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Sigenoriyukiさんのお気に入りコメント(5/8)

キリング・フィールド(1984/英=米)★3 ファーストカットは水牛に乗った少年のカット。オフで飛行機の音。なんだこのフォトジェニックな画面は。この冒頭はドキュメンタリータッチに見せかけた嘘っぱち映画だという宣言か。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015/米)★3 冒頭の飛行機スタントが一番つまらん。目玉のショットも、あの見せ方では合成と変わりがない。あのショットの目的は「地上からの距離の増大によるスケール感・落下のサスペンス醸成」にあるが、あのカメラ位置ならばショットをより長くし、地上に何か移動物か大きい物を配置して画面手前のクルーズと対比できるようにしておかなければ。落下のサスペンスならクルーズが機内に吸い込まれるショットの方が余程マシ。 [review] (赤い戦車)[投票(4)]
ロスト・ワールド ジュラシックパーク(1997/米)★3 アレン・ダヴィオー的八〇年代スピルバーグ・ルックの延長を求められたに過ぎなかったであろうディーン・カンディの前作よりも、このヤヌス・カミンスキー撮影は「黒」の豊かさにおいて大きく優っている。しかしどうにも軽量級演出。「親子」の主題をジェフ・ゴールドブラム以上に恐竜側で展開させてしまう神経は太い。 [review] (3819695)[投票(5)]
ジュラシック・パーク(1993/米)★4 導入の描写が半端な接写のみで構成され掴み損ねているから相当に緩い序盤がしんどい。が、ティラノサウルス登場から退場までのブッちぎりのモンタージュが一気に心臓をわし掴む。その余韻で相当に平凡な後半を疾走させた。出来不出来の落差に評価困惑。 (けにろん)[投票(2)]
極道大戦争(2015/日)★2 評価は低いが否定はしない。これも三池映画のひとつの姿でしょう。何でもありの映画を撮り続けること、そしてそれを商業公開できることはとてもすごいことだと思います。 (K-Flex)[投票(1)]
極道大戦争(2015/日)★2 チャラい設定を料理するには解体再構築するしかないのは解るのだが、意味不明の河童登場で若干広がった世界はしかし一向拡散せず寧ろ狭い商店会へ更なる収縮を続けイライラする。カエルの無茶ブリも最早ウンザリ感しか覚えぬ『IZO』以来の壊滅的クソ映画。 (けにろん)[投票(1)]
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012/日)★3 冒頭の奪回戦では、受け手の感傷と劇中のアクションがリンクしない。劇中の人間には目的がある。わたしたちは、その目的やキャラの人間性に共感して初めて、活劇を自分のものとして把握できるのだが、この場面では、共感の手掛かりとなるような情報が開示されない。 [review] (disjunctive)[投票(4)]
シリアナ(2005/米)★3 ジョージ・クルーニーとかマット・デイモンを被写体にこの手のカメラワークとジャンプカットって、なんか酷く低俗な印象を与えるようになってしまった。低俗って言葉が云い過ぎだとしても、このお仲間達の画作りは殆ど同じルックにしか見えない、というのは映画ファンとしても嬉しくない。パキスタン人の役回りが映画としては救い。 (ゑぎ)[投票(1)]
寄生獣 完結編(2014/日)★3 3段重ねのクライマックスが用意されるのだが、尺関係で概ね駆け足的描写不足なので何がしかの訴求力は深津絡みにしか無い。寧ろ、そこだけがこの完結編の美点かもしれない。前編にあったアクション編集の醍醐味は消失しハリウッドの劣化模倣と化した。 (けにろん)[投票(1)]
ワイルド7(2011/日)★3 いきなり無差別に殺しまくる悪人どもを、これ又無差別に皆殺すワイルド7の面々という出だしに知能指数の低さを感じつつ若干期待もするが、国家レベルの小悪党という半端なターゲットで物語りは矮小化。懸念した瑛太深キョンは無難にこなしてる。 (けにろん)[投票(2)]
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008/日)★4 私はこのリメイク、心底感謝しています。 [review] (づん)[投票(5)]
アルジェの戦い(1965/伊=アルジェリア)★3 複雑で迷路のようなアルジェの街並みは、そのまま混沌とした情勢を表しているかのようだ。劣勢に見えるなか彼らの強い生命力を感じる。 (KADAGIO)[投票(2)]
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966/日)★4 3.5。これはキートンなどを模範としたスラップスティック活劇として撮られているので楽しめる。逃げては隠れ、潜入して見つかっては逃げ、といったアクションの繰り返しで進行していくから映画になる。怪獣映画というのは出現した原因や倒すための兵器の仕組みといった説明を挿入せざるを得ないのが難点だが、本作は赤い竹という組織や、その幹部の連呼する「本部」について殆ど情報を出さないのもポイント高し。だが、 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
アメリカン・スナイパー(2014/米)★3 イーストウッド版『グリーンベレー』とまでは言わぬが矢張り9・11を起点とした報復論理で捉えた戦争は自国民の犠牲という帰結への詠嘆では事足りぬ。砦からの脱出ばりのクライマックスも陳腐。イラク側スナイパーの更なるフィーチャーこそ要件だった。 (けにろん)[投票(3)]
一番美しく(1944/日)★5 本当に黒澤の中で一番美しいんじゃないか。パレードのシーンでの望遠レンズの使い方等、黒澤らしいダイナミズムが伺われるシーンもあるが、大部分は全く普通っぽい、気負いの無い演出だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
寄生獣(2014/日)★5 モロCGに依拠する題材だが、アクションを描くに距離・空間の活用(ビル屋上での対峙)や編集・アングルのダイナミズム(高架下での戦い)を用い古式床しい映画術の王道を踏襲してる。充分に情緒的なのにベタつかない少年成長譚としても奇跡的バランス感覚。 (けにろん)[投票(2)]
ゴジラ2000・ミレニアム(1999/日)★1 監督:大河原孝夫、脚本:柏原寛司/三村渉なのにこの出来はいったい? 大河原孝夫はこの作品を最後に姿を消しているが、今はなにをしてるのだろうか? (万城目ドラッグ)[投票(1)]
ゴーン・ガール(2014/米)★3 展開は面白い。だが、本作も画面の個性を抑えてプロットの運びとキャラクタリゼーションに傾注した感があり、私はもっと凝った画面を見せて欲しかった、という無いものねだりをしてしまう。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ゴジラVSメカゴジラ(1993/日)★5 平成ゴジラここに極まり! 大河原演出と三村渉脚本が見事に融合した傑作。 (万城目ドラッグ)[投票(1)]
グリーン・ベレー(1968/米)★2 タカ派のジョン・ウェイン監督主演だからてっきりイケイケの戦争アクションかと思ったらそんなことはなかった。アクション映画としても見所なし。 [review] (パピヨン)[投票(1)]