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シーチキンさんのコメント: 投票数順

★4決闘高田の馬場(1937/日)走る走る、板妻が走る。まさに一目散に走る。その躍動感は観客の心をしっかりとらえ、心の中で「早く、早く」と思わずかけ声があがる。 [review][投票]
★4イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008/米=豪)なるほどこれはいわゆる「デートムービー」としては最適の部類だろうなあ。あたかもこの世には「ダークサイド」など存在しないかのような話のつくり方はでき過ぎだが、コメディだと割り切れば笑い飛ばせる。あと不思議な魅力をふりまいてくれたズーイー・デシャネルに1点追加。[投票]
★4私がクマにキレた理由〈わけ〉(2007/米)ありがちなストーリーではあるがスカーレット・ヨハンソンの健気な魅力は十分に堪能できる。欲を言えばタイトル通りのきれっぷりをもっと見せて欲しかった。なにしろきれっぷりまで魅力的だから。[投票]
★4ビッグ・バグズ・パニック(2009/米)もっとハチャメチャな映画かと思いきや、かなりちゃんとしたB級SFパニック映画。それなりの世界観をきちんと貫き、70年代の芳ばしい香りがいい味わいだった。 [review][投票]
★4ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007/英=米)人が死ぬようになってくると面白くなるなあとか、『スターウォーズ』のパクリ?とか、やっぱり思ってしまう。けど、そういう目で見ると楽しめてしまうのだ。[投票]
★3トランスポーター2(2005/仏=米)ずさんな設定といい、いろんな小道具を使ったアクションといい、これってジャッキー・チェンの映画の焼き直しじゃないのか。でもまあ、そういう意味では好きな部類。[投票]
★4曲がれ!スプーン(2009/日)けっこう楽しく笑える快作。特に長澤まさみが加わってからの喫茶店でのやりとりは、本当に良質なコメディでよかった。 [review][投票]
★3笑う警官(2009/日)大きなアラもあるのだが物語自体はそう悪くないと思う。だが全体として演技がひど過ぎる。クサイどころではないわざとらしさが漂い、しかもそれぞれの役者の出来不出来も大きくバラついてはなかなか集中できない。 [review][投票]
★3天使と悪魔(2009/米)謎解きというよりもウンチク話を聞かされているみたいな感じもするが、スピーディな展開は飽きさせる間もなくて娯楽作として十分楽しめる。ただ、セットや美術がいささかちゃちでちょっと残念。また、名も無き殺し屋の職業倫理観は渋くてよい。[投票]
★4ハイキック・ガール!(2009/日)リアルな空手に特化したアクションと格闘シーンが満載でとても新鮮、そして見応えがあった。ただスロー再生のあまりの多用にはいささか辟易させられる。 [review][投票]
★4座頭市関所破り(1964/日)やや軽いところはあるものの第一作目のテイストに近いものがある。それに殺陣の見せ方もよい。市が一方でヒーロー然しつつも、片方では世の無常の哀しみをそこはかとなく纏う、そのさじ加減が、いかにもらしくて、またよい。[投票]
★2トム・ヤム・クン!(2005/タイ)トニー・ジャーのアクションはそれなりにすごいのだが、残念なことに、話のむちゃくちゃぶりをカバーするほどのものでなかった。「なんでこうなってんの?」という素朴な疑問を吹き飛ばすようなアクションが見たかった。 [review][投票]
★3男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972/日)米倉斉加年の役どころは平凡だが、田中絹代八千草薫という豪華二大お嬢様スターをそろえ、完結した物語の中で寅さんの悲哀と人情の機微をしみじみと味わう、贅沢な映画。[投票]
★2座頭市あばれ凧(1964/日)最後の花火に照らされた市のアップは、まるでゴジラのようだった。後、一瞬の技が冴える居合いの遣い手に、いわゆる「大立ち回り」は似合わない。返って逆手に握った刀の不自然さが目立つ。[投票]
★3サラマンダー(2002/英=アイルランド=米)火竜の姿などはもう少し迫力を出してじっくり見せてほしいような気もしたが、そういうことも含めて、70年代SFのような雰囲気が出ており、懐かしい感じがした。[投票]
★2少林少女(2008/日)「CG使って、かわいい女の子たちが、気のパワーでラクロスやってるの見たい」という妄想を垂れ流したような映画。[投票]
★2サイレント・ランニング(1971/米)科学考証がちょっとずさんすぎる。そのためにSFとしての基本的な魅力を大きく損なっている。ただ、宇宙船のミニチュア模型をいかした特撮は見応えがあった。 [review][投票]
★5ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972/米)その一点に絞込み、しかも美人ばかりを選んで、それらしく見せることを貫いた態度は見事。考え抜いたというよりも、研ぎ澄まされたセンスがあるからこそしっかり笑える。また、ウディ・アレンにはSFの道を進んでほしかったなあとつい思ってしまった。 [review][投票]
★2僕らのミライへ逆回転(2008/米)「映画」をテーマにした心意気は買うし、個々にはくすっと笑える話もある。そう悪い出来ではないが、いささか突飛過ぎるというか、ご都合的な展開が今ひとつ。[投票]
★4現金に体を張れ(1956/米)話の筋を字面だけで追ってしまえば、今となってはありがちな話かもしれない。しかし、それを一陣の風とともに、完璧な構図と絵で見せられると何ともいえない爽快感と高揚感に包まれて、思わず声をあげてしまった。 [review][投票]