★4 | 裁判映画の定式に則った上で、ちゃんと個性を出す。これが一流監督だ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★5 | クリント・イースド・ウッドの腕はやっぱりいいね。プロット的シンプルで時間も短くて、見ごたえ満点。なかなかいい映画。さすがに実話のプロットでここまで話を広げるとはね。 (ぼり) | [投票] |
★4 | 世に広く知られた「史実」(今はまだ「事実」だが)の映画化だけに、製作者の手腕が問われると思うがイーストウッドは熟練の境地に達したと言ってもいいと思う。本作は映画として面白い。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★4 | 惨事に際し冷静な機長はもとより仕事にぶれない熟練の客室乗務員と統御された乗客。躊躇ないフェリー船長や沿岸警備隊員。それらの集積が善意の理想郷を現出させたことが「奇跡」。逆転劇は小噺程度の内実でしかないことはイーストウッドも解っている。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 全盛期に比べると照明などどうしようもなく衰えているが、回想にしても架空の事故ショットにしても、はたまたクライマックスにしても、どれも普通だったらこんなことやらないという珍妙さと軽さに満ちていてミステリアス。この謎めいた感覚は新しい。3.5 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | すでに結果が分かっている事象を、巧みに時制を制御した構成と演出と編集で、一気に見せきるワン・イシュー映画の手本。あまりの手際の良さに、良くも悪くも、話の結末よりも、語り口の上手さに感動する。コスパの高さで冗長なCG大作の鼻を明かす愛すべき小品。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |