★3 | 宮下順子に対する北大路欣也の不当に横柄な態度には驚かされる。欣也の重量が任侠パロディを超えており、本当に不快に感じる。面白くて好きな映画ではあるが、喜八が欣也を扱いかねている感じがありませんかね。 (ペンクロフ) | [投票(2)] |
★4 | 試合ですべての決着をつけるという、まっとうな野球映画にもかかわらず、大向こうをうならせる名場面はなぜか料亭というのが、また何とも言えない。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★3 | 戦略兵器たる北大路欣也の自罰感情にすべてが左右される清算的な状況こそ、この社会時評が糾弾する態度そのものではなかったか、という悪しき再帰性の局面が、田中邦衛の軟体動物のような投球フォームに官能的な撓りを与える。 (disjunctive) | [投票(4)] |
★3 | 「かつての野球少年達は、戦争という青春と時間の断絶を経て、ヤクザに成り果てた。彼等は、体が大きいだけの子供に過ぎない」というさりげないウェットさが隠されていて、はしゃげばはしゃぐほど笑えて切ない・・・はずなのに、どうにも眠い。一本調子で笑いの彫琢が浅く、エモーションを掻き立てる楔がない。たいへん惜しい。『ジャズ大名』の達成とは雲泥の差。キャラは愛せる。 (DSCH) | [投票(4)] |
★4 | 「野球できるなら死んでもええ!」の叫びに、フランキー堺が「くぅ〜ッ」て顔するところがツボ。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(3)] |
★4 | 前半の仁侠映画パロは全然手を抜いておらず結構笑えるのだが、少々詰め込みすぎでかったるい。しかし迎えたクライマックス、菅原文太と北大路欣也との数度の切り返しに血が滾り、藤岡琢也が「徹底的にやれ!」と宣言するに到って爆発的な盛り上がりをみせる。現実でも映画でもこんなおもろい野球の試合は観たことが無い。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 野球のルールをよく知らなくても楽しめる作品だと思います。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 内容も出演者も、東映の実録任侠物を喜劇に焼き直したような作品だが、大映製作、東映配給ってのがミソ。ガラの悪いコワモテな男たちの喜劇ほど面白い物は無いし、役者もそれだけ上手いという事。そのまま『仁義なき戦い』になりそうなキャスティングの中、フランキー堺が絶妙なスパイスになっている。宮下順子がヒロインってのが、時代を感じる。['08.2.16ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人) | [投票(3)] |
★4 | パンフレットを見たことない人は是非見て欲しい。赤フンドシたらした菅原文太が、グローブはめて大股開きでこっちに叫んでるのである。すばらしいプロ根性。キャストを改めて見ると考えられないほど超豪華で、その内容からは信じられないほどだ。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | 明らかに深作演出を意識した前半がパロディだと言うなら汁がしたたる位の本気が欲しい。設定が甘すぎ。東映実録常連組と岡本組とのコラボも食い足りなく岸田にもう1枚天本が欲しいところ。辛うじての終盤の狂騒がなければ救われない出来だった。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | エネルギーの有り余った男たち。[Video] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | まったくもってド本気の喜劇。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★4 | ピッチャーの投球フォームというのは、野球劇画に魅力を生み出す上でもっとも重要なファクターであるのは間違いない。その点で、この映画の邦衛、北大路は素晴らしかった。カッコイイ、そしておもしろい。 (緑雨) | [投票(5)] |
★4 | 発想や展開の面白さも然ることながら、脇役陣の層の厚さに目を見張る。そしてその多彩な出演者が、各々の役を各々の色で演じている。何だか野球チームみたいだな。 [review] (Myurakz) | [投票(1)] |
★4 | 楽しさ、可笑しさ、パワフルさ、そして人情話とてんこ盛り。こんな気合入りすぎでなんでもありの任侠?野球。バカなのか器が大きいのかそれを受け入れちゃう登場人物達が皆最高!戦後間もないという舞台設定もデータ重視の近代野球との対比である意味強烈なカタルシスを得られる。まあ本作は純粋な野球映画ってわけじゃないが。 (クワドラAS) | [投票] |
★3 | 加速する1リーグ制への議論の中で、今こそ「任侠道」が必要なのだ。 [review] (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 「何でもかんでも話し合いだの平等だの、ゴタゴタ言ってんじゃねえよ。やることやらずに甘ったれんな。民主主義だって言えばコトが済むと思うなよ!」と言いたくなることがままあるのは、俺だけではないようだ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 第七艦隊をも恐れない侠の華咲く大喧嘩、みんな正気でキレてるところがとってもスキ。参加したいとは言いません、近くで見ていたいです。 [review] (あき♪) | [投票] |
★5 | 文太、北大路、宮下さん、田中邦衛、岸田森、金子信雄にアラカン親分に、愛しのフランキー。みんな大好きだし、みんな面白い。そして切ない。 (町田) | [投票(3)] |
★5 | 思えばここまで緩急の使い分けが自在な邦画監督ってなかなかいない。怒鳴って脅してつぶやいて男泣き。発想が面白い上に見事にはまった展開。出演人すべてがこの映画を盛り上げている。『日本のいちばん長い日』とならぶこの監督の傑作。遠くでアタフタしている岸田森が良くてさあ。
(tkcrows) | [投票(3)] |
★5 | 岡源組も橋伝組も粋だねぇ〜。同じ戦いでも爽快な気分で応援できます。魂のぶつけ合いがカッコ良い!口ばかりの滑稽な姿もご愛敬に堪能。男って、こんな魅力が女を惹き付けるのかも・・・。奇妙な暗黒社会に明るい兆しを授けた様な人情劇でした。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | (「仁義なき闘い」のパロディ+柔らかめの「アストロ球団」)÷2…しかし何と言っても金子信夫のキャラが立っている。そしてラストも安易にはヒロイズムで終わっていない、やはり喜八監督特有の戦争の影がある。 (タモリ) | [投票(1)] |
★4 | これは、はまる人間にははまります。特に、ユニホームの背番号に注目!はっきりいってばかです(笑)。 (大魔人) | [投票(1)] |
★5 | こっちの『菅原文太』の方が絶対笑えるって。 (コスモ) | [投票] |
★5 | ん!岡本喜八の最高傑作。と思っていたのだけど?ちょっと勉強して出直してきます。。。追記。いや、これ「が」最高っすよ。 (ALPACA) | [投票(1)] |
★2 | 喜八さんには、独特の演出法があるようなのですが、どうしても結果としての演技と話のリズム・テンポがあってない気がします。世代的な差だけでしょうか? (Carol Anne) | [投票(1)] |
★5 | 任侠なので、バットにドスを仕込んだりするところがおかしい。大親分(嵐寛寿郎)がヨイヨイで、時々「にんきょぉぉ〜!!」と叫んだりするのがよかった。アル中投手・田中邦衛の変なフォームも見もの。 (worianne) | [投票(3)] |
★3 | 金子信雄がやっぱり腹黒い。 (ゆーこ and One thing) | [投票] |
★3 | 終戦直後の焼跡にピンクのスーツの岸田森。それだけで満足。 (cinecine団) | [投票(4)] |
★4 | きっちり笑わせてくれるところが男気。これも「戦後」の映画。 (さいもん) | [投票(1)] |
★3 | やくざの抗争を野球で決着する、という、設定からしておかしい映画。「どん!どん!」のかけ声で揺れる画面に大爆笑。 (しど) | [投票] |