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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米)************

★4映画の「スケール」を決定するものとは何か。私見によれば、それは「上映時間」でもなければ「物語の時空間的な拡がり」でもなく、「美術」である。オープニングの阿片窟の造型だけでも感涙に値する。なんという美しさ! なんというユニックさ! [review] (3819695)[投票(3)]
★3やくざがやりそうなことをかなりしつこく描いている割に、綺麗に見えてしまうのは、美術とエンニオ・モリコーネの手柄。主要な登場人物のキャラの立たせ方は一見強烈だが、正面だけ改装したぼろ屋の駅前精肉店という感じもする。いっぱいいっぱいなのだ。 (ジェリー)[投票(1)]
★4「いゝ映画だ。特にエリザベス・マクガヴァンの子供時代を演じた女の子の見 事さといったら。あの聖書の一節を読む件のアップカットが忘れられない。比べてマクガヴァンが魅力が無いので困る。マクガヴァンがデ・ニーロに犯されても、ちっとも感じないのである。もし、あの女の子が犯されていたとしたら!」 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
★5少年期のダウンタウン。ビルの谷間の向こうに見える摩天楼。こうした風景を評価してほしい。 (chokobo)[投票(2)]
★5レオーネは時間を分断しつつ冗長かつ過剰に時代を描き込んでいく。このペースに付き合うには、観るというよりは眺めるという感覚が要求される。すると時間を超越した人為的で感情的な、まがいものの「時代」がたち現れる。だがら映画なのだ。美術の貢献も大きい。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4モリコーネの音楽がいいから長尺もストレスを感じないで見られた。しかしあの可憐な娘がタヌキ顔のエリザベス・マクガバンになったのは残念。CGで大人のジェニファー・コネリーに吹き替えて欲しい。 (TOMIMORI)[投票]
★3彼らは皆、人生で、2つの事を同時に手にいれることはできないということを、学んだのだと思う。特にイチゴのショートケーキの男子。 (G31)[投票]
★4229分版。通りの向こうのあの曲がり角を曲がっても、この風景はずっと続いているだろう・・・と、思わせてくれるこのゴージャスさ豪華さ。こういうスケール感を出すのが映画の美術ってもんだろう。例の如く弛緩する部分もあるが、良い場面は本当に天井知らずで圧倒的に盛り上がるのがレオーネの素晴らしいところ。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
★5この長尺の画面の隅々までセルジオ・レオーネの執念が溢れている。何度観ても震える。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★5この情感の漂い方は尋常ではない。一介のちんぴらの一代記が大河ドラマの香りを帯びる。 [review] (緑雨)[投票(7)]
★3イタリア人のレオーネが撮るユダヤ移民たちの「あめりか昔話」には、当然であるが史的蓋然性は欠片もない。阿片を吸ってノスタルジアに耽溺する主人公に同期する演出はダダ漏れの情に塗れていく。深みのある撮影と素晴らしい美術に彩られた爺いの戯言。 (けにろん)[投票(1)]
★4かけがえのない仲間との友情、葛藤、訣別、それら全てを清算しちまった時、俺もきっとあんな笑い方をするんだろう。 (kiona)[投票(2)]