第2位の歴史 外国映画篇 | 80 movies | ナム太郎 | [投票(4)] |
キネマ旬報ベストテンで惜しくもベストワンの称号を逃し、第2位に甘んじた作品の数々。 | 2011年11月20日 |
月刊レア・セイドゥー | 6 movies | Lostie | [投票(3)] |
レア・セイドゥー(Léa Seydoux)。1985年7月1日、フランス(パリ)生まれ。身長5'6"(168cm)。スリー・サイズは上から不明/不明/不明。 ● その存在感と肉体美はアンナ・カリーナもしくはブリジット・バルドーの再来かとも言われている新進気鋭の女優。ズバリ言って「かわいくない時間」の長さはズーイー・デシャネルと同等かそれ以上なのだが、とにかく「雰囲気」があり、個人的にそこを一番買う。『イングロリアス・バスターズ』ではミルクを一気飲みしたりなんか色々するクリストフ・ヴァルツの横で、ただ黙って立ち続けるという難役に挑戦。さらにその後リドリー・スコットの『ロビン・フッド』、ウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』、ブラッド・バードの『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』等、大作に次々絡んでいくが、もちろんそれは彼女の実力あってこその活躍であるので、祖父がフランスの大手映画会社パテを有する大富豪だからとか、不自然なゴリ押しとか、8は今マジで見ないとか、そういうことを言うのはやめていただきたい。 ● 2011/12/01:第1刷発行(2011/08/12:第0刷発行) 2012/06/26:第3刷発行(映画追加/コメント修正) | 2011年08月12日 |
最後のアウトロー 追悼、原田芳雄 | 122 movies | ぽんしゅう | [投票(11)] |
長髪にレイバン、ジーンズ姿。そんなヤクザ、見たことなかった。60年代から70年代へ、大きな転換期を迎えた日本社会が連続性を喪失したのと呼応するかのように、原田芳雄は今までのアウトロー像をひっくり返し登場し、斜陽にあえぐ日本映画界のなかを型破りなエネルギーを発散させながら80年代まで一気に突き進む。しかし、壮年期を迎えた90年代、原田的アウトローは主役の座から退き、どこか居心地悪そうに映画のなかの片隅にいた。しかたあるまい。隆盛から破綻へと向かうバブル騒動のなか、社会に飼い慣らされた中年男はみな従順な羊になり下がり、男盛りの原田が演じるに値する年相応のアウトローなど日本のどこにも居なかったのだがら。そして、最後の10年。ライバル刑事に同情されるアル中の初老のスリ。娘の恋に業を煮やして現れる幽霊。妻の積年の思いに絶句する老医師。商店街の復活を画策する引退した老店主。晩年の原田はエネルギーの燃え残りを燻らせながら、社会や制度からはみ出したじろぐ老人役がよく似合った。日本映画界、不世出のアウトローであった。
■ニュー・アウトロー時代(A:1968〜74 B:75〜79 C:80〜84) ■彷徨えるアウトロー時代(D:85〜89 E:90〜94 F:95〜99) ■翳を引きずるアウトロー時代(G:2000〜04 H:05〜11) | 2011年07月22日 |
40年のバカ騒ぎ | 34 movies | けにろん | [投票(6)] |
共闘者としての5人の監督。A:藤田敏八 B:黒木和雄 C:鈴木清順 D:若松孝二 E:阪本順治 | 2011年07月21日 |
月刊 北川景子 | 27 movies | けにろん | [投票(5)] |
北川景子。1986年8月22日、兵庫県神戸市生まれ。身長160cm。●2002年地元のモデル事務所にスカウトされ、2003年ミスSEVENTEENに選ばれモデルデビューし、同時にTV美少女戦士セーラームーンの火野レイ役で女優デビュー。その後、事務所移転と明治大学を卒業を経て本格的に女優活動を開始。TVでは月9ドラマで織田裕二、山下智久、木村拓也の相手役として抜擢された。映画では『ハンサム★スーツ』あたりから主要な役に抜擢され2010年『花のあと』で初主演。俺はこれで彼女を知ったが所作や殺陣など半端じゃない修練を感じた。小学生時代に阪神大震災を経験、先の東北の震災に際しても真摯な思いを自身のブログで綴った。高校時代は医師を目指して受験勉強をしていたが挫折、折からのモデルデビューで進路変更したあたり『パラダイス・キス』まんまである。正直、彼女は演技力がめっちゃあるわけではないと思うのだが、性格は良い(多分)。そのプレーンで素直な資質が何時か強みに転化するはずと信じている●2011/7/10:第1刷発行
| 2011年07月10日 |
着こなしの参考になる映画 -pour homme- | 19 movies | 立秋 | [投票(2)] |
登場するファッションや小道具に思わず唸ってしまう映画たち。無謀にも真似してみたりして。ホント参考になります。 | 2011年07月09日 |
壮烈!ハードアクション時代劇 | 60 movies | パピヨン | [投票(4)] |
『用心棒』『椿三十郎』以降、流行した残酷時代劇。時代劇はそれまでの勧善懲悪ものから人間臭く、血の気の多い、陰惨なハードアクションへと変容した。その系譜を辿る。A=50年代 B=60年代 C=70年代 D=80年代 E=90〜00年代 | 2011年06月09日 |
啓示の映画 / 運命の映画 | 27 movies | 死ぬまでシネマ | [投票] |
A:啓示の映画 / B:運命の映画 / C: 運命は変わるか ボケてしまい思い浮かびません。もっとあると思うので、誰か教えて下さい。 | 2011年05月29日 |
アニメサブタイトル元ネタ集 | 50 movies | ユリノキマリ | [投票] |
映画の題名(邦題)は押しなべてキャッチーなもの。映画そのものの内容を知らなくても使っている方もいましょうが、ま、カタいことは言わずに。 | 2011年03月01日 |
次点の歴史 外国映画篇 | 66 movies | ナム太郎 | [投票(8)] |
キネマ旬報ベストテンで「次点」に甘んじた、記録より記憶に残る作品の数々。 | 2011年03月01日 |
次点の歴史 日本映画篇 | 64 movies | ナム太郎 | [投票(7)] |
キネマ旬報ベストテンで「次点」に甘んじた、記録より記憶に残る作品の数々。 | 2011年03月01日 |
炭鉱<ヤマ>に生きる | 15 movies | 死ぬまでシネマ | [投票(2)] |
祝・故山本作兵衛翁の炭坑画(『炭鉱に生きる』で描かれた)の、日本初のユネスコ記憶遺産登録! ◆ 炭鉱・炭坑夫が重要なkeyとして出てくる映画 | 2011年02月16日 |
102本の映画たち | 0 movie | いちたすに | [投票] |
Aが最重要の10本 | 2011年02月05日 |
本当に本当に愛すべき映画 裏 | 7 movies | いちたすに | [投票] |
| 2010年10月27日 |
村上春樹と映画 | 353 movies | TOMIMORI | [投票(16)] |
村上春樹は早稲田の「映画演劇科」出身で、当時大学の文学部で映画の専攻課程を持っているのは早稲田と明治と日大ぐらいで「まあ映画関連ならなんでもいいや」という感じで早稲田に入ったらしい。
「ちょうど学園紛争の頃で授業などほとんどなかったからアパートとアルバイト先と映画館というトライアングルをぐるぐる回るほど」浴びるように(1年に200本以上は)映画を見ていたそうで、シナリオ執筆などもしていたという。ちなみに卒論テーマはずばり「アメリカ映画における旅の系譜」だとか。★
氏の作品はアメリカ作家からの影響が大きいそうだが、こうしてまとめてみると、洋画から得た部分も大きかったのではないかと推測でき、実際「映画をめぐる冒険」によると「羊をめぐる冒険」の別荘での鏡のシーンは『我輩はカモである』をヒントにしたとあり、逆に「スメルジャコフ対織田信長家臣団」によると『カラー・オブ・ハート』の架空の街が「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似ていると述べている。
また、四方田犬彦は「世界は村上春樹をどう読むか」で「羊をめぐる冒険」のホテルや「レキシントンの幽霊」の幽霊屋敷のパーティーと『シャイニング』、「海辺のカフカ」冒頭と『ピクニック at ハンギングロック』との類似性について指摘している。
★監督はメル・ブルックス、ジョン・カーペンター、男優はマルクス兄弟が大好き(村上朝日堂)で、女優はシシー・スペイセクとロザンナ・アークエットのファン(村上朝日堂の逆襲)らしい。近年は特にアキ・カウリスマキの"いささかまともじゃないところ"が好きらしい(夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです)
★コメントはその映画について触れた著作名(略称)、その映画について触れた箇所の抜粋または要約となってます。ただ、一部(とくに「映画をめぐる冒険」)かなり強引に要約したものもあるので村上氏の本意とは違う感じになっているかもしれない。複数の著作で触れられている作品は僕が気に入ったコメントの方を載せてます。とりあえずコラム中心で、そのうち小説からも随時追加予定。(最終更新:2014.10.1)
★A・・・あ行、B・・・か行、C・・・さ行、D・・・た行、E・・・な行、F・・・は行、G・・・ま行、H・・・や行以下 | 2010年10月03日 |
米アカデミー“監督賞”受賞作品 | 20 movies | 脚がグンバツの男 | [投票(1)] |
個人的に毎年気にしてるのは、作品賞よりもこっちの方。といっても多くは作品賞も獲るので、作品賞を同時受賞してない作品に、とくに注目してみて下さい。★A…作品賞を逃した作品、★B…作品賞も受賞した作品 | 2010年09月30日 |
東映集団抗争時代劇 | 14 movies | AONI | [投票(3)] |
黄金期の1950年代が終わり、時代劇ブームの終焉を迎えて任侠ヤクザ路線へと転換を図りつつあった東映で、最後の散花的なヒットを飛ばした集団抗争時代劇を紹介。<A:工藤栄一 B:長谷川安人 C:山内鉄也 D:その他東映作品 E:番外篇> | 2010年09月15日 |
愛すべき娘たち | 7 movies | 中世・日根野荘園 | [投票] |
このような娘がいたら、きっと可愛がるだろう。 | 2010年09月02日 |
無意味を承知の上で感動を数値化(Peak値) | 28 movies | YO--CHAN | [投票] |
こんな事しても意味は何もありませんが・・・単なる遊びとして「感動」を数値として表現してみました。
全体としての評価ではなく「最も感動した部分」での比較となります。当然、有効桁数は1〜2桁レベルですが・・・
(基準がいるので『銀河鉄道999』を「100」として採用。測定対象部位は、ネタバレ防止のためすごく曖昧にしました) | 2010年08月17日 |
本当に本当に愛すべき映画 | 9 movies | いちたすに | [投票] |
A「もう最強」B「最強」C「もうすぐ最強」 | 2010年07月12日 |