★5 | 主君の寵を競う美女たち。その主君もまた女性な所が少し異色。 [review] (イライザー7) | [投票(5)] |
★5 | 英国的底意地悪さ満載で大満足。エマ・ストーンとレイチェル・ワイズのクソビッチっぷりと、ただの困ったおばさんなのに、どうかすると可愛く見えるオリヴィア・コールマンの最高演技に5点。
[review] (月魚) | [投票(2)] |
★4 | 宮廷コスチューム・プレイとしてはおそらく申し分のない質に達しているのだろう。当時の人工光源状況に倣って積極的に屋内に暗所を配しつつ、美術と衣裳に贅を尽くしている。かつてのバリー・アクロイドと同様に、このロビー・ライアンもケン・ローチ組を離れた途端むやみに凝った画作りを頑張り始める。 [review] (3819695) | [投票(6)] |
★4 | もはや面白いんだか面白くないんだか。ただただ怖い。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★4 | ランティモスが脚本に参加しないことで普通の物語になったのだがキャラ造形と圧倒的な美術への拘りが突出する。幾多の流産を経て統治者としての孤独と重圧から暴食の果ての痛風に苛まれる女王の爛れはエマVSレイチェルの確執も足下で踏み躙る。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 三者三様素晴らしい演技。個性的な演出。おかげで苦手ジャンルだったけど楽しめる作品でした。 [review] (deenity) | [投票(3)] |
★4 | 『哀れなるものたち』に散々文句を垂れつつも、なんか気になって見てしまい、そして唸る。脚本がいい。時代背景はもっと後だが、エリザ朝ライクな台詞回しが堂に入ったもので、後半の安易な決着と見せかけてのもつれ具合も秀逸。人の欲と儚さに、痛風のごとく足元から腐る国家の斜陽を重ねた、見事なまでの汚らしさ。 (kiona) | [投票(2)] |
★4 | 宮廷の溢れに溢れた装飾と調度品を余すところなく捉える洪水のような情報量なのだが、反比例してその空疎さが際立つ。ここには何もかもがあるが、何もない。衣装とカツラは剥がされるためにあり、ご馳走は病に罹り嘔吐するために摂取され、調度品は破壊され吐瀉物を受け止めるためにそこに置かれ、あらゆる物は本来の意味をなさない。 [review] (DSCH) | [投票(2)] |
★4 | 時代劇を共時的に語る矛盾がエマ・ストーンのIQから文化的背景を脱落させることで、政治の裏付けを欠いた野望が目論見を果たした際、何もやることがなくなるという寓話を達成している。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★4 | 望むようには愛されなかった女と、愛が伝わらなかった女と、自分しか愛していない女。そのドロドロ劇に満足。 (カルヤ) | [投票] |
★3 | 蝋燭等の炎だけの照明はいい。撮影のエッセンスは照明と露光だ。画角、構図、移動やズーミングの制御、といった事項以上に、本質は光の扱いと云っていいと思う。しかし、それでも本作の広角レンズの多用にはゲンナリする。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★3 | 3人の女優さん(特にオリヴィア・コールマン)と美術と衣装を褒めて、撮影のロビー・ライアンの仕事の広がりを期待し、さてここまで変わった(我慢した?)ヨルゴス・ランティモスは、次はどうするのだろうか、とその身の振り方ばかりが気になっています。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | この時代、女王の発した言葉は絶対的な権威なのである。水戸黄門の印籠みたいだ。ギャグっぽいのかなとも思ったんだけど、どっちか分からなかった。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 映像といい、しつこく奏でるクラシック音楽といい、衣装といい凝ってます。広角レンズなんかを多用して、まるで自分が一眼レフを映しているかのようでもあり、3女優の演技合戦など、見どころは多いのだが、、。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 歴史の参考書と重ねてエロ本買う高校生男子の気分? レイチェル・ワイズの射撃と乗馬がほんとにステキ。エマ・ストーンも美しいです。でも、浅い映画でびっくりした(笑) (もがみがわ) | [投票] |