★3 | アングラ劇タッチは愉しく俳優単位では素晴らしい作品。最初から逝っちゃっている抜群の船越英二を彩る緑魔子の抑揚素晴らしく、千石規子さんのガラッパチばあさんもさすが。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★2 | 江戸川乱歩原理主義者としては、この映画のお上品なハイセンス、骨抜きフニャチンぶりは実に腹立たしい。ここには酸鼻を極めた猟奇も、欲望追求の限界突破もありはしない。ただの気の利いたソフトコアだ。特に美術にはガッカリした。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★4 | プログラムピクチャー特有の尺の短さゆえか、要所要所での性急さが惜しい。これは「触覚」にしても「痛覚」にしても、より濃密に五感を刺激するよう演出されるべきであった。例えば死体の腐臭などはもっと面白く扱われても良かったはずだ。出来上がった映画が十分楽しめるだけに余計歯痒さが残る。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 三角関係における心理の交錯、軋轢にはドキドキさせられたが、その解消後は、取り残された。ナレーションによってすっ飛ばされたが、その後が本当に描くべきは、蹂躙されながらも隷属してしまう過程の心理ではなかったか。それが無くてのSM大会は、コントにしか見えなかった。 (kiona) | [投票(3)] |
★4 | 原作の前半だけを切り取って、そこへ原作には無いマザコンの要素を加えて圧縮して、とんでも変態映画に仕上げた、その力量!リアルタイムに劇場で観たかった。登場人物がほぼ3人だけというのも、この濃密な物語をより深いものにしている。 (青山実花) | [投票] |
★4 | リアリティを追求すべく作られたものではなく、怪奇幻想譚として考えると正しく思える。あ、まさに乱歩だ! [review] (づん) | [投票(2)] |
★4 | この映画は、触覚でしか得られぬエクスタシーを、視覚でしか共有できない観客へ伝播させるという矛盾をはらんでいる。 ポイントは緑魔子の身体の曲線にそって男が這わせる指の動きと、それに抗う女の肉体のせめぎ合いの淫靡さの表出であり、充分に成功している。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 痛いっしょ?我に返ったりしようよ。と思いますが、乱歩だから戻っては来ない。 (夢ギドラ) | [投票] |
★3 | 巨大パンツは許せるが、傷ひとつつかない肉体は許せない。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(1)] |
★2 | んー…でも、途中で飽きちゃったんですけど。 (るぱぱ) | [投票] |
★4 | 良いねぇ緑魔子。期待以上。 [review] (くたー) | [投票(1)] |
★3 | 触覚のみに悦びを見い出す唯美主義は、所詮視覚芸術としての映画とは相容れない。この時が旬であった緑魔子がラストまで美しかったことは、この作品の「盲目のリアリズム」への明らかな敗北を意味していた。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 変態世界を描くに、抑制があれば歯がゆいし露骨では痛い。微妙な距離感覚。セーブするものがあればこそ打破する越境感覚が生じるのであり、皆逝ってるのに生真面目でもある。これを見て爛熟の平成の世に乱歩を映画化する無意味さを噛みしめろ! (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | なんだか妙に説得力を感じてしまった。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | これは「人」ではなく、生物としての「ヒト」を描いた作品か。暗闇の中で「昆虫」化する「ヒト」のおぞましさよ。こういった作品が公然と存在する「日本」という国家の「表現の自由」の度合いに今更ながら驚いたりもする。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 壁に広がる口耳手足目鼻胸… [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(3)] |
★4 | 凄い狭い世界に独自の絵。この映画のテーマに反する映像インパクト(笑)母親の部分の定義ではもうちょっと踏み込めたような気がするけど・・・・
[review] (t3b) | [投票(1)] |
★4 | 意欲作。これって出演者3人なんだよなぁ。
船越さん、怪演。緑魔子は妖しく美しい。 (k5001) | [投票] |
★2 | あんたら、不要なのは目でしょ、目! [review] (G31) | [投票(4)] |
★4 | パンツを見せながら逃げる緑魔子。「何やってんだ船越英二、早くつかまえろ!」と応援している自分にふと気付き、一人赤面。パンツの話しばかりで恐縮ですが、下着は白の方がいいな。 (ばかてつ) | [投票(1)] |
★4 | 舐め回すような偏執狂的カメラワークがじわじわと尋常でない雰囲気を作り出してくのだけど、ラスト10分はちょっと急いじゃったな。 (_) | [投票(1)] |
★4 | 増村保造の映画が発する不快感が、ここでは不快を超えた高みに達している。嗚呼、気持ち悪いけど凄いなあ。 (熱田海之) | [投票] |
★3 | 表層的な上辺だけ掬ったような乱歩映画化とは気合いの入れ方が一味違う!が・・・ [review] (マッツァ) | [投票(3)] |
★4 | 見終わった後、自分が昆虫になったような感覚に襲われた。 (リーダー) | [投票] |
★5 | 得てして軟派なコスチュームプレイに陥りがちな江戸川乱歩映画化作品の中にあって唯一、普遍的文学性を獲得するに至った増村ならではの傑作。緑魔子が放つ悪魔的魅力はあの変態箱庭に勝るとも劣らない。シュゴイ! [review] (町田) | [投票(3)] |
★4 | 船越英二も緑魔子も千石規子も皆キチガイバンザイスバラシイ。変態舞台芸術もスクリーンで見られてうっとり幸せ。なのにあぁ、何かが足りない、満たされない!→
[review] (picolax) | [投票(5)] |
★4 | every parts of love&her [review] (ボイス母) | [投票(3)] |
★4 | 触覚美の極致という話は乱歩の賜物だが、原作にとらわれずアイディアだけをイマジネーションで膨らませて映画化したその力量は評価されるべきだ。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(3)] |
★5 | 交尾の後、雌カマキリは雄カマキリを食べるというが、まさに船越英二と緑魔子の様。究極のサディズムとマゾヒズムの果ての果て。天才増村保造の業はここまで深いのか・・・。 (巴) | [投票(3)] |
★3 | 触覚てエロいなあ。 (地球発) | [投票] |
★3 | 世に江戸川乱歩を映画化した作品は多々あれど、成功したといえるのはこの作品くらいじゃないか。緑魔子と船越英二の演技もさることながら、この映画が成功した理由は増村のフェティシズムが濃厚なあのセットにある。 (若尾好き) | [投票(3)] |
★3 | 割と牧歌的な映画だな。と思った。 (マリオ・フーパー) | [投票] |
★3 | そ、そんなこと本当に楽しいんですか!?映画としては★4あげたい。 (nsx) | [投票(1)] |
★4 | 船越英二のあの変態な演技はキケンだ。 (ボヤッキイ) | [投票(1)] |
★3 | 快楽をもとめて、人間が受け取り与えられるすべての感覚をむさぼってゆけば、ああ、絶対こうなるよな、って、ちゃんと納得できる緻密な描き方。ダリが美術を担当したら、どうなっただろう、と想像した。 (エピキュリアン) | [投票] |
★4 | 今観ると演技の古臭さやミスマッチとも思えるBGMが笑いを誘うが、作品自体は面白いと思う。乱歩の原作とあるが、実際はインスパイアされた作品。でも上手い。ヨーロッパあたりで上映したらウケるのでは。 [review] (BRAVO30000W!) | [投票(4)] |
★5 | 俳優が全ていい!像の感触を確かめる船越英二・逃げ回る緑魔子が
恐いながらも爆笑を誘う。 (雷) | [投票(2)] |
★2 | 確か映画館で見たが、なんか変だった。 (ユージ) | [投票] |