[POV: a Point of View]
地平線に舞い降りる一枚の「ことのは」アナタに、アナタの「ことのは」に出会うために、ワタシはココニイル
「コメンテーターがコメンテーター(とコメント)について語る」のは、オイラの美学に反する。だが、職業柄、ことばについて彼是考えることが多く、皆様のコメントreviewを読んで、<映画と我>との対話の先にある《地平線》に舞い降りた「ことのは(言の葉)」の美しさ、巧みさ、素晴らしさに、投票だけでなく、感謝と尊敬と嫉妬の念を表明したくてウズウズする今日この頃。そこで、僭越ながら、■A:これぞ詩だ!ステキシテキ(素的&詩的)だ!●B:これぞ映画を語るフヘン(普遍&不変)のことばだ!●C:これぞキャッチコピーだ!作品世界を的確に短いことばで捉えてる!宣伝部は弟子入りすべし!●D:これぞすべてを語るフヘン(普遍&不変)のことばだ!名言集だ!●E:これぞアイデアだ!オリジナリティーだ!ユーモアだ!お〜い、山田ク〜ン!●F:これぞオイラがこの映画で言いたかったことだ!ありがとうっ!(キ〜っ、クヤシ〜っ!オイラが書いたことにしてくれっ!)●G:単独のコメントによる複数のレベル●H:複数のコメントによる複数のレベル■まだまだ増えます。随時追加更新
A | 話の話(1979/露) | ザ・ミゼラブル様:ハフハフ、ヘクチッ― | [comment] | |
A | 気狂いピエロ(1965/仏) | ざいあす様:原色の禅問答。 | [comment] | |
A | 地獄の黙示録(1979/米) | モン様:ワーグナーと狂気がいちご大福のよう。 | [comment] | |
A | オール・アバウト・マイ・マザー(1999/仏=スペイン) | くたー様:何かを振り払おうとするかのような急ぎ足の物語、走馬灯のように過ぎる車窓からの風景。… | [comment] | |
A | マグノリア(1999/米) | ハシヤ様:濃密な、パイのような。アンチョビ入りの。 | [comment] | |
A | ビフォア・ザ・レイン(1994/英=仏=マケドニア) | ハシヤ様:絶望の中でも、少しずつ、変わる可能性のあるループの上で。 | [comment] | |
A | ジャバウォッキー(1971/チェコスロバキア) | peaceful evening様:夢の中で走りたいのに走れない感覚。感無量。 | ||
A | 夜になるまえに(2000/米) | 奥田K子様:むせかえるような亜熱帯の自然の中で、それと拮抗し得るだけの熱と輝きを放ち続ける・・・ | [comment] | |
A | CURE/キュア(1997/日) | 巴様:どこでもない場所(nowhere)で、だれでもない私(nobody)の、癒しのカーニバル | [comment] | |
A | 櫻の園(1990/日) | ハイタカ様:むせかえるように、春/は津美様:―あの階段に、私も座って、世界を眺めた。 | ||
A | シェルタリング・スカイ(1990/英) | いくけん様:自分の解釈と、 語り尽くせない宇宙(review) | ||
A | スモーク(1995/日=米) | にくじゃが様:すべてをのみ込んで、ふうっとはく。ちょっと暖かいものが残る。― | [comment] | |
A | 明日に向って撃て!(1969/米) | cinecine団様:高校時代、偶然会ったあの子を自転車の後ろに乗せて帰った時、自分はニューマンだった。 | ||
A | マルホランド・ドライブ(2001/米=仏) | bunq様:―酩酊ぎみなねっとりした闇と、そこに浮きあがる赤い唇。…オレンジ色の歌声。… | [comment] | |
A | リパルジョン・反撥(1965/英) | くたー様:干乾びていくウサギの肉の腐臭をエサにするかのように、… | [comment] | |
A | フェイス/オフ(1997/米) | ハシヤ様:ニコラスのコートが「バッ!」てな。「バッ!」てな。 | [comment] | |
A | フィールド・オブ・ドリームス(1989/米) | はしぼそがらす様:色鉛筆で描いた映画。 | ||
A | バグダッド・カフェ(1988/独) | ミイ様:眠りながら見たラクダ色の映画。 | ||
A | 初恋のきた道(2000/中国) | ボイス母様:泣きました。その日に作った夕飯は久々に腕が鳴りました。 | [comment] | |
A | イレイザーヘッド(1977/米) | 忍者様:リンチの原液。薄めて服用しないと危険。 | [comment] |
皆様、静かに撃ち殺してくれて、ありがとう。これからも、アナタの「ことのは」が舞い降りる時を、楽しみにしてます■注:あくまでも「ことのは」に関する、サイマフ"超"極私的な美意識の表明であり、「優/劣」の問題ではありませぬ。私が選ぼうと選ぶまいと、皆さんそれぞれの「ことのは」が、その存在だけで、美しく、巧みで、素晴らしいのは、言わずもがなです。そこのところだけは、ご理解ください。
この映画が好きな人達