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[POV: a Point of View]
埋もれてしまうには、惜しい映画〜サスペンス・ミステリ系

独断と偏見で選ぶ、私の好きな(あまり知られていない)サスペンス・ミステリ系映画。採点者数、A;0〜4、B;5〜9、C;10〜14、D;15〜19、E;20〜24、F;25〜29。別名RED POV。
A★5ハネムーン・クライシス 新妻蒸発(1975/米)結末を知っていても、鑑賞中はそれが吹っ飛んでしまう、と言うのはやはり出来がいい証拠なのだろう。『シャレード』『サブウェイ・パニック』のピーター・ストーンによる脚本は安心感がある。リアリティーがない?全然気になりません。ただ気になったのが… [review]投票
A★5彼奴を殺せ(1959/仏=伊)自分の中で、フィルム・ノワールといえばこれ。光と影の使い方のうまさはいつもながら、全く無駄のない話の展開と、フランス臭さをあまり感じない、乾いたタッチが素晴らしい。ランプの光で浮き上がるリノ・ヴァンチュラの顔が印象的。後半の追いつ追われつのスピード感、追う方が追われる側に立つ展開も魅力的だ。投票(1)
A★5殺しのリハーサル(1982/米)騙された!そんな心地よさの中で発せられるあの一言。一抹の寂しさと役者の業を感じさせて、目頭が熱くなった。投票
A★4モンパルナスの夜(1933/仏)ジョルジュ・シムノン原作によるメグレ警視ものでは最高傑作との呼び声も。ラスコーリニコフの如く虚無的な犯人とメグレとの緊迫した心理ドラマが見ごたえ十分。影の使い方にドイツ表現主義の影響が見られる投票
A★4殺人狂想曲(1957/仏)主人公の長い顔が、余計おかしい。コメディ・スリラー・フランス風(辛い!)。投票
A★4裸の町(1948/米)1948年の映画だが、もはやここには戦争の跡は見えない。将来を見据えた映画作りを感じる。この切り替えの早さに、アメリカの強さを感じた。 投票
A★4スパイ(1957/仏)タイトルにはスパイとついてはいるが、アンリ・ジョルジュ・クルーゾーが普通のスパイものを撮るはずもなく、誰もそんなものは期待していない。精神病院という名の閉ざされた箱の中に様々な人間模様を出し入れすることで単調になることを回避しつつ、不気味なユーモア感覚と不安定感の表出はいつものクルーゾー節。投票
A★4暗闇にベルが鳴る(1974/カナダ)電話のベルが鳴る、そのこと自体の不気味さに着目した点が斬新。それとお気に入り女優オリビア・ハッセーも出演し、マーゴット・キダーとどちらがホームベースにより近いかを競い合う。投票
B★4死の接吻(1947/米)この時代のスリラー映画をもっと観たい。ビデオ化されないかなあ投票
B★4らせん階段(1946/米)反発覚悟で言ってしまおう、スリラーはモノクロのものだ、と。 [review]投票(2)
B★4フェイドTOブラック(1980/米)そこに至るまでの過程は複雑でも、きっかけはあっけない、そんな心が闇にフェイドしていく感が上手く描けている。投票
B★4情婦マノン(1949/仏)誰に惚れようがそれは人それぞれですけど、自分の身を滅ぼしてまでの女かいな投票(1)
C★5パララックス・ビュー(1974/米)これほど印象的なラストも珍しい。70年代のスリラー(サスペンスではなくスリラーという言葉のほうがぴったり来る)には何か独特の味があって、のめり込んでしまう投票(3)
C★5見えない恐怖(1971/英)惚れ惚れするほどキレのいい変化球を投げてくれる映画だ。 [review]投票(4)
C★4冷血(1967/米)最後の台詞が胸を打つ。 [review]投票(1)
C★4ドクトル・マブゼ(1922/独)絶えずゲテモノを追いかけ続けたラング先生。オリジナルが観たい!投票
C★4マジック(1978/米)テーマ、主演男優など、個人的には『コレクター』(ウィリアム・ワイラー版)と一卵性双生児。ウィリアム・アイリッシュ曰く、人は、何かに執着せねば生きてはいけない。投票
C★4男の敵(1935/米)ジョン・フォード監督の懐の深さに驚かされる。『駅馬車』に勝るとも劣らない傑作だ。投票
C★410番街の殺人(1971/英)犯罪実録ものとしては、この突き放したような演出にうならされる。全くカタルシスの感じられないラストが、不思議な余韻を残す投票(2)
C★4毒薬と老嬢(1944/米)楽屋裏話。 [review]投票(1)
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (12 人)Stay-Gold いくけん 死ぬまでシネマ tomomi AONI uyo FK kawa muffler&silencer[消音装置] ニュー人生ゲーム KADAGIO