより主人公の心の動き一本にフォーカスを絞り鑑賞する至福を味わえる。観客の想像力をどれだけでも受容できる器の大きさをこの短尺の映画はもっている。 (ジェリー)[投票]
★3なるべくしてなったような少女の人生。辛抱か破滅か。しかし、私は(人ごとだからか)喝采を叫んでいましたね。やった! (KEI)[投票]
★2全く笑えないし、「厳しさ」の映画として見てもブレッソンあたりと比べて全然ぬるいなあと思った。 (赤い戦車)[投票]
★3絶望的に無表情、台詞より雄弁な煙草。もはやお約束とも言える画面作りは健在。しかしながら、今回はちょっと辛かった。 (TM)[投票]
★3さびしいナ〜 (ユメばくだん)[投票]
★4アキ・カウリスマキの意図していることと俺が感じ取ったことは見事に異なる恐れがあるが、それでも全く問題無しだと思われ。セリフの少なさに無表情、工場の機械だけがガタンゴトンと音を刻む。そこに成すのは喜怒哀楽の何…? [review] (ナッシュ13)[投票]
★4セリフが極端に少ないね。外国映画では珍しい。でも分る。映像の力。説得力ある。小津の影響大か。歌謡曲風の音楽が絶対入るね。圧倒的なオウティネン。彼女でなければ全く違った映画になるね。 [review] (セント)[投票]
★4カウリスマキの工場への視点はとても思慮深い。 [review] (バーボンボンバー)[投票]
★3私にはそれほど大した映画だとは思えないのだが、しかし、カティ・オウティネンの圧倒的な醜女ぶりと不幸の数珠繋ぎがとても面白いアキ・カウリスマキの小品。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4少女かどうかはさておき、北欧の映画ってこんな感じですよね?! (コマネチ)[投票]
★12度と観たくない、ダメだった。コミカルな表現でサラッと観れるが内容がきつくてきつくて・・・かわいそうだよ、いやだよそんなの。あの女性の顔が脳裏に焼き付く。(BOX買っちゃった) (ギスジ)[投票]
★2登場人物もパッとしない。話もパッとしない。画面も狭っ苦しい。 (ドド)[投票]
★3全体がショボイ感じ!でもそこが好きなのです。 (レネエ)[投票]
★4世界一、不幸とタバコが似合う女・カティ・オウティネン。 (バーンズ)[投票]
★2もっと笑える映画かと期待していたのでちょっと…。本当に不幸な展開は、あんな男にもひっかけてもらえない事だったりして。落ち込んだときに観ると救われる?更にドン底? (mize)[投票]
★3ブラックですねぇ。あまりにもかわいそう。心がうち沈んじゃいました。 (ハミルトン)[投票]
★5彼女の静かな怒りが笑えます。 (Curryrice)[投票]
★4深夜放送で見て、独特の「間」に引き込まれ、カウリスマキという名前を記憶にとどめることになりました。 [review] (扶桑)[投票]
★1暗くてサバサバした映画。サービスもへったくれもあったもんじゃない。好き嫌い分かれそうデス。 (キリ)[投票]
★3それなりによかったけど、それほどでもなかった。アキ・カウリスマキはやっぱり『浮き雲』だな!と思った。 (sangfroid)[投票]
★3ちょっとアッサリしすぎ? ()[投票]
★4疲れてたのでちょっと寝てしまいましたが(セリフ少ないし)、良いです。人間がよく描かれてる。 (波奈子)[投票]