★5 | 貧富の差が明らかであればあるほど、次に何をなすべきかがはっきりとする。貧困を描きつつ、悲しみや苦しみはあっても悲惨さは漂わない。子供たちが未来に希望をもてた時代。今の子供たちよりも幸せな青春時代だったかもしれない。 (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★5 | 小百合様といえばなんと言っても「生きて働くキューポラのある街
」ですね。最高! (SASA) | [投票(1)] |
★4 | 40年後の今日、制作意図とはまったく逆の意味で泣く。私たちは北朝鮮に帰国した彼等の結末を知っているのです。三ちゃん、君はがんばってるよね? [review] (sawa:38) | [投票(13)] |
★3 | 本作で描かれる社会問題は、後の努力によって、その多くはかなりの部分改善されたように思える。だが、それによって新たな問題も生じてる。現代の観点から観てしまうと、古き良き時代をどんどん潰していく作品にも思えてしまうんだよなあ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 川口って鋳物工場の町だったんだね。子役の市川好郎がすばらしい演技。 (confab) | [投票(2)] |
★4 | この映画に狡い所があるとしたら、彼女が貧困から抜け出すのにその美貌を利用しようとしないところかな。邦画のそういうところが好きです。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 吉永小百合が時代から必要とされ、それに応え絶対的な光芒を放つかのように、彼女が「あの時代」を体現した映画。日本にこんな少女は二度と育たない!! [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 本質的には、日本お得意の貧乏映画なのである。その描写は当時生きた者には思いあたる生活である。みんなほとんど貧乏が当たり前だったのだ。一方、北鮮に帰る彼らは、確かにあこがれの地に行くようにそれと対象的に描写している。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 前半大変切ない映画。黄門様が朝鮮人差別発言するのも許せないし... [review] (りかちゅ) | [投票(1)] |
★4 | 吉永小百合が愛らしい。それだけで物語への回路が開かれる。 [review] (鷂) | [投票(3)] |
★4 | まだ貧乏であった日本で健気な子供たち。在日の友達を思い遣る吉永小百合が可愛い。 (しど) | [投票(1)] |
★4 | こういう「暗さの中の明るさ」を描いた映画がもっと評価されてもいい。[新文芸坐] (Yasu) | [投票] |
★4 | 「この自己中心主義!」「自己中心主義!」このワンツーパンチがけっこう効く。なるほど、吉永さんの伝説が少し伝わった。 [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(6)] |
★3 | この映画の貧しさと現代の貧しさとでは、明らかに質が違う。さらには、父親の一言には驚いた。 [review] (青山実花) | [投票] |
★4 | 人間の生命力が意固地なまでに前を向く。その生命力を一身に吉永小百合が体現する。夕景に立つ吉永小百合が雄渾で美しい。黄昏、衰弱、苦難、変転のときほど生命は美しいことをこの映画は教えてくれた。 (ジェリー) | [投票(4)] |
★5 | 自転車二人乗りで、荷台に座って登場する吉永小百合(ジュン)。終盤、この自転車はジュンのものになる。本作でも、自転車は自由や喜びを象徴する。これも「幸福な自転車の映画」だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |