[コメント] ダイナマイトどんどん(1978/日)
試合ですべての決着をつけるという、まっとうな野球映画にもかかわらず、大向こうをうならせる名場面はなぜか料亭というのが、また何とも言えない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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菅原文太のひょうげた踊りの披露もいいし、金子信雄がまんまと嵐寛寿郎をはめてシマを賭けさせるのも料亭だった。そういう幅の広い芝居のできる役者をそろえているのがいいねえ。
それにフランキー堺の無念の生きざまには岡本喜八監督のそれが見事なまでに投影されている。
あらゆる意味で、喜八監督の人生を表した映画といっていいのではないか。
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