★4 | 子供に力点を置く監督でも、仲良しの清水宏とは大分違う。 (動物園のクマ) | [投票] |
★5 | 子供の目にありのままの形で写る、オトナたちの日常の様々な営みが、いかにオカシくって不条理でシュールであったりするか。「オトナの見る絵本」はそんなことを苦味を加えて教えてくれる。 [review] (くたー) | [投票(10)] |
★5 | 描かれているのは子供だ、と初回見たときには思った。今回見たときは少し違った。 [review] (ジェリー) | [投票(5)] |
★5 | 本人たちにとっては大問題でも客観的に見れば日常生活の些事に過ぎない事柄を描きながら、「人生の真理」とまで呼んでしまいたくなる何ものかを観客に感取させてしまう作劇術は、すでにここにおいて完成している。ああ、それにしても列車を登場させないと気が済まない小津! [review] (3819695) | [投票(6)] |
★4 | 小津はコメディの才能も抜群だったが、それがよく出ている作品。子役がいい。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | ジャパニーズ・ネオ・リアリズムここにあり。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★5 | 小津安二郎の原点と考えて良いと思います。この手法は松竹映画を構築し、その後寅さんなどへ継承されていると思うと、なかなか深みを感じますよね。少し前のテレビドラマへも影響しており、日本人が素朴に鑑賞できる映画の始まりとも言えるのではないでしょうか。 (chokobo) | [投票] |
★4 | 力関係。(05・7・02) [review] (山本美容室) | [投票] |
★5 | 親父の自慢話を聞く子供の瞳が印象的。初めて聞く、見る、体験する、これらは大人にとっても興奮する思感。無知な子供達にとっては物凄い衝撃。感極まりない戸惑いと嘆きに襲われ背筋が凍る思いを体感しました。心に残る作品だけど、日本人って暗いの好きね。 (かっきー) | [投票] |
★5 | アキ・カウリスマキは墓碑にこの映画のタイトルを刻みたいそうだが、活動写真を見ながらの「ライオンのどこから歯磨き粉をとるの?」というギャグはちゃんと理解しているのだろうか。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 小津の無声映画。やはり最初は音がないというのは多少苛々。しかし、映画のリズムと共に、そろそろ字画面が出るなあって分ってくる。子供の頃の遊び・子供同士の関係など心象・生活スケッチが優秀。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 戦前の父親像としては少し弱々しい気もするが・・・。子供達は実によく撮れている。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★4 | 『一人息子』もそうなんだけど、小津の戦前の作品に出る妻像は紋切り型だ。実際こういう女性が多かったんだと思うけど。 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★4 | 大人には大人同士の、子供には子供同士のヒエラルキーや人間関係がある。そこに親と子という縦軸を通すと関係性は複層的になる。ましてや親は嘗ては子供だったし、子はいずれ大人になるのである。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | ひ弱そうな父さんがよい。子供たちはきっと父さんの背を見て逞しく育ってくれるだろう。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | 焼跡の残滓も生々しく先行真っ暗な戦後不況真っ直中の日本でも、子供は純粋且つ強靱であり女房は優しく包容力があった。信じ難い理想郷を見たという驚きに充ちた驚愕の90分間。緩やかに移動するロングショットでさえ制度内の小津神話を覆して余りある。 (けにろん) | [投票(3)] |