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[コメント] ジョジョ・ラビット(2019/米)
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★4社会小説は物体の作り込みによってその誠意が担保される。30年代中欧の朽ち果てたインフラは総天然色の箱庭へ化粧直しされる。景物の作り込みは行為に影響を及ぼさずにはいられない。 [review] (disjunctive)[投票]
★4ポップな色調で描くナチスドイツの最期。他では観たことがない類稀なる語り口。 [review] (緑雨)[投票]
★3またサム=ロックウェルに持ってかれた。抗い難い狂気の瞬間に立ち会ったとしても、(映画の中の)彼位の矜持と優しさは持っていたい。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3ヒトラーに傾倒して世界を破壊するのも、女の子になびいて世界を救うも壊すも紙一重。無垢の希望と狂気を描くに究極的な題材なのだが、善意が溢れ過ぎている。もちろん、だからこその良さがたくさんあって否定したくないのだが、境界線上での爪先立ちのスリルというか越境する不健康さ、危うさが欲しい。 [review] (DSCH)[投票(5)]
★3緑と赤を中心とした色使い、そして、フェス・アンダーソンを思わせる可愛らしい画面作りが印象的。主な登場人物は皆魅力的だが、特にジョジョと母が素晴らしい。 [review] (irodori)[投票]
★3靴紐結びの反復が効く。しかし、ジョジョが結ぶのは、いつの間に?と思ってしまった。大人の象徴は、靴紐結び以外にも、煙草、酒、そしてダンス。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★2表層的なネタを並べて構築された物語のなかで、価値観を転倒させるのに悶絶するような懊悩が無いまま死んだと聞いて脳内ヒトラー消えちまえっていうガキ思考と作り手が同じ土俵にいるように見える。戦後民主主義を自らの手で勝ち取ってない我々の合わせ鏡だ。 (けにろん)[投票(6)]
★5ドタバタを装いながらもシリアスが姿を現す物語。終始一貫している主人公ジョジョのキャラクターの魅力に心を打たれる。思いやりや義侠心というものは洋の東西を問わないものだと感じ入る。 [review] (サイモン64)[投票]
★3オレも美少女ちゃんをかくまいたかった。映画としては少年のイノセントに逃げ込みすぎで、申し訳ないけど生ぬるいよな。 (ペンクロフ)[投票(2)]
★4反戦とか人種とかいろんな問題があるけど、子どもみたいな純粋な気持ちと愛があればそんな問題なくなるはずなのだろう。 [review] (deenity)[投票(3)]
★4大人達の狂気の中で、10歳という世の中が解っているようで実は全く解っていない微妙な年頃の男の子の行動は、かつての男の子(現おじさん)は妙に納得してしまうのです。 [review] (K-Flex)[投票(2)]
★4スカヨハ史上、最高にいい女を体現している。ただの小娘だと思っていたら、いつの間にか、素敵な女優に成長していた。 (プロキオン14)[投票]
★3脚本・監督のタイカ・ワイティテはニュージーランドの先住民マリオ系ユダヤ人だそうだ。外の世界はまだ“危険”だという認識はきっと本音だろう。それでも、恐る恐るでもいいから笑顔で“ダンス”が踊れる世界であって欲しいという思いは素直にうなずける。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5ナショナリズムやレイシズムの滑稽をこんなふうに見せることができるのですね。スカヨハとサム・ロックウェルが最高に良かった。 (もがみがわ)[投票]
★5サム・ロックウェルに泣いた、涙が出てしまった。彼と、子どもを愛する母親として、大人の女性として、一人の人間としての生き様を演じたスカーレット・ヨハンソンが素晴らしい。 [review] (シーチキン)[投票(3)]