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ゑぎさんのコメント: 更新順

★4愛にイナズマ(2023/日)冒頭は芝公園での松岡茉優のプライベート撮影画面。アスペクト比はスタンダードサイズ。東京タワーが後景に見える。総て赤い物を取り入れたショット。東京タワーも赤いが、赤い花などが画面内に映っている。 [review][投票(1)]
★4エドワード・ヤンの恋愛時代(1994/台湾)黒地に白文字の警句や科白の断片のインタータイトル(挿入字幕)が何度も出る(英訳した文は赤文字)。非常に重層的な設定で、多くの人物がその関係性や心持ちを変化させる群像劇だ。やっぱり圧倒的な面白さ、満足感が得られる映画だと思う。 [review][投票]
★3踊り子行状記(1955/日)緩やかなディゾルブやフェードを使った悠々たる繋ぎがあるかと思えば、かなり性急な繋ぎもあり、少しリズムが悪く感じられる映画だ。しかし全体に見事なバストショットの連続で構図に関しては安定感がある。 [review][投票]
★3エリザベス(1998/英=インド)新教(プロテスタント)の女性の頭髪が刈られるシーンで始まり、同様のシーンで終わる映画。プロローグで乱暴に頭を刈られる女性は悲惨な描写で、頭皮から出血している。 [review][投票]
★4春画先生(2023/日)北香那の正面バストショットから始まる。ウェイトレス姿。ポン引きすると地震。冒頭は、春画先生−内野聖陽との出会いの場面だが、地震は終盤でも重要な場面で反復される。 [review][投票(3)]
★3トム・ホーン(1979/米)丘の上のような高台。早朝だろうか。この冒頭シーンからジョン・A・アロンゾの撮影の良さが際立つ。マックィーンは牧童かと思う。 [review][投票]
★4アンダーグラウンド(1995/独=仏=ハンガリー)ベオグラードを舞台とし約50年間の激動の時代が描かれる大作で、三章構成。第一章「戦争」、第二章「冷戦」そして第三章も再び「戦争」というサブタイトルが付けられている。 [review][投票(3)]
★3初恋・地獄篇(1968/日)夜、ホテルの部屋に入るシュン−高橋章夫とナナミ−石井くに子のシーンから始まる。壁に掛かっている裸婦の絵。二人は出会ってすぐのようだ。ナナミは水前寺清子の「いっぽんどっこの唄」を唄う。人のやれないことをやれ。 [review][投票]
★3グローリー(1989/米)冒頭の北軍の突撃シーン。激戦を印象付ける凄まじい死傷描写。生き残ったマシュー・ブロデリックが主人公だが、今となっては彼以上に、後に大スターとなる2人の俳優の、まだネームバリューの無い時期を見られることが大きな価値だろう。 [review][投票]
★3不良少年(1961/日)アバンタイトルは街中。若者たち。歩く女性を映しながら品定めのような会話をするオフの女性たちの声。銀座か?と思っていると、モノローグで「オレは銀座を歩いたことがない。護送車の中から見ただけだ」という声が入る。 [review][投票]
★3ハルク(2003/米)なんかいい感じ(?)の失敗作だ。まず、全編何とも陰々鬱々としたムードをたたえているところが失敗作としてポイントが高い。 [review][投票(1)]
★4トスカーナの贋作(2010/仏=伊=ベルギー)やっぱり刺激に満ちている。男と女と自動車。窓やガラスや鏡。説明されずに放りっ放しになる科白。英語、仏語、イタリア語の取捨選択。そして画面外からの音。 [review][投票]
★4億万長者(1954/日)冒頭、タイトル表示と見紛う大きさで「日本新名所」と文字が出、続いて「数寄屋橋」「小菅刑務所」「赤坂料亭」「羽田空港」のワンシーンが挿入される。 [review][投票]
★3バルドー/ゴダール(1963/仏)10分の短編。本作と『パパラッツィ』との興行上の関係を調べたが、よく分からなかった。同時上映されたのかどうか、といったことです。本作の公開日については、IMDbでもWikipediaでも、1964年としか記載されていないのだ。 [review][投票]
★3パパラッツィ(1963/仏)18分の短編。カメラにつけ回されるバルドーやゴダールを見せる部分が商業的価値なワケだが、しかし、ジャック・ロジエの興味はパパラッチの生態や云い分なのだ。 [review][投票]
★3恋愛小説家(1997/米)前半は犬の映画かと思った。もう少しちゃんと書くと、人間の役者以上に犬が目立つ映画なのかと思った。 [review][投票]
★4今夜、世界からこの恋が消えても(2022/日)これは佳編。福本莉子の目のアップ。朝のまだ暗い時間に目覚める。壁の貼り紙。朝早く起きるのには理由があるだろう。膨大な日記を読まなくてはならないのだ。 [review][投票(1)]
★3黒い神と白い悪魔(1964/ブラジル)劇中、歌唱によるプロットの説明というか、プロットの情感を補完するような歌唱の使われ方がある。『OK牧場の決斗』みたいな。ファーストカットは死んだ牛の頭部のショット。ハエが目の周りにたかる。 [review][投票]
★3ひなぎく(1966/チェコスロバキア)クレジットバック。大きな歯車が回る。そこに空爆、空襲の俯瞰ショットがいくつも挿入される。クレジット開けは、モノクロ画面で板塀をバックにビキニ水着姿の女の子2人。ブルネット娘とブロンド娘。 [review][投票]
★4股旅三人やくざ(1965/日)人生劇場』シリーズよりも後、既にマキノ雅弘は『日本侠客伝』を製作し、東映任侠映画がスタートしている時期の沢島忠。いまだ美空ひばりを主演にして、悪く云えばマンネリを感じさせる、しかし円熟味を増した愉快な時代劇を撮っていた頃の作品だ。 [review][投票]