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ゑぎさんのコメント: 更新順

★3男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993/日)香川県の琴島。満男と松金よね子の乗る漁船と、看護婦・亜矢−城山美佳子の乗る連絡船との併走カットがある。山田洋次も二つの運動を同一画面に収めることの力を信じる映画監督だ。 [review][投票]
★3ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米)ローラーゲームの女子チームを主題にしたスポーツ根性モノだが、主人公=エレン・ペイジの家族関係、母親=マーシャ・ゲイ・ハーデンが偏執する美人コンテスト、 [review][投票(1)]
★4懲役十八年(1967/日)これもかなり良く出来た映画だ。まず、安藤昇がなかなか渋い。時折見せる笑顔もよく、とつとつとした語りだが、落ち着いた演技。人としての胆力を感じる。 [review][投票]
★3エターナル・サンシャイン(2004/米)長いアバンタイトル。クジレットバック開けでジム・キャリーがいきなり泣いているので驚く。この意味は途中でだんだん判って来るのだが、矢張りプロット構成が上手い。プロット構成の妙により切なさと同時に厳しさが倍加されている。 [review][投票]
★4戒厳令(1973/日)ファーストカットの塀と瓦を使ったマスキングされた画面から、全編メチャクチャに凝った構図の連続だ。 [review][投票]
★3オートクチュール(2021/仏)リナ・クードリナタリー・バイという新旧二人の国際的スター女優を目当てに見る。クードリの造型は、悪態、口の悪さが映画としてのチャームポイントでもあるが、泣き叫びながら母親と怒鳴り合う場面等は、どうにかして欲しいと思いながら見る。 [review][投票]
★3フリーク・オルランド(1981/独)夜。崖のような斜面を降りて来る人。ナポレオンみたいな帽子(二角帽子)を被っている。地面から裸の上半身が出ている(下半身は土の中に埋まっている)、木のような女性がいる。 [review][投票]
★3ミステリと言う勿れ(2023/日)山間をドローン空撮。道路を走る自動車に寄って行き、その上空を移動撮影する。自動車は、ガードレールを突っ切る。こゝまでワンカット。カットを変えて、崖下に落下する車とその爆発炎上。 [review][投票(2)]
★4アル中女の肖像(1979/独)凝ったクレジットバック。スタフの名前には写真が添えられている。千鳥格子の布の切れ端が付けられている一枚は、劇中登場する3婦人の演者のクレジットだろう。クレジット開けは赤い生地が揺れる接写ショット。これは女性のスカートだったと分かる。 [review][投票]
★3ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023/日)今回の冒頭アバンタイトルは、新規キャラ−丞威濱田龍臣演じる兄弟のエピソードだ。これがなんとも憎めない二人というか、少なくも私には応援したくなるキャラクターに造型されており、この点はポイントだろう。 [review][投票(2)]
★3Gメン(2023/日)赤煉瓦の建物(深谷駅)の前。片っ端から女子高生に声をかける岸優太。特攻服姿の恒松祐里小野花梨今村美乃もこゝで登場する。岸は転校生。先生の星田英利に連れられ、校庭のはずれへ。そこのボロ校舎がG組。 [review][投票]
★4ボーンズ アンド オール(2022/伊=米)本作も、冒頭の高校内の描写を見た時点で既にショットの選択、特にカメラの動きが読めない演出だなぁと思う。例えば、大きな教室でピアノを弾く主人公のマレン−テイラー・ラッセル、これを素早いパンで見せたりする。 [review][投票(2)]
★3骨(2021/チリ)1901年に製作されたフィルムの修復版という体(てい)なので、画面も音もワザとノイズが入っている。こんな汚いことしなけりゃいいのにと思いながら見た。 [review][投票]
★3オオカミの家(2018/チリ)登場するのは少女マリアと、子豚のアナとペドロ。マリアがヒロイン。全ての細部がどんどん変化する、ほゞ全編ワンカットのように見せかけた、切れ目の無い移動ショットもどき映画。 [review][投票]
★4ベイビーわるきゅーれ(2021/日)いつも同じようなことばかり書いていて恐縮だが、やっぱり、撮影現場でのアイデアで面白くなっていると感じられる映画が好きだ。プリプロダクションの設計段階では作れない面白さ。本作なんかがまさにそうだろう。 [review][投票]
★3国境の町(1933/露)1914年。ドイツとの国境に近い町(現ウクライナ?)。馬車が来る。それを公園のベンチに座って見る女性、これがヒロインのアンカ。彼女は靴工場の娘。エレーナ・クジミナがやっている。 [review][投票]
★3こんにちは、母さん(2023/日)ビルの谷間から見上げた空。大手町辺りかと思う。オフィスで、書類をシュレッダーにかける大泉洋。彼は大企業の人事部長。部下の加藤ローサが、営業課長が来て待っていると云う。これが宮藤官九郎だ。 [review][投票]
★4帽子箱を持った少女(1927/露)冒頭、宝くじ付国債の宣伝映画、という解説が出る。お祖父さんとナターシャ。主人公のナターシャはアンナ・ステンだ。早々に彼女はお祖父さんに、結婚なんてまだまだよと云う。本作は結婚にまつわる映画だと分かる。 [review][投票]
★3JOINT(2020/日)ほとんど映画については新人ばかりで作り上げたように見えるのだが、そういうバイアスをかけなくても(ベテランが撮った映画だったとしても)、かなり面白い作品になっていると思う。 [review][投票]
★3大地の子守歌(1976/日)ちょっと原田美枝子の演技というか存在が勝ち過ぎている。勝ち過ぎているというのはどういう意味か。それは増村の画面造型に対して、ということだ。彼女を見ているだけで、メチャクチャ面白い映画だ。 [review][投票(1)]