★5 | 1人の人間が死んだときの、周囲の人間に起こる感情を丹念に誠実に描いた秀作。ストーリーを追うべき悲しい映画ではなく、悲しみを体感するための映画。 [review] (mize) | [投票(24)] |
★4 | テーブルの向かい、助手席、ジョギングや散歩の右隣、ベッドの左側…いつもそこにいる「誰か」、空気のような「指定席」―たとえ、どれだけ退屈で平凡な人生を送っていても、きっと誰かが、その退屈で平凡なあなたのことを大切に思っている。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(22)] |
★5 | アンドレア(ジュゼッペ・サンフェリーツェ)は、親離れしようと、羽をばたつかせている雛鳥だった。 [review] (kazby) | [投票(20)] |
★4 | 不在と欠落は突然やってくるのに、その状態に突然慣れるということはありえない。 [review] (なつめ) | [投票(18)] |
★5 | カンヌよ、こんなヘンな映画にグランプリなんてくれるな。そして、こっそりお気に入りにしたかった。ホント、こんなヘンな映画とは思わなかったよ。 [review] (ALPACA) | [投票(12)] |
★3 | 現実を受け入れてゆく「受容」の経緯。それだけの物語。 [review] (カフカのすあま) | [投票(8)] |
★3 | 俺の部屋ならエロ本が発見される。 (fiddler) | [投票(8)] |
★3 | ポスターに書いてある「決して入ることのない部屋でした」ってのを見て、息子がもっと後ろ暗い奴か、誰も知らない謎がかくされていると思った。 (プロキオン14) | [投票(8)] |
★4 | これが演技だとは信じられない。本当の家族が本当の感情に揺さぶられているように見える。役者の演じる芝居というものの、シンプルな力と美しさを感じさせる。 [review] (G31) | [投票(7)] |
★5 | 精神分析医の目を通した自己と他者の距離について。(再見につきレビュー全面改定 3/9/05、レビューはラストに言及)
[review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(7)] |
★3 | はっきり言ってしまえば、「のる」ことが出来なかった作品。「死」と向き合った時の尋常ではない感情を、丁寧に紡ぎだしているのは分かるし、良い映画なんだろうと感じる。でもなんかこう、映画を見る楽しみ、喜び、というのが感じられなかった。(内容が内容だけにしょうがないが。) でも、後半大詰めの、海岸での場面は、今までのもやもやを少しは解消してくれる、素敵な場面だった。ちょっと救われた気がした。 (ことは) | [投票(6)] |
★3 | ≪Fragile≫ [review] (町田) | [投票(6)] |
★4 | 生き甲斐を得た者がそれを失った時の恐怖心をそのまま映像にした。それ以上でもそれ以下のものでもなく、ただただそれだけの映画。 [review] (kaki) | [投票(6)] |
★0 | 余計な説明がなく又テーマがテーマだけに、1人置いてけぼりを食らったような気がしたが… [review] (ドド) | [投票(6)] |
★4 | 人一人が生きていると言う事、それって他の人の心の中にも部屋を作る事。
人一人が死んでしまうと言う事、それってその作った部屋を更に広げてしまうと言う事。 [review] (あき♪) | [投票(5)] |
★4 | 壊れ、傷ついた心はその当人にすらどうすることもできない。その苦しみが痛いほど伝わってきた。そして彼らに訪れるこの映画の結末は、とても優しくとても真摯で、時が経つほど印象深く心に沁みてくる。(02.02.28@梅田ピカデリー) (movableinferno) | [投票(5)] |
★2 | 患者の話にうんざりしてる父親の態度は医者失格だと思うが、元来監督自身が彼らをそう捉えているのではないか。だから彼に悲劇が訪れても共感できない。話も至極普遍的かつ消極的な展開だ。 (KADAGIO) | [投票(5)] |
★5 | 外し方を知ってるね。 [review] (芋虫) | [投票(5)] |
★3 | 自分にその死をあそこまで悲しめる人ができたときに、もう一度見てみたい。今は3点です。 [review] (でんでん) | [投票(4)] |
★2 | あの宣伝文句には誤りがあるのでは?ここまで期待を裏切られたのでは良い点はつけられない。理解力不足だろうか?
(ミュージカラー★梨音令嬢) | [投票(4)] |
★3 | 息子のキャラ説明がいまいちで、家族に感情移入できず。所詮は他人事って感じで見てしまった。 (くっきん) | [投票(4)] |
★5 | 深い悲しみには長い、長い尻尾がある。その永劫に続く悲しみに押しつぶされそうになりながらも、生きてゆく残された家族の日常がじっくりと心に染みわたる。どこの家族におこっても不思議ではないことだから・・・・・ (くろねずみ) | [投票(4)] |
★3 | 家族の死と、「なぜ彼がこんな目に?」と神に問う心、そしてそれには答えが無いという事。これらを扱った映画は数あれど、こんなに現実味を感じるものはなかなか無い。自分の子供を失う事への恐怖は、彼らが生まれた瞬間から付き合ってきた。改めて、また。 (m) | [投票(3)] |
★3 | 散漫な構成だし、編集が巧いとは言い切れない。では何故パルムドールなのかというと、あの素晴らしすぎるラストシーンに審査員がヤラレタからだろう。死んだ者の残り香を必死で探す家族がやるせなくなるくらい丹念に描かれ、私もそこに同調できる国民性でよかったと実感。 (tkcrows) | [投票(3)] |
★4 | 家族との強い絆を何よりの助けとしながら、他者に自信をもってアドバイスを与えてきた医師は、息子の死に強かった自分を見失い、ただ走り続けるよりなかった。救いは外部よりやって来ることを忘れて…。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 前回上映が終わり、何人か出てくる。もう時期も時期だし(2002.2.28)、数は少ない。しかし何人かは目頭を押さえ、瞳がうるんでいる人もいる。これは期待大か!? [review] (kazya-f) | [投票(3)] |
★5 | あの家族を見ていると、彼らの心境が非常に悲しい。決して大感動作ではないが、見終わった後にジワジワと来る余韻が残る。権威あるパルムドール受賞作だけはある。 [review] (Keita) | [投票(3)] |
★4 | 人生上の最大級の悲劇__子供の喪失。女から見たもので「オールアバウト〜」は喪失から自己再生まで至る。男からではただ喪失感のみ。男は弱いのか。それと最近の欧映画、説明が多い。何故映像で説明できないのか。見る方に理由があるのか? (セント) | [投票(3)] |
★3 | 残された家族の悲しみは、何か特別なことが起こらなければ癒えないという訳ではない。というよりも、彼らは特別なことなどなくとも、癒えなければならないのだ。そんなことをこの映画を見てヒシヒシと感じた。 [review] (かねぼう) | [投票(2)] |
★4 | 訳わからんでも、つまらなくても今どきの子供に見せるべき。 [review] (アルシュ) | [投票(2)] |
★1 | 息子の部屋っていうより親父の車って感じ。 [review] (考古黒Gr) | [投票(2)] |
★4 | 非常に丁寧に取られていると思う。 [review] (White Gallery) | [投票(2)] |
★5 | 素晴らしい。 [review] (蒼井ゆう21) | [投票(2)] |
★4 | なんて悲しいゲーセンそして遊園地。あんな胸に迫る年頃の少女の買い物シーンも、初めて見たような気がする。 [review] (tredair) | [投票(2)] |
★2 | 退屈なリアリズム。これは映画なんだから、何か日常を超えた瞬間を見せてほしい。俳優がいくら繊細に「抑制された悲痛」を演じても、どうせほんとはこの人たちが息子を亡くしたわけじゃないんだし、と白けるばかりだった、 (OK) | [投票(2)] |
★3 | いい映画だとは思うが、迫力が足りなかった。鈍感ですみません。 [review] (ライナス) | [投票(2)] |
★4 | テーマとしてはよく描けているが現代の日本からするといまどきここまで信頼に結ばれた家族がいるのか考えさらられる作品。決して古くさいわけではないのだが賛否がかなり分かれる作品だと思う。 [review] (わっこ) | [投票(2)] |
★4 | 喪失がもたらす長い閉塞感のトンネルを抜け、日常から隔絶した海岸の国境検問所で互いの顔を見合わせ笑顔を交わす3人。何も解決されたわけではないのだが取り敢えずはここで観客も一気に開放される。これからの長い道のりを暗示するラストも含め秀逸だった。 (けにろん) | [投票(2)] |
★2 | いかにもここ最近のカンヌの審査員が好きそうな作品。 [review] (直人) | [投票(2)] |
★3 | あのラストには、残された家族の気持ちに変化が起きたようには思えませんでした。 (kenichi) | [投票(2)] |
★5 | 家族4人のごく普通の、穏やかな日常をこまやかに描いて秀逸。それぞれの性格描写のセンスも光る。しみじみとしたとてもロマンチックな家族愛。感動します。 [review] (トシ) | [投票(2)] |
★3 | スクエアな映画。誠実に、丁寧に撮られた映画、という枠から一歩も出ようとしないのが、やや窮屈。演出は繊細だが、余りに手堅すぎる。観るべきはやはり、その枠を抜け出してより詩情を獲得した、終盤のシークェンスだ。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★5 | 神業的に有能な分析医の診察のような映画。私は黙って映画を観ていただけなのに、全てを吐き出すことができた。 (mal) | [投票(1)] |
★3 | ラストに至るシークェンスは非常に気に入ったんだが、主人公のおっさんにまったく人間的魅力を感じなかったがゆえ心揺さぶられず。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★3 | いい映画だ!!ということは認めます… [review] (映画っていいね) | [投票(1)] |
★3 | どーでもいいけど、ブライアン・イーノって今時の若者が聞く音楽なの?
(コメントは音楽のことではありません) [review] (ちわわ) | [投票(1)] |
★2 | イイ話だとは思う。でもイイ映画だとは到底思えない。エンターテイメントじゃない。 (poNchi) | [投票(1)] |
★3 | 気持ちが落ち込んだままになって立ち直れなくなってしまったので3点。でもそれだけ観ている者に気持ちが伝わっているすばらしい作品です。 (レネエ) | [投票(1)] |
★3 | 沈黙の中でも通じ合えるのは家族だけ。物静かなラストシーン。それがこの映画の全て。 (づん) | [投票(1)] |
★3 | イイ人達だと思うけど、映画的にキャラが誰一人として立っておらず、どういうメッセージを残したいのかわからなかった。勿論、家族が亡くなれば悲しいのは当たり前。まさか、それを伝える為に2時間費やしたわけじゃないよね?豪華なホームビデオを見せられた気分。 (Linus) | [投票(1)] |