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フレンチ・コネクション(1971/米) | 映画の主役とも言える印象的な陽光。何日もかけて、長々と撮影していたかのような複雑なカーアクションシーン。なのに、傾きかけた山吹色の陽射しが、いつまでもそのままなので、不思議さに緊張しながら観ていた。 [review] | [投票(3)] | |
ガタカ(1997/米) | 日本の80年代の少女漫画SFと言う印象の、リリカルなストーリーで、なんだか懐かしい感じがしました。小学館や新書館と言うよりは、朝日ソノラマの印象です。 [review] | [投票(3)] | |
アバウト・ア・ボーイ(2002/英=米=仏) | 自分の命をかけられる「家族」も「仕事」もない、何も生み出さない「消費」だけの毎日では、もちろん身体の中味は「空っぽ」でしょうけれど、そんな人生でも別に全然構わないと思います。問題は別の所にあるかと。 [review] | [投票(3)] | |
恋のエチュード(1971/仏) | ネストール節満載の、堪能に値するクオリティでしたが、女の醜悪な思惑と、男の頭空っぽぶりを、お砂糖たっぷりのロイヤルミルクティーの様な映像で描き切っている所には、やっぱりどうも生理的嫌悪感。 [review] | [投票(3)] | |
アリーテ姫(2000/日) | いきなり駆け出す赤ん坊はいない。 [review] | [投票(3)] | |
アギーレ 神の怒り(1972/独) | 作品のかなりの割合が「ヴァーチャルドキュメンタリー」。役者は「演技」をする必要がほとんどない。ナレーション「彼らは力尽き・・・」←ホントに力尽きている。シリアスなのに、時々どうしても往年の「水曜スペシャル」を思い出してしまう。 [review] | [投票(3)] | |
鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日) | いきなり「テネシーワルツ」で始まった所で、虚を衝かれてぐっと来た。江利チエミを思い出さずにはいられないじゃん。大人ってずるい。 [review] | [投票(3)] | |
H.G.ウェルズのS.F.月世界探険(1964/英) | 科学進歩黎明期の、人類の発想力大爆発。前半部分は鶴田謙二の漫画「少年科学倶楽部」の原点とも思えるが、奇想天外度は本家の方が断然上。 [review] | [投票(3)] | |
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978/日) | 今はなきSKDの、今はなき浅草国際劇場でのレビューをこれで初めて観た。 [review] | [投票(3)] | |
2001年宇宙の旅(1968/米=英) | 道具は何かを生み、武器は何かを殺す。薬は命を癒し、毒は命を冒す。知恵によって創造し、知恵によって破壊する。元の存在は同じでも、その力のほこ先を違えるのは何によってか?そして心はどこに向かう? | [投票(3)] | |
女の中にいる他人(1966/日) | 「良心」の置き所、と言うのはむずかしい。大抵の人間は雅子のように、自分にとって都合の良い大義名分を抱えて生きている。外に出て雨に打たれるのも、屋根の下で暖かく食卓を囲むのも、思えばほんの窓ガラス一枚の隔たりだ。 | [投票(3)] | |
モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975/英) | モンティパイソンは、いつも始めのうちはあまり笑えない。が、ある瞬間、ぷちっと糸が切れるのか、スイッチが入るのか、「世界の住人」になってしまうのか、その後は抱腹絶倒となる。 | [投票(3)] | |
13F(1999/独=米) | わかりやすい多重人格の演技、時間と空間の大移動、小出しの世界説明などなど、B級SF「映画」(ならでは)の王道のお約束の数々に、どうにもうれしくなってしまいます。 [review] | [投票(3)] | |
裏窓(1954/米) | 犯人にとって、気をつけるべきは、同じアパートの住人による発見ではなく、関係の無い別の窓からの視線だった。さすが、ヒッチ流意識の死角。 | [投票(3)] | |
見知らぬ乗客(1951/米) | ブルーノって、きっと、誠実で、潔癖で、真面目で、繊細で、他人の事を親身になって考える、小心者で心優しい「純粋」なヒトなんすよね。そこが怖いの(笑)。 | [投票(3)] | |
怒りの葡萄(1940/米) | たった一つの、ほんのささやかな心からの望み。「居場所が欲しい」 | [投票(3)] | |
荒馬と女(1961/米) | 男と女の徹底的、根本的なすれ違いを描いた、元妻(モンロー)に対する絶望の脚本(ミラー)。既にこの映画には「ニューシネマ」の香りがする。 [review] | [投票(3)] | |
バーバー(2001/米) | 人生半ばを生きている人々の、それまで積み重ねてきたものから生まれる、彼らなりの誠実な思想とそれぞれの生き様に、心を打たれないわけにはいかない。 | [投票(3)] | |
紅の豚(1992/日) | 主人公の隠れ家って、女性の胎内みたいに見えまする。 | [投票(3)] | |
KT(2002/日=韓国) | モチーフが好みなので、辛点です。映画的表現の拙さが終始気になって・・・。 [review] | [投票(3)] |