★5 | 正しく喪に付すアンティゴネの峻厳さ [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★5 | 本当に胸くそ悪くなる程の一級の戦争映画だ。ナチ独も赤軍ソ連も同じ穴のむじな。弱い国はいつも強い国に蹂躙されるのだ。しかし1,2000人は多すぎるでしょう。人の命の何と軽いことか。 (KEI) | [投票] |
★3 | 求婚したオッサンは何だったんだ? (黒魔羅) | [投票(1)] |
★4 | 状況を一種の無能力に見せてしまうのは、そこに善性をあまり宿らせない酷薄な愛嬌であって、それがむしろソ連兵の鼓膜を心配させてしまうような品の良い平衡感覚になっていると思う。 (disjunctive) | [投票] |
★5 | 2008年3月モスクワで上映会が開かれた。(『カティン』完成の翌年のこと) [review] (中世・日根野荘園) | [投票(2)] |
★3 | 恐怖の流れ作業、底なしの絶望感。暫く鬱になりました。 (NOB) | [投票] |
★4 | 撮影、演技、美術など全て上質。終盤は話が拡散しすぎて散漫になりかけるが、あまりの衝撃に言葉を失うラストシーンで引き締めた。80代で撮ったとは思えない、実に重く、力強い映画。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 老いてなお盛ん。アンジェイ・ワイダ監督に脱帽ですね。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 事実しか描かないという意志の強さが、灰青色の支配する画面の硬質の画調によって保証される。役者の抑制的な演技も決して奇をてらうべきテーマではない覚悟から生まれる謙虚さからか。しかし何千人もの死を徹底的に再現した結末には「抑制的演技」すら抑制する迫真の演出が用意されていた。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | この事件と、その後の欺瞞は、70年の時を経た今もポーランド人の脳裏を亡霊のように彷徨う怨念なのだろう。たとえ古色蒼然たる老骨の一喝であろうと、単に被害意識を振りかざすのではでなく、ひたすら加害者の非を責め続けるワイダの執拗さは被害者の鏡である。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 撮るべき人に撮られた題材であるという点で、これは幸せな映画だ。が、むろん物語は痛ましい。映画を駆動する散文体のジャーナリズムにワイダはぎりぎりの詩情を込める(雪!)。銃殺のあっけなさは『シンドラーのリスト』だ。女性たちの美しさと気高さも記憶に留めたい。「のこされたもの(生存者/遺品)」をめぐる映画。 (3819695) | [投票(3)] |
★5 | 『戦場でワルツを』もそうだが、米国人以外が描く戦争映画はインパクトが半端ない。まるで物を大量生産する工場のようにローテーションしていく虐殺シーンは絶句ものだった。100/100 (たろ) | [投票(1)] |
★4 | こういう虐殺は想像できなかった!毒ガスや原爆やギロチンでもない。おぞましい。映像にした意義がある。真実をめぐる二重三重の悲劇の構造。命と真実はどちらが重いかなんて言えない。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票(2)] |
★3 | 深度ある撮影と真摯で節度ある演技。時系列に単線な展開の前半は良い。しかし、「その時」を経過し分散された物語は暗澹たる閉じた過去と未来へとのみ向けられる。それが悪いとも思わないが、なら収斂する作劇無きラストの座りが悪過ぎるのだ。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | ファーストシーン、鉄橋の上でソ連およびドイツから逃げてきた人たちが滞留してしまう混乱。この国はどこが我が国なのだ、という悲痛な思いがこの1シーンに象徴される。この鉄橋そのものがポーランドなのだ。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | アンジェイ・ワイダのこれまでの映画人生はこの作品を世に出すためにあったのではないか・・・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★5 | アンジェイ・ワイダ監督の骨の髄まで染み込んだ、ソ連に対する怒りがスクリーンから押し寄せてくるようだった。 [review] (シーチキン) | [投票(6)] |
★4 | こんなにも国の美徳を信じ、腐ってゆく国の姿を憂えることのできるポーランド人に敬服せずにはいられない。われわれはこれほどに国を憂え得るであろうか?「身捨つる程の祖国は在りや?」 [review] (水那岐) | [投票(3)] |