★3 | 群衆統制の芸術としての映画に自ずと含まれてしまうバタ臭い風刺が、高度の凝縮された対象を前にしてそれを受容すべく統制が苛烈になった時、映画を可能にしている技術的基盤に引きずられるように薄められ、何か無垢なものが抽出される。 (disjunctive) | [投票] |
★5 | ローマ、都会人、フェリーニ、喧騒そのものを愛する人々 [review] (週一本) | [投票(4)] |
★4 | 大スクリーン・大音響で観たい映画。交通渋滞や掘削機が何か巨大な映画的装置に見えてくるのだから全く大した演出力だ。しかしこのローマの喧騒は、体力がないと少々疲れてくるのも事実。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 自家籠中の猥雑と郷愁のカオスとして呈される古代から現代に至るローマに纏わるエトセトラ。闊達だが食傷も感ずる中、「地下工事の掘削機」・「高速道の渋滞」・「古都遺跡の照明」など偏愛的な無機物質愛には惹かれる。そして帰結する終末的轟音の詠嘆。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 乗りに乗ってるフェリ−二の溢れ出すイメ−ジの洪水。イタリア語の語感が快感。
「アマルコルド」よりはるかに濃厚な感じ。 (ルクレ) | [投票(1)] |
★5 | 掘削機や渋滞などという光景が、遺跡をも上回る被写体と化すその瞬間。美と醜悪、猥雑の狭間に生まれる、えも言われぬ恍惚。何より一大都市ローマを主人公とするフェリーニ魔術。これこそがまさに愛。外気に触れても消し去れぬ映画芸術の極み。 (ナム太郎) | [投票(3)] |
★3 | これは何年のローマなんだ?売春婦の売込みがスゴい。厚化粧でドンドン迫ってくる。何につけてもヴァ・イタリティのある国民だ。 (KEI) | [投票] |
★5 | 幻想の都ローマの、光と影、虚と実、過去と現在。カメラワークとカット割り、被写体の魅力、陽気な騒々しさだけで構成されたエネルギッシュな映像。ローマの歴史とフェリーニの記憶、二つの過去。陽気さの影に漂う死とニヒリズムこそ、イメージの真の映写幕。 [review] (煽尼采) | [投票(5)] |
★4 | 現代のシーンよりもフェリーニの青年時代のシーンがどれも抜群に面白い。特に街の人々が屋外で食事するシーン(路面電車が横を走る!)と戦時下の劇場のシーンが凄いと思う。空襲、防空壕から出た後の朝の表現。現実感は希薄かも知れないが映画表現として際立っている。あと、地下のシーンはフレスコ画以上に掘削機が面白い。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | ファッションショーの衣装のセンスがアニメチックかもか、不意にドクロの魍魎、法王(なのか?)の衣装のダイナミックに魅せる
流れは下世話さを交えて凄い。下世話、フェリーニの気質。どんな叙情性を匂わせ定番の風の音を聞いても
「映画は論理でない」と演じて言うフェリーニは巧い嘘を言ってるんだろうな。そういう道化もある。
(モノリス砥石) | [投票(2)] |
★3 | ローマは休日。いつでも休日。 (らーふる当番) | [投票(1)] |
★2 | ケダモノじみたイタリア人が気持ち悪い。りかちゅはイタリア大嫌いなんですよ。 (りかちゅ) | [投票(2)] |
★3 | フェリーニと歴史都市ローマの今昔。映像が全て。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★0 | テレビで見て失敗!スクリーンで再見したい。 (オノエル) | [投票] |
★4 | 喧騒と宗教の街ローマ。これを見る限りあまり住みたくないなぁ…。確かに僕が訪れた時もうるさい街だった。大都市はそんなものだが、特にここは人間がやかましいんだよな…。 (埴猪口) | [投票] |
★4 | 消え行く古き良き都を懐かしみつつ、結局それは“喧騒”の回想へと連なる。渋滞とヒッピーの街と化した70年初頭のローマも、戦時下の40年代初頭のローマもフェリーニにとっては“フェリーニ的喧騒”に彩られた人間臭い愛すべき都なのでしょう。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★2 | ローマにもフェリーニにもさしたる興味も知識も無い人間が『フェリーニのローマ』を見たところで、「ふーん」を越える驚きも感動もないわけだ。 (coma) | [投票] |
★4 | 重ねられるエピソードを観ているうちに、他のどの都市とも異なるローマのイメージが形作られる。まさに魔法の力。 (緑雨) | [投票] |
★4 | 『アマルコンド』の前夜祭?。詩的な作風が好き。 [review] (CGETz) | [投票] |
★5 | やはり、地下に埋もれてた極彩色の壁画が空気に触れて一瞬で消滅するシーンと,坊さんのファッションショーの僧《宗教)・文明批判でしょう。間違えて見た人は退屈でお気の毒だが、フェリーニ好きには後々重く残る映画。 (セント) | [投票] |
★5 | 緊張感の高まる交通事故シーン・・・実にリアルで絶句を覚えました。そのまま、凝縮されたシリアスに突入後、地下鉄工事のシーンで空気が変貌、族と遺跡で更に唖然・・・。3段オチのような気紛れの色模様に引き込まれました。スパゲティー・・・胃に悪そう。 (かっきー) | [投票(1)] |
★5 | フェリーニの才能がストレートに現れてる様に思う。名人の一筆書き、あるいは、剥き出しの才気。劇場で観なければこの凄さは絶対に分らない。 (天河屋) | [投票(2)] |
★3 | この映画に熱中してスクリーンを観ていた自分の隣に座りたい。 [review] (ALPACA) | [投票(6)] |
★5 | このコーナーのあらすじを誰が最初に書くか、楽しみです。 [review] (chokobo) | [投票(5)] |
★4 | ブンブーン・バリ・バリ・バリ。あの映像だけで充分酔えます。 (靴下) | [投票(1)] |
★2 | は?フェリーニはローマが好きなのか嫌いなのかも分からなかった。 (24) | [投票] |
★4 | フェリーニの日記帳。 (モモ★ラッチ) | [投票] |
★4 | トラックの荷台に被さっているビニールが風に揺れるシーン、こんななんでもないことをきちんと映像にするフェリーニ、これはもう魔術です。 (ぱーこ) | [投票(2)] |
★4 | 「フェリーニの」っていう冠詞が、フィルムをみて、これほど納得できる監督は、ほかにあまりいない気がする。偉大なるプライベート・フィルムって、感じ。あ、基本的にフェリーニは全部そうか。 (エピキュリアン) | [投票] |
★5 | 「人生そのものが芸術作品だったわ…」 まさに! このセリフを言えるのはフェリーニだけだ。 (ドド) | [投票] |
★4 | 手にする物すべてを黄金にするギリシャ神話のミダス王みたい。
撮る物すべてをフェリーニ映画(豪華額縁入り)に出来る。 (cinecine団) | [投票(2)] |
★4 | ローマを象徴する女優アンナ・マニャーニ、現在の空気に触れ一瞬のうちに消滅する古代のフレスコ画、聖職者たちのファッションショー・・・ローマほど寓意の似合う都市はない (くろねずみ) | [投票(1)] |
★4 | まさに、フェリーニのローマ。 (あおのり) | [投票] |
★5 | 道路渋滞が夢のように美しいだなんて、まるで魔法。 (おーい粗茶) | [投票(4)] |
★4 | 劇場のシーンが下衆で、大好き。 (ころ阿弥) | [投票(1)] |
★5 | 何を撮っても絵になる、というかフェリーニになる。 (カンカン) | [投票(1)] |