★5 | イーストウッド監督が初期の作品からすでに完成形にあったことに驚く。失った者への惜別、闘いの無意味さ、それでいて殺し合わなければならない哀しさ。相互理解と不寛容の間を行き来する監督の視点がはっきりしていて現代にも普通に通用する今日性(こんにちせい)がある。「グラントリノ」的な事はすでにできあがっていたんだなと思う。 (サイモン64) | [投票(2)] |
★3 | 60年代末にペキンパーにより一旦葬り去られたジャンルをペンとブルックスが復権を試み敗退した翌年に徒花の如く製作されたイーストウッド初期監督作中の最良作。十分な片隅感を横溢させながら引かれ者の小唄的ヘタな気負いが無いのがいい。 (けにろん) | [投票] |
★3 | リアリズム、撮影、演出、それまでの西部劇とは少しずつ違う。少しの差が大きな差。これがイーストウッドの実力か。ヒゲ面は‘荒野の用心棒’のジョーが米へ渡ったようだ。無口な彼が少し饒舌になった。物語も饒舌で少し長くなったようだ。 (KEI) | [投票] |
★4 | 他のイーストウッド製ウエスタンに比べると少し冗長の感あり。とはいえ、このはみ出し者たちの再生譚には確かに胸を打たれた。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 目立つ演出と目立たない演出その大量投下によって成り立っている。 [review] (t3b) | [投票(2)] |
★3 | 土地と部族からはぐれた先住民。男手(系譜)を失くした老女と孫娘。繁栄が去り町に残された住人たち。そして、北でも南でもなく、つまり国家の外側に身を置き復讐を戦う男(イーストウッド)。アウトローとは、そんな群れから外れたすべて者たちの総称なのだ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 冒頭の襲撃シーンの演出の厳格さ、壮絶さから想像される典型的な「復讐」譚を、遥か超越する「回復」の物語。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | これはおそらく、『許されざる者』に接続する作品。いや、イーストウッドのではなくて、ジョン・ヒューストンの。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★3 | 冗長ゆえパッケージ感覚に難有りだが映画的刺激に富んだSO-SO西部劇 [review] (junojuna) | [投票(1)] |
★5 | 全篇が見所。初めて見たときは復讐劇が擬似家族形成の物語として語られる展開に度胆を抜かれたが、これはドラマに厚みをもたらすだけでなく、ネイティヴ・アメリカンや老人や犬までもがぞろぞろと連れ立って荒野をゆくという画の面白さを実現させる。目的地に向けて歩を進めるその瞬間ごとに彼らは家族になってゆくのだ。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★3 | いちいち勿体ぶっては背後をとられまくるイーストウッド達より、躊躇なく撃つあの銃乱射事件の韓国人留学生の方がつよいのではないのか? (氷野晴郎) | [投票] |
★3 | 西部劇とは極めて日本的な世界だとわかる。だから西部劇を手掛ける監督は親日家ばかりなんだろうなぁと感じますね。テーマは絆です。 [review] (たーー) | [投票] |
★3 | 怨恨を含んだ流浪のガンマン、というイーストウッドがよくやる役。しかし結晶化するには到らなかった。同じ南北戦争における南軍ゲリラの話ならアン・リーの『楽園をください』の方がいいと思う。 (淑) | [投票] |
★4 | 一旦解体されてしまった西部劇というアメリカ神話を復興させようとした野心作。イーストウッドの視点が分かります。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | どんなに面倒臭くても、清く正しく力強く生きたいと思う。 (これで最後) | [投票(1)] |
★3 | ソンドラ・ロックがスーパーフリーな状況。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | 唾を吐くタイミングを予想しながら観ると、また別の味わいがある。 (NAMIhichi) | [投票(1)] |
★4 | オープニングの状況設定の手際の良さ。そして地平線の向こうに独り現れるシーンに代表される美しい画面…イーストウッドの監督としての手腕が随所に見られる要注目作。袂を分けた主人公をやむなく追う男に扮したジョン・ヴァーノンの渋い演技が出色。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(3)] |
★5 | この完璧な画面構成はイーストウッドが生まれながらにして持ち得た感性なのだろうか。全くもって素晴らしいのひと言に尽きるし、この作品があったからこそ、彼はその後約10年もの間ウエスタンというジャンルを自身の手で封印することができたのだ。 (ナム太郎) | [投票(3)] |
★3 | 正真正銘の頑固者。 [review] (ざいあす) | [投票(1)] |
★5 | イーストウッドらしいシンプルで力強い作品。叙情あふれるダレ場とかっこいいアクションが上手く配置されていて飽きることがない。 [review] (ハム) | [投票] |
★4 | ジョージー・ウェルズとイーサン・エドワーズがオーヴァー・ラップして仕方がなかった。この映画を見た当時、イーストウッドがいる限り西部劇は死なないと確信した。現代劇としての西部劇かもしれないが。しかしフォードやホークスだって現代劇としての西部劇だろうし、映画は常に現代劇なのだ。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | アウトローは、決して正義に反することではなく・・・。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票] |
★3 | 『許されざる者』へ飛躍する、と考えるのには無理がありますか? [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | イーストウッドのウェスタン中出色の作品。ハリウッド西部劇のお決まりの銃や衣装でなく、あくまでその当時の物にこだわって使っている。イーストウッドは心優しい一匹狼が似合う。 (backaroo) | [投票(1)] |
★4 | アウトローとなったクリント・イーストウッドは強く渋い良い男ですよ。 (tenri) | [投票] |