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[コメント] 岸辺の旅(2015/日=仏)
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★4深津絵里が最も綺麗に撮られている作品。また本作での霊は他人からも見えるし運賃も取られるしセックスだってできる。割と変わっている。 [review] (IN4MATION)[投票]
★3蒼井優の表情ってこわい。情念演技向き。清楚でおとなしく見える女ほどコワイの典型だーね。すごい女優。 (リア)[投票]
★3観る前に黒沢の名を見てコワかったが、原作者の名を見て、安心(笑)。しかし深い闇が薄くなり、らしさが無くなって、良いのか悪いのか、よく分からず。皆の演技もよく分からない。が蒼井と奥貫は別。上手過ぎて浮いていた、と変わらず印象に残らない(好きだけど)でした。 (KEI)[投票]
★3画面が暗闇に溶け始めると「今回の清はノリノリだ」と微笑が浮かんでくる。不穏と緊張を煽る幽霊譚に力を得た恐怖映画の画面構成が躍動し、場面はさながら技のデパートと化す。 [review] (disjunctive)[投票]
★3黒沢清らしい話で期待したんだけどつまらなかった。深津絵里視点で観れば感動しそうな話なのに、全体があまりにシュールすぎて感情移入が難しい。あと浅野忠信はこの映画のティストに合ってない感じ。苦悩を持って死んだ人間に見えないんだよね。 [review] (ギスジ)[投票]
★3フツーの死人(浅野)を水先案内に、フツーの奥さん(深津)とともに、未練や怨念をかかえたホラー的死人が普段どのように「この世」と「あの世」の間をさまよっているかのを、非ホラー的イイ話し風味で覗き見する物語。だから、フツーの感慨しか湧かない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4この世界は不安定であることを描き続ける“タルコフスキー大好き”作家=黒沢清の『惑星ソラリス』。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★2寺山テント系死者との交流譚少女漫画仕様。即物的な描写は面白いのだが、あの科学講義には失望。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4確かに死んだ後の夫の3年間の旅先を夫婦で辿る旅というのはかなり異色であった。しかも [review] (セント)[投票(1)]
★2ある視点部門監督賞受賞作。ある視点部門を自分は見つけることができない。相性が悪いらしい。 [review] (deenity)[投票]
★4実にスリリングな映画だ。絶妙に現実を超えたフィルムの触感。風に揺れる白いカーテン。度々行われるベッドメイクと白いシーツ。靄のような白いガス。そして美しい山あいの風景と滝の俯瞰。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4優しくも未練がましい人間たちの縮図。かれらは黒沢清という演出者の瞳になんと好意的に眺められ、浄化されてゆくことだろうか。ひとびとの執念を断ち切りやすらかに終わらせる男として、浅野忠信の自然体はほんとうに似つかわしい。そして肉体に固執してやまない深津絵里すらもなお、その見苦しさを監督に愛されていることが判る。そして亡霊描写の品性も評価できる。 [review] (水那岐)[投票(1)]