★3 | 成田長親(野村萬斎)のカリスマ性を前提にするのは話全体の説得力を弱めるという意味でまずい。豊臣方のエピソードはもっと簡略化・省略して成田家領内の話を掘り下げるべきだったのではないか。 [review] (Master) | [投票(6)] |
★3 | 「でくのぼう」という物言いは、本人の外側からの印象や価値観から一方的に下された人物評であり、本作の主題はその印象や価値観の転倒であることは想像がつく。であれば、本作は何より主人公を取り巻く人々の「視線」を描いたものでなければならないと思う。 [review] (おーい粗茶) | [投票(4)] |
★3 | なるほど野村萬斎は当て書きされた役であるかのようによく演じている。ただし、作品そのものまでもが彼の人たらし的魅力をまったく自明のものとして、まるで懐疑の対象としていない点は観客の反発が付け入る隙となるだろう。云い換えれば、このキャラクタ配置には「在って然るべき」一ヶ所が欠けている。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | 野村萬斎は、表情も、たたずまいも素晴らしく魅力的。なんて色っぽいのだろう。彼が扮する成田長親のどこまでがフリなのか、本心がどこにあるのか、つまり本当の姿が実際はどうなのかが読み切れないところまで含めて見事だった。 [review] (なつめ) | [投票(3)] |
★3 | 決定的に欠けている「ニヤリ」と「ゾクリ」 [review] (TM) | [投票(2)] |
★4 | 敵と主人公逆じゃね? [review] (X68turbo) | [投票(2)] |
★4 | 痛快かつ明朗。合戦シーンよりも見栄を切る会話シーンのほうが圧倒的に面白いし痛快。出ている役者が全員上手く見えるのは監督の演出力のなせる技か。下手をするとやり過ぎな感じの笑いと明るさも、絶妙なコントロールで嫌みにならないぎりぎりの感じで収まっている。 (すやすや) | [投票(2)] |
★4 | こういうのが「見応えのある映画」として人に勧められます。最初はべたべたな展開におやおやと思っていたのですが、いつの間にかぐいぐい引き込まれる。何だかんだ言って野村萬斎さんの魅力と、その魅力を引き出した両監督の力量に尽きると思います。 [review] (K-Flex) | [投票(2)] |
★3 | 甲斐姫が動機になっているように見せたいのは理解できる。が、この観点からオチを観測すると、そもそも最初から戦いは不要という結論に至りかねない。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | もう一人の主人公は、石田三成? [review] (こしょく) | [投票(1)] |
★4 | 北条氏がなかなか落ちずという歴史的事実は知ってはいたもののこういう話だったんだ。前置きの市村正親 辺りがちと臭いが、意外と颯爽としている三成の上地雄輔 、出しゃばらない山田孝之のすがすがしさ、佐藤浩市の相変わらずのカッコよさ、魅せまする。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 期待し過ぎたか。☆3.1点。(review は映画本篇と同様に冗長) [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 頭でっかちで勝利に躍起な石田三成=上地雄輔とずっと冷めた態度ながら三成のために行動せずにはいられない大谷吉継=山田孝之の対比が良かった。 (パピヨン) | [投票(1)] |
★4 | 上地雄輔の魅力満載。 [review] (ロープブレーク) | [投票] |
★3 | そもそも、戦う必要はあったのか。 [review] (ぴよっちょ) | [投票] |
★3 | 「忍城水攻め」の史実、状況を映像として観ることができたのは良かったです [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 目を惹く意外性は中盤まででほぼ使いきり。もうひとつ飛んでほしいお話だったのだけど。 (ペンクロフ) | [投票] |
★4 | 成宮と榮倉の今風の会話には辟易―観客に若者を取り込むという時代の要求?石田三成という男の器量が大きいのか小さいのかよく分からず―ホンが拙い。萬斎は全編狂言師でどうかとも思うが、役柄から好演か。好演といえば各々それなりに好演で、キャスチングの良さが光る。 (KEI) | [投票] |
★3 | もう少し後半で目を見張る戦略があるかと思ったけど。 (二液混合) | [投票] |
★2 | 小早川秀秋を演った上地が三成を演るなんて考えられない [review] (HAL9000) | [投票] |
★3 | 期待しすぎてしまった。。 (Miyapon02) | [投票] |
★4 | どこかで見たような人間関係。そうか、三国志的キャスト。妙に落ち着いて見られたわけだ。 (らーふる当番) | [投票] |
★5 | 狂言は庶民芸能であり、喜劇だけで形成されている。本作は長親に振り回される側近たちがまさに狂言の様で、主役に野村萬斎を持ってきたのは大正解であろう。野村の外連味たっぷりの演技と時折見せるするどい目は、かくやつ何を思うておろうかと観客さえも攪乱する。字幕を見なければわからない口語と現代風会話の丁々発止、農民も圧制されておらず生き生き描かれる緩急の妙。傑作。 (tkcrows) | [投票] |
★3 | 今の時代に、大きなスクリーンで、萬斎さん主演の時代劇が観られただけで、うれしかったです。 [review] (たいへい) | [投票] |
★4 | 『BALLAD』を軽々と超える合戦シーンと、練られた脚本に、結構熱くなりました。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★4 | 冒頭の高松城水攻めから市川秀吉の怪演で掴みばっちり。佐藤浩市が馬で城下の田園を駆け回り地勢を知らしめる。それが後段の城攻め合戦の状況描写に生きてくる。 [review] (緑雨) | [投票] |
★3 | 人心掌握がリーダーの条件、といった内容。現在にもつながる史実をまとめてまあ楽しめた。古典芸能の役者は映画にしても映える。 (ぱーこ) | [投票] |
★4 | のぼうと呼ばれる成田長親(野村萬斎)が「実は策士である」と言う説得力にやや欠ける気がした。本当のうつけなのかうつけのフリをした策士なのか、もう少しメリハリが利いたキャラ造形してもよかったのでは? 城主不在・城代が病で床に伏している時、寺の和尚が言うように正木利英(佐藤浩市)の方が城を任されるのに適任とさえ思われる描かれ方が惜しい。現に彼の単騎駆けのシーンが一番格好良かった。(2012.11.9 鑑賞) [review] (IN4MATION) | [投票] |