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一番美しく (1944/)

[Drama]
製作宇佐美仁
監督黒澤明
脚本黒澤明
撮影小原譲治
美術安倍輝明
音楽鈴木静一
出演志村喬 / 矢口陽子 / 清川荘司 / 菅井一郎 / 入江たか子 / 谷間百合子 / 尾崎幸子 / 西垣シヅ子 / 鈴木あさ子 / 登山晴子 / 増愛子
あらすじ大戦中、日本の敗色も濃くなってきた昭和19年。平塚のレンズ工場に勤める「女子挺身隊」の地道な努力の日々をセミドキュメンタリー・タッチで描く。臨時増産計画で男子工員より成果が著しくないと知らされた女子工員たちは、自分たちの割り当てを多くしてくれと上層部に懇願する。だが、過酷な労働条件に耐えられなかった少女たちのあいだで、さまざまなアクシデントが起こってゆく…。リアリティを深めるために、俳優のみならずスタッフまでも工場に寝泊りさせたというエピソードも残る、黒澤初期の一本。〔モノクロ・東宝・85分〕 (水那岐)[投票(1)]
Comments
全26 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5朴訥で純朴、黒澤監督らしい、いかにも不器用な作品だ。 [review] (kiona)[投票(4)]
★5本当に黒澤の中で一番美しいんじゃないか。パレードのシーンでの望遠レンズの使い方等、黒澤らしいダイナミズムが伺われるシーンもあるが、大部分は全く普通っぽい、気負いの無い演出だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★5「軍神につづけ」の標榜が物語る背景.... [review] (氷野晴郎)[投票(2)]
★4やっぱり黒澤明はどこで切ってみてもヒューマニストだ。ああ、やっぱり好きだなぁ。 [review] (づん)[投票(3)]
★4女性のけなげさ、一生懸命さ、美しさ。大戦中の情報局検閲済の本作。黒澤監督の「普遍」の美しさに対する思い入れを感じた。みんな、美しいと思いました。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(2)]
★4黒澤明という人は一般的には男性的な作家だと見做されているが、この映画や『』を見ていると女優を中心に据えた方がよっぽど良い映画を撮るんじゃないかと思えてくる。だからといって女性的な作家であるとは全く思わないが。恐らく男優の場合だと作家の言いたいことをそのまま代弁するような説教臭い人物・物語として描いてしまうことが一番の原因なのだろう。 (Sigenoriyuki)[投票(1)]
★4どんな時代にも、それなりの美しいものがあったというような作品。 [review] (takud-osaka)[投票(1)]
★3マキン、クエゼリン、ルネットと文字がデカデカと表記されるなんてゴダールみたい。 (モノリス砥石)[投票(2)]
★3近年戦争中に働かされている女子はみんな悲惨だとされる風潮があるが、決してそれだけではない。それが伝わってくる(銃後を守る意識ってのは確かにあったんだろうし)。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★3一見ただの国策プロパガンダ映画のようにも見えるが、力を抜いて観ているとなかなかシュールな光景に出くわしたりする。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★3ここに美しさが確かに在る、という話は判るのだ。だが、おそろしい。ほんの4年前、師匠山本嘉次郎は絢爛たるスーパーエンターテインメント『孫悟空』を撮っている。国なんて、たった4年でこうなってしまう。オレはそれがおそろしい。 (ペンクロフ)[投票]
★3単純化による強靭さの獲得は間違いなく黒澤の美点のひとつであり、それがときに「国策映画」と相性のよさを見せたとしても、それは決して不名誉なことではない。黒澤はいつも人間を信じている。映画の水準で云えば、それは「顔面」を信じることだ。「労働」のディテイルが描かれているのもよい。ダサい繋ぎさえ愛らしい。 (3819695)[投票]
★3銃後の女工というパッとしない題材だったがさすがにストーリーテラーの黒沢、15分ほど観続けると面白くなってきた。最後まで飽きさせなくみせた。 (KEI)[投票]
★3けなげな学徒動員産業奉仕の女学生達。 (RED DANCER)[投票]
★3よくこんな地味なテーマを映画にできたものだ。生真面目すぎるストーリーは、ふくらみに欠けているが、戦時中の何か惻々とした気配が感じられる。 (ジェリー)[投票]
★3一生忘れないような名台詞がある [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★2国策映画だから映画として面白くない。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★2黒澤らしからぬ、肩の凝るような話で面白みに欠ける。彼女たちがバレーボールに興じるシーンが一番いい。[Video] [review] (Yasu)[投票(1)]
★2撃ちてし止まむ(05・11・13) [review] (山本美容室)[投票]
★1やる気搾取の典型例。非常増産強調運動の折れ線グラフが再々登場し、仲間がバラバラになると折れ線が下降、一致団結できると上昇するのだ。感情の可視化もファッショの要件、ロボコン零点程度の演出である。 [review] (寒山拾得)[投票]
Ratings
5点6人******
4点9人*********
3点23人***********************
2点6人******
1点2人**
46人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
こんな英題で出ています(黒澤篇) (AKINDO)[投票(27)]お手軽サイズ(100分以下)の作品集 (スパルタのキツネ)[投票(24)]
第二次世界大戦と映画 アジア編 (町田)[投票(15)]監督とその妻−出会いあるいは最初の仕事 (ペペロンチーノ)[投票(7)]
再考&最高 クロサワ映画 (chokobo)[投票(4)]
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