★5 | 空前絶後の傑作。これは「世界」についての映画だ。これほど「平等な」映画を私はほかに知らない。史上最も民主主義的な映画ではないだろうか。全ての映画は『プレイタイム』を目指すべきなのかもしれない。 [review] (3819695) | [投票(8)] |
★5 | 冒頭、ディープ・フォーカスで捉えられた屋内。手前に中年の夫婦が何やら会話しながら座っており、後方にはマネキンのように微動だにしない女性たち数人が一定の間隔を保って立っている。その中間の通路を奥や手前に移動しつつ会話をする様々な人々。一体誰を、何処を観るべき映画なのだろうか? [review] (赤い戦車) | [投票(3)] |
★5 | 正真正銘の大傑作。ジャック・タチの趣味の良さには誰にも抗えないものがある。タチの中でも「映画」としての趣味の良さを最大限に発揮したのが本作だろう。それは誰も成し得ないパラノイアックな完全主義だからこその結果だ。美術装置の一貫性、登場する女性達の一貫性。徹底したルックの統一。真に「映画」としか云いようのない喧騒と静謐。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★5 | 見せたい物を全て見せたいように、聴かせたい音を厳選して聴かせたいように、その執念深さと厳粛な誠実さは、偉大な作家に共通するもの。うそをうそとして徹底して提示する凄さ。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★5 | ガラスを多用したカフカ的建築様式。啓示の如きTVの燐光。そして深夜のレストランは混沌へと疾走する…。極北に達したスーパーフラットな表現に20世紀後半の美と悪夢は降臨する! (淑) | [投票(1)] |
★5 | センス抜群! セットの素晴らしさ! たまに見たくなるんだよね (ふりてん) | [投票] |
★5 | メタリックで斬新なアパルトマンとレストランに憧れちゃいます。タチの作家性が一番でた作品だと思う。 (evergreen) | [投票] |
★4 | ムッシュ・ユロをさがせ! [review] (鷂) | [投票(3)] |
★4 | 現代社会のオートメーション化や虚飾性を風刺しつつ、それを闇雲に叩くのではなく、視点を変えて愉しもう、其処に「回転木馬」を見出そうという、タチイズムとも云うべき人生哲学が全編に横溢した、正に集大成的秀作。美術装置への徹底した拘り、それを駆使した小ネタの数々、特に「硝子」の使い方には、幾度もニヤリとさせられる。 (町田) | [投票(2)] |
★4 | このギャグでは笑えません。しまいには頭痛がしてきたくらい笑えません。でもヴィジュアル的には極めて面白いので、映像には5点。 (nomade) | [投票(2)] |
★4 | タチのこだわった建築セットだけでも観る価値十分。 (kaki) | [投票(1)] |
★4 | 空前絶後のセットを見よ! [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★4 | 正直相も変わらずの弛緩ギャグは間延びしつつクドいという救いの無さなのだが、無機的な完全潔癖統一世界でのリフレ−ンが神経麻酔の如く機能し心地よい。終盤のレストランでの混乱も破壊のカタルシスに至らない。それがタチなのだろうが物足りない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | これぞ表現主義の完成形 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 70ミリの大画面に、フランス流の文明批判・社会批判がチラリと見え隠れする。一見無表情に見えても、所狭しと動き回る人間の一人一人に表情があった。直線構造の中に様式美のあふれる前半と、小ネタ連発でギャグに満ちた後半のギャップも面白い。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票] |
★4 | 面白いんだけど何か居心地が悪い。それに長い。 (熱田海之) | [投票] |
★3 | ただただ呆然と見つめるだけの2時間5分。何がやりたいのか気付くのに2時間20分はかかった。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★3 | 3年以上の歳月と、邦貨にして20億以上(現在換算)の巨費、1000人以上の労力を投じて製作された空前のこだわり映画。映像的魅力に乏しいのが欠点。
[review] (トシ) | [投票(1)] |
★2 | ドリフの2時間コントとして見ると(←見ない)、ネタは玉石混淆と言うより石だらけ。前後の展開はあっても脈絡はないため、見る意欲が持続しない。 [review] (G31) | [投票(1)] |