★5 | 正義と人種、二重の価値観の間で絶えることのない緊張感。ポワチエ演じるバージル・才人の不動は圧巻だが、スタイガー演じる署長・凡人の動揺が何とも良い。彼は真実を見極める能力を欠いていたが、真実を認められる美徳は持っていた。何より大切なことだ。 (kiona) | [投票(9)] |
★5 | ほんとに熱くていらいらしそうな夜、だらけた人たちの中での、シドニー・ポワチェの存在感にしびれた。 [review] (にくじゃが) | [投票(6)] |
★5 | ロッド・スタイガーとジョージ・C・スコット、どちらが本物のアメリカがんこ親父か?スタイガーのレイバンがやや優勢。 (べーたん) | [投票(3)] |
★4 | 一種滑稽にも見える黒人への嫌悪の表情。しかしそれは「分かりやすい映像表現」ととるよりも「真実」ととるべきだろう。キング牧師が暗殺されたその年にオスカーを受賞したこの作品は、その後に作られた同類の作品とは明らかに違う光を放っている。 (ナム太郎) | [投票(4)] |
★4 | 木綿畑、そしてラスト。シドニー・ポワチエの、車窓の向こうに投げ出している視線のなんと空疎なことよ。原題の「夜の熱気」とは、あの時代の公民権運動の熱さを指す。夜は黒いものの象徴である。 (きいす) | [投票(4)] |
★4 | 水野晴郎の邦題も嫌いじゃないが,「大捜査線」ではないな。チリチリ焼けるような夜の苛立ちが原題にはある。佳作と呼ぶにふさわしい小品。 (死ぬまでシネマ) | [投票(4)] |
★4 | ロッドの建前を演じて生きる様に強い衝撃を覚えた。見たくはなかった夢を見て変貌していく姿に感動。そのまま一気に終演を迎え、心にもどかしかった思いは消え去り、最高のカタルシスが残った。♪インザ・ヒート・オブ・ザ・ナイト・・・良い曲だなぁ・・・。 (かっきー) | [投票(3)] |
★4 | ノーマン・ジュイソンの作風を一言で表現すれば”Soulful”。これはその代表的作品。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★4 | 有能な黒人警察官バージル(ポワチエ)を徐々に認めていく警察署長(スタージェス)だが,果たして偏見は完全に払拭されたのだろうか? 事件は大したことはないが,それほどまでに人種差別は根深いものだと改めて教えてくれる秀作。 [review] (ワトニイ) | [投票(2)] |
★4 | 優れた映画の割には影の薄さを感じざるを得ないのは、サスペンスと人種問題という重い題材を真面目に描いているからか。シドニー・ルメットに任せた方が良かった気がする。タイトルも原題の「夜の熱気の中で」の方がいいと思う (モモ★ラッチ) | [投票(2)] |
★4 | シドニー・ポワチエの所作が本当に素晴らしい。品がある。デンゼル・ワシントンに似てると思ったが、当然デンゼル・ワシントンの方が参考にしてるのだろう。あの頃のミシシツピー州は危なすぎる。黒人が車を運転してたら追いかけ、喫茶店のようなところでは給仕を断られる。(2023/01/12/KOBCL) [review] (USIU) | [投票(1)] |
★4 | 最後まで握手すらしない、って演出が、この時代のリアルです。 [review] (AONI) | [投票(1)] |
★4 | うだるような暑さが、画面から匂ってくるような臨場感。名人ノーマン・ジュイソン監督の職人技が光る。こんなハングリーな映画が、’60年代にはあったのだ。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(1)] |
★4 | 警察署長(ロッド・スタイガー)が、バージル(シドニー・ポワチエ)に表した敬意は、自分を危機から救ってくれる程度には優秀であるという事と、自分と同じ程度には孤独に悩む人間であるという事に対してのみ・・・・ [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | シドニー・ポワチエに平手打ちをくった大地主が、ロッド・スタイガーに向かって言う台詞が印象的。 (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | シドニー・ポワチエは暑い南部の街にいても一人涼しげで、もう少し下手にでたほうがいいんじゃないかと心配になるほどりっぱな態度だった。 (KADAGIO) | [投票(4)] |
★3 | 実に見応えはあるのだが、肝心の事件自体が驚く程に安っぽい話。 [review] (HW) | [投票(3)] |
★3 | ある意味で白黒映画。人種差別はする側にしろ、される側にしろ、当事者でなくとも作品の方向性として理解するより前に不快に感じる事だろう。また、それは現実に主演男優賞でも現れている。中身は中の上。この程度で作品賞とは・・・。 [review] (ヴォーヌ・ロマネ) | [投票(2)] |
★3 | 大人の男二人が結婚についてポツリと語り合うシーンにグッときた。主題歌が渋い!しかし途中カーラジオから流れてくる歌の歌詞はなんじゃありゃ? (レディ・スターダスト) | [投票(2)] |
★3 | まずそうな食べ物しか出さなそうなダイナーの様子とか、全編にわたって安っぽさと暑苦しさの雰囲気が絶妙に醸し出されている。必死でそれを押し殺しながらも実は熱い男であるロッド・スタイガー と、対照的に涼しげな顔のシドニー・ポワチエ。(★3.5) (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |
★3 | マズそうなパイ。74/100 (たろ) | [投票] |
★2 | つまらない。テーマ(人種差別)と時代性(公民権運動)に固執しすぎていて、観客を楽しませるためのプロットにまるで魅力がない。
[review] (田邉 晴彦) | [投票] |