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毒薬と老嬢 (1944/米)
Arsenic and the Old Lace
製作総指揮 | ジャック・L・ウォーナー |
製作 | フランク・キャプラ |
監督 | フランク・キャプラ |
脚本 | ジュリアス・J・エプスタイン / フィリップ・G・エプスタイン |
原作 | ジョゼフ・ケッセルリング |
撮影 | ソル・ポリト |
美術 | マックス・パーカー |
音楽 | マックス・スタイナー / レオ・F・フォーブスタイン / ヒューゴー・フリードホーファー |
衣装 | オリー・ケリー |
出演 | ケイリー・グラント / プリシラ・レイン / レイモンド・マッシー / ピーター・ローレ / ジャック・カーソン / ジョセフィン・ハル / ジーン・アデア / エドワード・エヴァレット・ホートン |
あらすじ | 演劇批評家のモーティマー(ケイリー・グラント)はエレーン(プリシラ・レーン)との結婚報告のため、彼の育ての親である叔母姉妹アビー(ジョセフィン・ハル)とマーサ(ジーン・アデーア)の屋敷を訪ねて重大な事実を知る。なんと叔母たちは10人以上の孤独な老人を毒殺していたのだ。同じ屋敷に住み自分をルーズベル大統領たど思い込んでいる長兄テディ(ジョン・アレクサンダー)と、指名手配の殺人犯で次兄ジョナサン(レイモンド・マッセイ)とその相方の妖しい外科医(ピーター・ローレ)がそこに加わり屋敷は大混乱に・・・。フランク・キャプラのスラップスティックなブラックコメディ。(117分/白黒) (ぽんしゅう) | [投票] | [全 2 件] |
スピード感溢れ、断片が折り重なり、筒井康隆の目指したブラックユーモアの理想郷が出現する。ピーター・ローレの向こうをはって目ん玉見開くクラーク・ゲーブルの面構えが脳裏に貼りついて離れない。兄さんのラッパの件は現代では放送禁止だろう。 (寒山拾得) | [投票] | |
マダムたちが退屈しのぎに午後のお茶を飲みながら興じる「ちょっと殺人などいかが?」的な、まあそういうサロンでの座興話だということで。 [review] (おーい粗茶) | [投票(1)] | |
サイコー(サイコ?)に可愛いお婆ちゃん達。ちなみに、私の父の一族も病んでる人多いですが... [review] (りかちゅ) | [投票(1)] | |
楽屋裏話。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(1)] | |
飄々とした婆さん達とそれに振り回されるケーリー・グラントが可笑しかった。 (ADRENALINE of Adrenaline Queen) | [投票(1)] | |
自信に満ちた老姉妹(ジョセフィン・ハル/ジーン・アデーア)のほほ笑みは自己満足的「慈善」を皮肉り、批評家(ケイリー・グラント)のベタな狼狽ぶりは創作(演劇/映画)と現実の「悪事」のギャップを嗤う。ラストのオチも人の「関係」の欺瞞性をさらりと暴いて秀逸。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
人物造形の趣味悪さは、カルト映画の域。実はフランク・キャプラの他作品でも奇天烈性のレベルの相当に高い登場人物が時折登場する。不具不能ゆえに立っているキャラクターというのがキャプラ的人物の本質。ヒューマニズムの裏側には残忍さがはりついている。 (ジェリー) | [投票(2)] | |
プリシラ・レインは『彼奴は顔役だ』や『逃走迷路』の時よりかわいい。ピーター・ローレはやっぱり不気味。ブラックで後味の悪いNHKの時代劇バラエティみたい。タクシーがかわいそう。 (動物園のクマ) | [投票(2)] | |
キャプラ映画の雰囲気でブラックやっちゃうってのは面白い。でも、いかにも舞台の映画化ってノリもある。 (くたー) | [投票(2)] | |
グラントの躁演技がキャプラと相性悪い感じがする以上に題材的に不可避なダークサイドへの共振を欠いた状態で物語だけひた走るのが如何にも空疎だ。ヒッチかラングあたりで見たかった。ラッパおじさん他小ネタも満載だが悉く嗜好に合わない。 (けにろん) | [投票(1)] | |
ケイリー・グラントが必死にカバーするんだけど、共感できない。だって、婆さん人殺しなんだぜ。 (黒魔羅) | [投票(1)] | |
キャプラ映画は瞬間の跳躍力が美味であることをブラックに楽しませてもらったSO-SO作品 [review] (junojuna) | [投票] | |
ブラックな作風は面白いのに作品としての調和が感じられない。 [review] (jollyjoker) | [投票(1)] | |
一流の戯曲が二流の映画に成り下がった。舞台で観ると面白いのに、どうしてこうなった。ケイリー・グラントの演技は堪えかねる。これを見続けるのは拷問。まともな演出で作り直して欲しい。もしくは見ないで新鮮な気持ちで舞台を観て欲しい。2020 (イーグル) | [投票] | |
いかにも舞台劇の映画化という感じ。キャプラ作品としては不出来な方か。 [review] (フランコ) | [投票] |
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計 | 32人 | 平均 | (* = 1)
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