uyoさんのコメント: 点数順
アンダー・サスピション(2000/米) | 「疑惑」という大義名分の元に、身も心も、どんどんどんどん「剥かれて」ゆくハックマンの哀れさが秀逸。 | [投票] | |
攻撃(1956/米) | 舞台劇っぽいな、と思っていたら、もとは舞台劇だったのですね。アルドリッチは常に「負けて勝つ」と言うシチュエーションをポリシーにしているように感じる。 | [投票] | |
魔界転生(1981/日) | 平山版を観たあとのせいか、面白さ倍増。煩悩にまみれて堕ちてゆく魔界の者たちに漂う哀愁。役者の腰の入り方、骨太さの存在感。無駄のない語り口。サービスシーン満載。「娯楽」の二文字がよく似合う。 | [投票] | |
レイン(2000/タイ) | 裏通り、廃虚、繋ぎ止められない関係、上手く生きられない毎日。1980年代前半、リバイバル上映でアメリカンニューシネマを見ていた頃の、拙い自分の人生を思い出すような懐かしさを感じました。 | [投票] | |
ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004/日) | 出だしから、「ああ、もう、これが伏線ね!」と、胸がしめつけられるうまさですね。やさしさとか、正義とか、友情とか、観終わったあとに親子でちょっと話ができる感じです。ドラちゃんのだめっぷりもかわいい。本編前のミニアニメも力作でした。 | [投票] | |
エレヴェイテッド(1997/カナダ) | 「エレベーター」って、きっと誰でも思いつくベタなくらいにホラー的なアイテムだと思う。閉塞感、浮遊感が本能レベルで怖いよね。しかしその王道を、見事に料理してしまった手腕が素敵。 | [投票] | |
ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦(1972/米) | 実は「末っ子」こそが、家族の中心を成す特別な存在@小さな王様、なのではないかと。「jr.」の呼び名を父親似の弟に取られた俗物な兄の、それでも弟を暖かく見つめるまなざしに好感。 | [投票] | |
花咲ける騎士道(1952/仏=伊) | ジェラール・フィリップって、コメディセンスもあったのだな。恋あり笑いありお色気なんでもありありの、明るく楽しく&(そして、忘れちゃならない)美しく。さらに「駅馬車」のようなアクションシーンもかなりの迫力満点で。 | [投票] | |
ありふれた愛に関する調査(1992/日) | 役者よりもその背景の映像が印象に残る映画。 [review] | [投票] | |
心の旅路(1942/米) | ポーラすごいよ〜・・・。 [review] | [投票] | |
宇宙からの侵略生物(1957/英) | 骨太な作り。「人間(役者)」を精神を支配された侵略者と見立てたり、「石油プラント」を、悪のアジトと見立てたり、日本の特撮作品に通じる「ミタテの美学」が美しく完成し、それを越えた衝撃のクライマックスへと繋がっている。 | [投票] | |
ユンカース・カム・ヒア(1995/日) | 人物画が魅力的。バブル期を引きずった、ちょっとブルジョワ〜な設定と、背景画のパースがなんだかどうも甘い所が、前半生理的に辛かったのですけど、クライマックスでは落涙してしまいました(;;)。娘が出来たら(笑)ぜひ観せてあげたいです。 | [投票] | |
獣兵衛忍風帖(1993/日) | 山田風太郎にリスペクトしているだけあってちとエログロいけど、大人の純愛と、場面設定の凝りようは、まごうかたなき川尻B級節。 [review] | [投票] | |
トラック29(1989/英) | ニコラスローグには子宮があるのかな?と、時々思う。 | [投票] | |
D.I.(2002/仏=モロッコ=独=パレスチナ) | 繰り返し、繰り返しの妙味。そして「光」と「動き」と言う、映画の2つの真髄を知らせてくれる作品。壁に等間隔で並べられたメモ紙のように、非常に端正な美しさを極めているのがとても気持ちいい。 [review] | [投票] | |
JLG/自画像(1995/スイス=仏) | 始めテキストのあまりの難解さに思わず投げ出しそうになりましたが、この作品は監督の生活の「お気に入りスクラップブック」なのだ、と、気付いてからは大丈夫でした。 [review] | [投票] | |
四銃士(1974/英) | この二本の映画ではまってしまって、原作一気読みしました。楽しかったです。 | [投票] | |
ニルスのふしぎな旅 劇場版(1982/日) | 「良心的」子ども向アニメ、と「良質」な子ども向アニメの(意外と)希有な融合。 | [投票] | |
ホーホケキョ・となりの山田くん(1999/日) | 毎日一生懸命働きながら、家族と一緒に誠実に生きながら、「現実」とどうしてもずれていってしまう、日本のお父さん達への応援歌。 | [投票] | |
惑星ソラリス(1972/露) | そう、ボク達はみんな ”虚構“ の居心地の良さを知っている。ともあれ、これは完璧に、円谷英二と実相寺昭雄の系譜に属する印象の作風です。 [review] | [投票] |