シーチキンさんのコメント: 投票数順
サラマンダー(2002/英=アイルランド=米) | 火竜の姿などはもう少し迫力を出してじっくり見せてほしいような気もしたが、そういうことも含めて、70年代SFのような雰囲気が出ており、懐かしい感じがした。 | [投票] | |
少林少女(2008/日) | 「CG使って、かわいい女の子たちが、気のパワーでラクロスやってるの見たい」という妄想を垂れ流したような映画。 | [投票] | |
サイレント・ランニング(1971/米) | 科学考証がちょっとずさんすぎる。そのためにSFとしての基本的な魅力を大きく損なっている。ただ、宇宙船のミニチュア模型をいかした特撮は見応えがあった。 [review] | [投票] | |
ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972/米) | その一点に絞込み、しかも美人ばかりを選んで、それらしく見せることを貫いた態度は見事。考え抜いたというよりも、研ぎ澄まされたセンスがあるからこそしっかり笑える。また、ウディ・アレンにはSFの道を進んでほしかったなあとつい思ってしまった。 [review] | [投票] | |
僕らのミライへ逆回転(2008/米) | 「映画」をテーマにした心意気は買うし、個々にはくすっと笑える話もある。そう悪い出来ではないが、いささか突飛過ぎるというか、ご都合的な展開が今ひとつ。 | [投票] | |
現金に体を張れ(1956/米) | 話の筋を字面だけで追ってしまえば、今となってはありがちな話かもしれない。しかし、それを一陣の風とともに、完璧な構図と絵で見せられると何ともいえない爽快感と高揚感に包まれて、思わず声をあげてしまった。 [review] | [投票] | |
候補者ビル・マッケイ(1972/米) | 理想と現実のはざ間での苦悩とそのダメージみたいなことを描こうとしているのだろが、そういうものなのだろうと思い込んで見ないと、とてもそういう物語には見えない。観客の思い込みに助けられないと伝わらない、稚拙な演出ではないか。 [review] | [投票] | |
ナイト ミュージアム2(2009/米) | ありきたりな台詞や展開がやや鼻につくところもあるが、前作に引き続き奇想天外な空想が楽しめる。かなり適当でいい加減でもあるが、それはそれで楽しげだし、ごちゃごちゃとにぎやかなスタイルを崩さずにやっているところも良い。 | [投票] | |
若き日の次郎長 東海道のつむじ風(1962/日) | 相変わらず中村錦之助はたいした男っぷりで、仁義のきり方から何から何まですっきり様になっている。勧善懲悪の爽快感はあるのだが、中村錦之助がいない豪華スター共演のシーンがいささか大味。 | [投票] | |
相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン(2008/日) | それなりに大掛かりではあるが、物語の展開には突っ込みどころが多い。また根底をなす点において及び腰というか限界があることも感じさせる。ただ、その気概だけは貴重なものだとは思う。 [review] | [投票] | |
東海の顔役・若き日の次郎長(1960/日) | 中村錦之助が非常に良い。「てぇした男っぷりだ」というに相応しい気風の良さと貫禄、そして切なさと情をみせる。とりわけ浪人の娘との再会のくだりは絶品。 | [投票] | |
テキサス群盗団(1966/米) | ガンさばきや風景、馬の見せ方、扱い、セットなど、いかにも西部劇らしい雰囲気を、いささか鼻につくほどにプンプン匂わせている。しかし、それだけしかないというのは少々つらい。 | [投票] | |
大列車強盗(1973/米) | いかにもジョン・ウェインらしい、西部の男節満載だが、紅一点のアン・マーグレットが絶妙な存在感で、時にシーンを引き締め、時になごませ、と映画に彩りを添える。鮮やかなラストが実に痛快爽快で、見終わった後に何とも楽しい気分にしてくれる。 | [投票] | |
釣りバカ日誌17 あとは能登なれ ハマとなれ!(2006/日) | 楽しげな雰囲気はそれなりで良いのだが、人間関係の描写があまりにおざなりすぎる。ここまでくるとお決まりパターンというよりも単なる手抜きじゃないかと。ただ、三國連太郎のやつれっぷりには少なくないショックを受ける。 | [投票] | |
M:i:III(2006/米) | アクションシーンとかは凄いが、ストーリーの方はバレバレ。中途半端なひねりを入れて見透かされるようなものにするくらいなら、もっと単純明快にやった方がいいんじゃないか。 | [投票] | |
陰陽師(2001/日) | 特撮や撮影、展開にやや難はあるものの、本作の世界観を体現した真田広之の存在感と野村萬斎の大健闘で雰囲気を出し、いいところまでいきかけたせっかくの映画を、台無しにしたのが伊藤英明の下手くそぶり。台詞も表情もそのすべてがダメでいない方がよい。 [review] | [投票] | |
国士無双(1986/日) | 飄々とした偽者云々というよりも、肝心の大立ち回りを省いてしまっては中井貴一がただの馬鹿にしか見えない。だからいくら文楽人形とか歌舞伎とかもってきたりしても、ごまかしているだけにしか見えず、全然爽快感がない。 [review] | [投票] | |
山桜(2008/日) | あの短い小説が90分以上の映画になってどうなるのかとやや心配したが、控えめで丁寧な美術、演出と役者の演技でひとかどの時代劇として成功している。特に短いながらも東山紀之の殺陣は秀逸。 [review] | [投票] | |
ブッシュ(2008/米) | 少しコミカルな雰囲気も出して、ソツなく上手にまとめてあるとは思うが、「この題材でこのテーマ?」、「このテーマでこの題材?」という根本のところで疑問符がまとわりついて釈然としない。 [review] | [投票] | |
ダーティハリー(1971/米) | 妙にトゲトゲしいというか、とんがりまくった雰囲気を徹底して貫いている。だから胸がすくようなかっこよさもないし、「やった」という爽快感も充実さもない。ただただ「とんがりまくって生きていくぜ、俺は」というてらいのないつぶやきだけが聞こえるようだ。 [review] | [投票] |