のさんのお気に入りコメント(2/12)
マーティ(1955/米) | ミッキー・スピレーン談義をしている奴らに象徴されるような平凡な登場人物たちを、非凡な写実主義が射抜く。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾) | ジョン・ウーに求めるものと言えばただひたすらにアクション映画でしかないのだから、結果的には「赤壁の戦い」だけという割り切り方は正解だったと言ってよいのではないかと思う。 [review] (ナム太郎) | 私たちが[投票(2)] |
レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾) | review] (mal) | 汚いカメラワーク、下品な音楽、ニヤつくだけの孔明、どこを取っても最低。アホくさ。下手クソ過ぎる。でも、気になってる方きっといると思うので一応報告だけしておきますね。鳩は、 [[投票(8)] |
女王蜂(1977/日) | ぽんしゅう) | 展開や背景の人間模様の哀れさよりも、犯人隠しのために配置されたとしか思えない豪華出演陣のなかで、ひとり浮いているという点でどうせあんただろうとすぐに見破られしまう犯人役が哀れ。話しの展開も起伏に乏しく退屈で、どこにも女王も蜂も見当たらない。 ([投票(3)] |
ダーティハリー(1971/米) | review] (t3b) | 良い絵が一杯あるけどもう語られているだろう。ただ、私の一番好きなシーンは・・・ [[投票(2)] |
クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996/日) | クワドラAS) | 煌びやかな遊園地のちょっと裏方、まあ従業員以外立ち入り禁止の向こう側。表の賑やかさとは裏腹な無装飾な空間が気になったりもする。その辺の雰囲気作りとしんのすけの行動パターンに嘘がなく、物語の着火がスムーズ。その後はダレることなく笑いの佳境へ。本作自体が遊園地と言っていいほど時に痛快時に怪しいアトラクションが溢れていた。 ([投票(3)] |
ションベン・ライダー(1983/日) | review] (しど) | 開始直後「お、これが有名な長回しか……たしかに凄いぞ」。終了間際「長いよ。何時まで続くんだ……」。081203 [[投票(4)] |
現金に体を張れ(1956/米) | ジェリー) | ドキュメンタリーの感覚をフィクション映画に持ち込み強いインパクトを生んだ手腕は今も鮮やか。周到な犯罪計画が紡ぐクロノメーターのようにメカニカルな鋭角性が最大の魅力だ。この鋭角性にデジタルの病理性が持ち込まれてキューブリックの輝かしい60年代が始まる。 ([投票(2)] |
キートンのカメラマン(1928/米) | 雨に唄えば』で再び表出する。 [review] (ジェリー) | ひとり野球。建物の上り下り。電話口から電話口へ。更衣室の着替え。公営プールで抜ける水着。割れるガラス窓。およそ後世の手本にならなかったものはない神話的身体芸のオンパレード。宇宙的に凄まじい雨は、MGMの山中を伏流して『[投票(2)] |
エル・トポ(1969/メキシコ) | 淑) | 血と精液と革命と西部劇とヒッピーとガルシア=マルケスを異種交配した地獄絵図にして大曼陀羅。メキシコに生きるとは分裂を呑み込むこと。失われた断片を求め巡礼の旅は続く…。 ([投票(1)] |
崖の上のポニョ(2008/日) | review] (Orpheus) | 疾 走 す る エ ン タ ー テ イ メ ン ト [[投票(4)] |
フェイシズ(1968/米) | カサヴェテスはぶっきらぼうに映画の魔法を連発する。 [review] (3819695) | 各キャラクタの人格のなんと立体的であることか! それは現実以上に現実的ですらある。その意味で、これをリアリズムと呼ぶことはもはや適当ではない。どうすればこのような演技が、演出が生み出せるのか。[投票(5)] |
東海道四谷怪談(1959/日) | 天知茂万歳! 男はとことん悪どく、女はとことん怖い映画。 [review] (AONI) | 不世出の「色悪」スター[投票(6)] |
東海道四谷怪談(1959/日) | 中川信夫のケレンたっぷりの演出が映える、クラシックのイメージを損なわずこちらの想像を上回るその演出力に身震いする。真の仕事が施された怪談映画。 [review] (t3b) | [投票(2)] |
河内カルメン(1966/日) | 野川由美子! 完璧な美貌ながらそこに人を寄せつけぬ冷たさはなく、能動的かつ受動的な男性遍歴を経ても芯の人格的潔癖を失わず生来の明朗を保つ。演出家が溝口的/今村的な「女性性礼賛に裏付けられたサディズム」を欠くがゆえの魅力的な造型。あるいはそれがカルメン性か。たとえば『故郷に帰る』の高峰秀子も。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
ぼくの伯父さんの休暇(1952/仏) | 淑) | タチという人は本当は屈託があるのだろう。決してそれを見せたりはしないが。避暑地の淡い交遊。花火。短か過ぎるズボンの丈に似た軽い語り口に、一刷けの憂鬱が滲んでいる。 ([投票(1)] |
パコと魔法の絵本(2008/日) | 阿部サダヲを筆頭に「笑い」の水準も近年まれに見る記録的な低さ。 (3819695) | 一個の驚きもない。観客に媚びを売りつつ観客のイマジネーションを蔑ろにした凡庸なイメージの洪水。不細工な光と雨と風と空。この監督は「映画」など信じてはいないのだろう。キャラクタ造型も紋切型に紋切型を掛け合わせただけでぺっらぺら。[投票(4)] |
スラップ・ショット(1977/米) | 淑) | 汝のバカを受け容れよ。下品な青ジャケットと格子柄のズボンを着、四文字言葉を使い、他人の女を寝取り、拳もて人を打ちなさい。されば扉は開かれるべし。妻には逃げられるが。 ([投票(1)] |
モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975/英) | 淑) | 要するに英国はその始まりから気違いと変人の国だった、と。王だろうが騎士だろうがパンツを引きずり下ろさなければ気の済まない偏屈ぶりが爽快。微妙なゲテ物臭も相応しい。 ([投票(1)] |
プレイタイム(1967/仏) | 淑) | ガラスを多用したカフカ的建築様式。啓示の如きTVの燐光。そして深夜のレストランは混沌へと疾走する…。極北に達したスーパーフラットな表現に20世紀後半の美と悪夢は降臨する! ([投票(1)] |