ちわわさんのお気に入りコメント(9/12)
華岡青洲の妻(1967/日) | review] (ジャイアント白田) | 姑に恋し憧れて家に入り、姑の息子だから青州を愛し姑を愛しつつも憎しむ…その反面、それを許してしまう相関関係の根底は、難解にして輝く擦れ違いの愛憎劇。でも悲劇であり逆説で喜劇だといえないだろうか。市川雷蔵が終盤で伊藤雄之助の顔に似てきた演出が結構好きでツボ。 [[投票(3)] |
雁の寺(1962/日) | review] (木魚のおと) | 若尾文子演じる里子の主役化で、小坊主慈念の性格づけが原作よりわかりやすい。慈念こそ日本のオイディプス。 [[投票(2)] |
野良犬(1949/日) | 埴猪口) | 戦後の風景とクーラーのない夏のつらさはよぉ〜く伝わってきました。あと古さとくささも…。 ([投票(1)] |
残菊物語(1939/日) | review] (ころ阿弥) | 傑作のその上を表現する語彙の無い自分が惨めだ。 [[投票(4)] |
二十四の瞳(1954/日) | review] (マグダラの阿闍世王) | 家庭の事情で・・・この無念さが涙を誘うぅぅ。 夢をあきらめてた時代のマイナス蓄積パワーを感じます。 [[投票(5)] |
天国と地獄(1963/日) | review] (秦野さくら) | 「タイトル」によって高低の概念を築きあげ、「中身」でそれをぶち壊す。この映画の「構造の面白さ」に言及(02/08/30)→ [[投票(18)] |
天国と地獄(1963/日) | 黒澤らしい。脂の乗り切った時期の天才の仕事とはこれ。黒自動車に乱反射するネオンにさえ気迫が! [review] (いくけん) | サスペンス映画として満点以上の面白さ。前半の静、後半の動の構成を持つ実験性 はいかにも[投票(23)] |
仄暗い水の底から(2001/日) | review] (アルシュ) | 皆さんの飲み水は美味しいですか? [[投票(3)] |
麦秋(1951/日) | 東京物語』と並ぶ完成度だろう。プロット構成や人物の深みの点でも画面のスペクタクルという点でも最も均整の取れた豊かな映画だ。 [review] (ゑぎ) | 小津の中では『[投票(15)] |
青空娘(1957/日) | エピキュリアン) | 田舎と東京の距離感、お屋敷、車、ジャズ、銀座、憧れから恋への甘い痛み、欲望と思いやり、家族・・などなど、いまでも考えるべきテーマが、勢揃い、って感じ。日本はここを通ってきたんだな、って感じ。こう考えると、若尾文子が戦後の日本人女性のある部分をつくったのかもしれない! ([投票(4)] |
青空娘(1957/日) | review] (G31) | 昭和30年代初頭の東京がフルカラーで観られるのが嬉しい。 [[投票(3)] |
ジュリア(1977/米) | review] (緑雨) | 一口に「親友」と言っても、そのありようは区々。決して単純な「友情」だけではない二人の関係を、一方の女性の一人称で見事に語っているところが素晴らしい。 [[投票(6)] |
害虫(2002/日) | review] (tredair) | ナツコには未だわからないだけなのではないかなぁ。「いかにも子どもらしい正義漢」でしかないような気がするのだが。 [[投票(6)] |
ハッシュ!(2001/日) | 橋口亮輔は、するりと身をかわし生きにくさの問題として問う・・「ね、あんたも同じでしょ」と。 (ぽんしゅう) | 同性愛に偏見はないが違和感はある。まず同性愛ありきの映画には、正直なところ混乱する。本当はそれが私の中の意識せざる偏見なのだが。そんな事は百も承知の[投票(11)] |
浮草(1959/日) | buzz) | 「浮草」は艶やかさによって記憶される。 中村鴈治郎も京マチ子も若尾文子も杉村春子もみんな艶やかだ。 ([投票(5)] |
楊貴妃(1955/日) | 杉山公平も大したもんだ!もう完璧なまでのスタジオ映画。何よりもこの色調の統一が凄い。唯一(?)ワンカットある行軍シーンのロケ撮影との色調の調和は一体どうしたらこんな事が出来るのだろうと思う。フィルムに悲しみと怒りが満ち満ちている。そしてその高揚が確実にフィルムに定着している。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
蜘蛛巣城(1957/日) | review] (モモ★ラッチ) | 勿体無いお化けが出てきそう。 [[投票(9)] |
雨月物語(1953/日) | review] (鷂) | 極東の神秘の国、ジャポン。それは妖怪の棲む国だったのだ。 [[投票(5)] |
ハッシュ!(2001/日) | review] (muffler&silencer[消音装置]) | 「こんな風景を見てきました、こんなニチジョウを生きてきました。」 [[投票(17)] |
リリイ・シュシュのすべて(2001/日) | づん) | 表層的には交わっていないと思えるものも、深淵では確実に交わっている。見えない力が繋げる世界。確実に緩やかなサークルを描く世界。それは確かなリアル。 ([投票(3)] |