★5 | 本作のド壺から遠ければ遠いほどそこは女にとって生きやすい世界だろう。最悪の尺度のような映画だ。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 女性ハードボイルドものの傑作。ホテルの不気味さは『沈黙』や『シャイニング』の系譜を受け継ぐ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★5 | 話がどう転がるか分からない状況が続く不安感。平凡がたった1秒で崩壊するかもしれないというギリギリの恐怖。92/100 (たろ) | [投票(2)] |
★5 | 不安と焦燥と苛立ちと遣り場無き怒りにまみれた1昼夜の顛末。直裁に呈示される剥き出しの女の生理は即物的な余りハードボイルドに近似しゆく。崩壊の臨界で踏みとどまった主人公は真夜中の彷徨の果て狂騒の対岸で1杯の水を飲む。完璧な締め。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | オティリアの苛立ち [review] (これで最後) | [投票] |
★4 | ウンザリする長回しを別にすると監督のセンスが光る。シンプルなストーリーだからこそ生きる、時代背景の設定がよい。カットの見事さ、時間処理の巧さは、辛気臭い陰鬱な話にどうしようもないほど花をそえている。 (Alinax) | [投票] |
★5 | 友人の中絶に協力する女性の1日を手持ちキャメラで克明に追ったカンヌ映画祭パルムドール受賞作というだけで想起されるある種のステレオタイプは、ものの見事に破壊される。本作は、サスペンスの深い森に見る者を迷い込ませる超一級の娯楽作品だ。 [review] (ジェリー) | [投票(6)] |
★4 | 映画ってのは、色々な歴史の積み重ねであったりするんでしょうが、この映画は何かを超えている。何だろう・・・? [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 緊張感とリアリティは良かった。ただ脚本がいまいち。 (KZKK) | [投票] |
★2 | 正直なところ、不快なテーマだった。監督はラース・フォン・トリアの間違いじゃないよね?? [review] (MM) | [投票] |
★4 | 望まない妊娠という同テーマの『JUNO』に比べて重い重い。宗教で縛ろうと、法で禁じようと、なくならない中絶。この映画で少し僕も考え方が変わりました。4ヶ月はもう立派な人間だ。。。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | チャウシェスク夫人のブルーのビードロのドレスがサブリミナルで入っているかのよう。
エンドロールまで聴けばダメージは緩和する。パルム・ドールの選考基準について考えるきっかけになった映画。 (しゃけはらす) | [投票] |
★4 | こわい。 [review] (あちこ) | [投票(1)] |
★4 | 結末なき日常のサスペンス。あるいは、実時間として共有する苛立ちと諦観。恋人宅のホームパーティで共有させられる疎外感に至ってはあきれるほどである。この執拗さが強いる緊張感の裏に、当時の世相のもと封じ込められた女のエネルギーの反発力の強さを感じる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 渦中の本人よりもその友人の方がより切実に問題を共有して見えるという構成の妙。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 独裁政権下の80年代ルーマニア。終盤で息詰まる緊迫感を生んだ、街灯の少ない「暗闇の街」のイメージが、映画を象徴しているようで脳裏に焼きつく…。(2008.09.20.) [review] (Keita) | [投票(8)] |
★3 | 居心地の悪さに満ち溢れている。 (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |
★4 | 何がよいかと云うと、アナマリア・マリンカの「金髪」が決定的によい。画面はリアリズムを装いつつも審美的に実によくデザインされている。一歩間違えればそれは「厭らしさ」に堕しかねないものだが、マリンカの金髪がそれを救い、かつ画面の水準を一段高めている。 [review] (3819695) | [投票(6)] |
★4 | 現代の日本では有り得ない倫理観ですね。時代や政治や若者に与える影響って大きい。 [review] (夢ギドラ) | [投票(1)] |
★4 | サスペンスやホラーの要素、青春ドラマ的な要素、社会派ドラマの要素がうまく混ざり合っていて非常に見応えのある作品でした。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★5 | 見て、しばらくしてから、しまった、この映画は女性映画だと思った。自分でこうジャンルを仕切るのは好きじゃないけれど、これは立派に女性映画であります。男が見ていると絶えられない無責任感を感じます。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★1 | イライラする。ウンザリする。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★5 | ヘヴィで緊張感溢れる体験型スリラー。描かれるのはとても個人的で短い時間の出来事であるが、ヒロインを中心として再構成されるその世界には、普遍的な人間の歴史が横たわっている。 [review] (shiono) | [投票(9)] |