★5 | 乾いた空気。湿度のない関係性。当時、これからの邦画を予感させ、しかもそれは期待ではなく失意だった。幸か不幸か邦画はこうならなかったが、長い間自分の中のトラウマとなる。印象的な音楽と共にこの映画を一度は体験することをお勧めしたい。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★5 | この奇妙な題名にして、この奇妙な空気…。状況についての説明がほとんどないままに始まるこの奇妙な物語を鑑賞している内に、知らず知らず自らの感性が鋭くなっていくのを感じた。奇妙な3人の奇妙この上ない共同生活と奇妙な音楽…物語など、必要ない。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] |
★5 | ほとんど説明のないまま進行する映像に、先取りしすぎとも言える出来事の数々。音楽も含めて、後世に遺した影響は計り知れないと思う。まんじりともせず見入ってしまった。主演三人の魅力を凌駕できる俳優が、現在どれほどいるだろうか。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | 脚本は粗もあるけれど"雰囲気"を感覚的に上手に描いていたので評価。80年代を知っている人にはこの作品の空気やアングルは懐かしいはず。パソコンや新興宗教など時代の先を見据えたテーマにちょっと驚いた。ジュリーより杉浦と樋口のオーラ全快。 [review] (TOBBY) | [投票(4)] |
★4 | 釣り、パチンコ、クッキング、ケンカ、セックス。独居中年の生活描写が、それ自体を見世物としながらも沢田の悲劇性を社会化する媒体となるように、筋の経済性が話を下品にしない。 [review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★4 | 真っ暗な部屋で食事。最初はホラー映画かと思った。沢田研二が森の中を走り回るシーンの美しさ。現実味を無視した宗教団体のシーン。とんでもないラストに驚愕! (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★4 | やはり森田芳光に食事のシーンを撮らせたら天下一品だ。全く美味しくなさそうなムードなのにやたら旨そうに見えるんだから。 [review] (クワドラAS) | [投票(2)] |
★4 | 沢田研二出演作としては、『太陽を盗んだ男』以来の傑作。この頃の森田芳光は「すごかった」。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 決行までの無為の時間を無為だと開き直ることで見えてくる地平がある筈だが、森田の施す多様なギミックが上滑りして底浅のハッタリを露呈させる。沢田の80年代の無機性に対する杉浦の70年代的泥臭さ。その相剋に期待したが噛み合わないまま。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 殺し屋沢田研二の身の回りの世話をする杉浦直樹が、沢田といる時とそれ以外の時とで態度ががらっと変わる芝居が好きだ。 (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★3 | 森田芳光にジュリー、杉浦直樹は皆ひいきなので期待したんですが、「ボレロ(ラベル)」が途中で演奏終了しちゃったような感じがしました。 (ラジスケ) | [投票(1)] |
★3 | 酸っぱそうな果物が妙に刺激的 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 見ている最中は特有のカメラワークとセリフまわいで、魅力的に見えるのが・・・終わってみると・・・「で、それで?」的な空疎感が残るだけ。この監督は、見栄えを優先すれば、中身は勝手に出来上がると思っているふしがある。典型的森田芳光映画。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 失楽園への軌跡がチョロリ (R62号) | [投票] |
★3 | ん〜沢田研二。コワ過ぎ。 (もーちゃん) | [投票] |
★2 | 愚かしいバブリー映画。なお原作はとても面白い。映画など観ずに原作を読まれることをお勧めしたい。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★2 | 音楽はよかった。食事シーンはすべて(外食時、背後の窓の外でケンカしているひとたちを含め)みな印象深かった。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★2 | 時間の経過を空のワイパーで表すなど小技が上手い。映画が足し算だったら、これらの積み重ねで面白い作品になるんだろう。 [review] (G31) | [投票] |