★5 | イングリッドの熱演にド肝を抜かれた。宝石が美しく輝くほど、彼女の心は硝子細工のような繊細さを光らせていく。正気と狂気の狭間で、恐怖を感じる姿も、豪華なドレスに包まれ、音楽を堪能する姿も、「演技」とは思えない、魅力に捕らわれる心境でした。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭でバーグマンとボワイエのキスシーンは、バーグマンの方が上背があるため、木箱を用いてのキスシーンとなったそうな。大柄な女性って言うのは、それはそれで苦労があるようですね。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | バーグマン嬢に芯の弱い女性は務まらない気が。ボワイエさんも不釣り合いにお老けでしたような。 (G31) | [投票] |
★3 | 銀幕と霧は、切っても切れない良縁カップルだったのだな、と改めて実感(そしてガス燈は彼らの出来のよい子ども)。カラーになってから、映画に登場するロンドンの「風情」が3割は減っただよ。 (はしぼそがらす) | [投票(1)] |
★5 | はじめにイングリッド・バーグマンありきの映画。サスペンス構築、話の展開は、それに付随していった感じ。でもこの映画はそれで良いのだと思う。 (kawa) | [投票(4)] |
★3 | 底の浅いミステリだがそこを逆手にとってひたすら疑惑にさいなまれ怯えるイングリッド・バーグマンを撮り続けることを選択し焦点を当てた結果一つ事を追及した際の完成度の高さを手に入れた。これがグレース・ケリーだったらきっと5点を献上していたであろう。 (モモ★ラッチ) | [投票] |
★4 | 男がおかしいとは思わないのか?惚れるとあんなの? [review] (tenri) | [投票(1)] |
★4 | まさに霧の都「ロンドン」という感じ。更にイングリッド・バーグマンの存在が「サスペンス」って叫んでる。 (らーふる当番) | [投票] |
★5 | 最高度の技術が結晶した最良の意味での「クラシック」映画であり、照明による心理活劇。『ガス燈』という題自体が、これが照明の映画であることを物語っている。ああ、それにしても霧の立ち込める夜の街路の情景のなんと禍々しく美しいことか。映画はここまで完璧に「世界」を構築できるのだ! (3819695) | [投票] |
★4 | トリッキーな展開ではなく真正面からいたぶりつくそうという悪とそれに反転攻勢に転じる性根の相克を描いているのだが、徒にニューロティックな表現に走らず演技ボルテージに注魂するキューカー演出がバーグマンの狂気を垣間見せる。スリリングだ。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 揺れる明かりにバーグマンの表情が曇り視線が宙をさまよう。不安に歪む苦悶美を堪能するサディスティック・サスペンスの快感。ヒロインを無粋に揺さぶるメイド(アンジェラ・ランズベリー)の悪気なき品の悪さも魅力的。ヒッチほど饒舌でないのも好感。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | ガス燈自体がちょっともうわからないけど特に関係ないですよ。
人の事を信じて疑わないという事は・・・結論を知りたければ本作品を見ましょう。 [review] (TO−Y) | [投票] |
★5 | 絶妙なタイミングで現れる婆さん。いい味出しとる。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | 引きこもってる時に見たくないなー。 (モノリス砥石) | [投票] |
★4 | 女性の貞操についてうるさかった時代… [review] (りかちゅ) | [投票] |
★4 | ガス燈の柔らかな灯りが照らすバーグマンの顔。この茫漠とした照明が、狂気と正気の定かならぬ事と一体となる。夜霧が更に灯りを茫洋とさせる街路の美しさも何もかも、ヒロインの不安と疑惑の息苦しさを表わし、観客の喉元を真綿で締め上げるように苛む。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |