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シーチキンさんのコメント: 投票数順

★4デトロイト(2017/米)公権力による憎悪と暴力による恐怖を淡々と描いている。その分、本当に生々しくて怖い。半世紀前の事件だが、今でも似たようなニュースを耳にする。それだけに映画化する意義も大きいと思う。 [review][投票(2)]
★4スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)大河ドラマ級に壮大な物語になって、膨大な登場人物が出てくる群像劇の趣もしてきた。その分、間延びしてきた感もあるし、主役のレイの存在感がいまひとつのようで、そもそも主役なのかという気もしてきた。 [review][投票(2)]
★4ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)前作の物語をほとんど覚えていなかったので「こんな話だったかなあ」と思いながら、いかにもSFっぽい設定や小道具の数々を眺めて楽しめた。確か前作も雰囲気だけを楽しんだ記憶があるので、まさに続編ともいえる。 [review][投票(2)]
★4プラネタリウム(2016/仏=ベルギー)観はじめてしばらくの間は「間違えたかなあ」と思っていたが、全編通して観ると意外に骨太な映画に思えた。 [review][投票(2)]
★4ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016/チェコ=英=仏)終盤の戦闘シーンの緊迫感は白眉。そのシーンだけでもこの映画を観た価値はあった。 [review][投票(2)]
★4幼な子われらに生まれ(2017/日)丁寧な演出と画づくりが心にしみる良作。それにしても「なさぬ仲」とはよく言ったもので、「なさぬ」ではあるが「仲」でもある。 [review][投票(2)]
★4ローサは密告された(2016/フィリピン)ローサがまんま、「大阪のおばちゃん」のイメージでその点だけは笑ってしまう。それ以外は本当に生々しい臨場感にあふれており気圧される。 [review][投票(2)]
★3夜明けの祈り(2016/仏=ポーランド)女性たちの身に降り懸かる過酷な現実を描いた映画である。淡々としたスタイルが貫かれ、そのことが返って訴える意志の強さを感じさせる。世の男は心して観るべき映画だと思う。 [review][投票(2)]
★4ライフ(2017/米)私の子どもの頃の強烈な印象と記憶に残るSF映画『人喰いアメーバの恐怖』の現代版といった感じだが、こういう単純だが合理的だと納得できる怖さがトラウマにもなるし、映画に病みつきになったりもするんだよなあ。 [review][投票(2)]
★5スウィート17モンスター(2016/米)その辞書に「ごめんなさい」という言葉がない17歳の、一大空回り活劇への共感は、過ぎ去りし時を美しく、幸せに感じさせてくれる。採点は大甘酸っぱい5点で。 [review][投票(2)]
★3残酷ドラゴン 血斗!竜門の宿(1967/台湾)すっきり分かりやすい勧善懲悪の物語はいいのだが、時々「?」マークがちらつく。それを大らかとみるかどうかは別れるところだと思う。あとBGMがいささかうるさい。なんだか西部劇のような雰囲気は好ましい。 [review][投票(2)]
★4キングコング:髑髏島の巨神(2017/米)大怪獣決戦映画としてなかなか楽しかった。ゴジラと放射能が切っても切れないように、キングコングはマッチョにしてグラマー美女と切っても切れない仲だというのがよくわかった。つまり、放射能があればゴジラだし、グラマー美女がいればキングコングだ。 [review][投票(2)]
★4スノーデン(2016/米=仏=独)劇映画として面白い。劇映画だからこそ、の演出やメッセージの鮮明さに加えて、スリリングなシーンも楽しめる。 [review][投票(2)]
★3神様メール(2015/ベルギー=仏=ルクセンブルク)馬鹿馬鹿しいといえば馬鹿馬鹿しいお話だが、気宇壮大な物語でそれなりにスカッとする。主役のピリ・グロワーヌがとてもキュートでチャーミングなのが良い。カトリーヌ・ドヌーヴも思い切った挑戦というかなんというか、その肝っ玉は好ましい。[投票(2)]
★3SCOOP!(2016/日)主演の福山雅治二階堂ふみは大健闘!マイナーな世界で「サイテーの仕事」に身体を張る、その姿にはそれなりの迫力と生き様を見せて、娯楽映画として面白い。特に現場検証のスクープ狙いのシーンは見応えがあった。 [review][投票(2)]
★5独裁者と小さな孫(2014/グルジア=仏=英=独)「自分ならどうする?」という問いを、そしてそれがほとんど固有名詞のない物語だからこそ、ズシンと重たい、そしてかろうじて耐えられるような問いかけをされたように思う。 [review][投票(2)]
★5トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015/米)己の信念をとことん貫き通す生き方、というとどこかしら自己犠牲的、自己中心的な、他の全てを省みないというきらいも時にあるが、少なくとも本作のトランボにはそれがいっさい当てはまらない。 [review][投票(2)]
★4マネーモンスター(2016/米)昔からある「一攫千金」をめぐる人間ドラマを現代的にアレンジした、いわば「王道」ものであるだけに、しっかりと撮りあげたジョディ・フォスターの監督としての手腕は大したものと言える。 [review][投票(2)]
★4殿、利息でござる!(2016/日)私心なく一途に世に尽くす美談ではあるが、主演の阿部サダヲの愛嬌と瑛太の軽さがいい具合に和らげて、楽しく無理なく素直に感動できる。脚本もよく考えられて、丁寧な映画に仕上がっている。それに時に威圧感を見せる松田龍平もはまり役で良い。[投票(2)]
★3追憶の森(2015/米)なんか日本昔話か何かでありそうな話で、悪いとは思わないが、決定的に気に入らない事が私にはあるのだ。 [review][投票(2)]