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[コメント] 暗殺(1964/日)
- 点数順 (1/1) -

★4血まな臭い時代の中で抗う男たちの惨状。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4冒頭の時代背景解説、句読点としての静止画挿入、ラストの主観カメラなど配慮は行き届いてるが、台詞化された音読専門用語を残さず聞き取り物語を掌握するにはそれなりの知識が要る。綿密取材に基づく大胆仮説が決め手の司馬文学と篠田のハッタリめいた演出は相性が良く、丹波八郎・佐田竜馬・木村只三郎は其々適役。 (町田)[投票(1)]
★4この作品は丹波哲郎を清河八郎役にキャスティングした時点で成功している。実体があるのかないのか分からないけどカリスマ性のある人物像は、この人以外に全く他の俳優が思い浮かばない。 (マッツァ)[投票(1)]
★4清河八郎の生き様に最後まで筋を通してくれれば傑作だったのに。 [review] (ざいあす)[投票]
★4メインは、清河平八丹波哲郎の生き様とか人物像などではなく、北辰一刀流の達人をいかに暗殺するか、そのことに持てるすべてを費やす刺客の執念であろう。 [review] (シーチキン)[投票]
★3侍の心情に入り込んで作り上げた作品なんですが…後半は観てるのがキツかったっす。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★3一派に汲みしない篠田のノンポリスタンスが共鳴したのであろうが、圧倒的に個性的な主人公を擁しながら断定的なハッタリがないので盛り上がらないこと甚だしい。時代劇なのにオール現代劇役者で主軸を固めた拘りも悪くはないが面白みもない。 (けにろん)[投票(3)]
★3話は抜群に面白いのに、下層の出自から頂点を目指す清河(丹波哲郎)に、ストーリー展開の都合上もうけられた不可解さ以上の不気味さや豪快さ、そして哀れさが漂わない。それはきっと、篠田正浩自身の権力に対する主観が不鮮明だからだ。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3清河八郎という不可解な生き様をした人物は、まさに「映画的」な人物のはずである。それ故に彼の内面を丹念に描かなければ映画は成立し得ない。篠田正浩が丁寧に時間を割きながらも、それが伝わってこないというのは篠田の技量不足としか言いようがない。 (sawa:38)[投票(2)]
★3ヌーヴェルバーグ時代劇。時代劇版『市民ケーン』に挑戦した篠田監督。ただし、凝りすぎのカメラテクと微妙な編集テクに疲れる。丹波先生って、こんなに演技が上手かったの!? [review] (AONI)[投票(2)]
★3どうでもいい司馬史観によるどうでもいい清河八郎という人物の『用心棒』がグネグネ語られるばかりで話は実に退屈。見処はもっぱらキャメラの愉しさ。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3清河八郎が何故評価されないのか・・・? [review] (RED DANCER)[投票]
★3真に以って奇妙な映画。話は面白いのに、演出はいささか退屈。篠田だけにモノクロの映像は綺麗だが、長く感じる。丹波哲朗はさすがにハマリ役で上手いし、木村功も好演。['04.6.19京都文化博物館] (直人)[投票]
★2丹波哲郎の描き方にちっともカリスマ性を感じられないので、劇中おだて上げられるのが非常に気持ち悪い。また、ストップモーションの多用は全く逆効果。 (ゑぎ)[投票(1)]
★2刺客の執拗さを描いた部分(ラスト数分)だけは秀逸だったが、あとは鯛窟だった。 [review] (G31)[投票(1)]
★2気負いすぎたのか、前半は興味もあるが、後半は散漫な展開に気持ちが離れてしまった。こんなこと映画では珍しい。岩下志摩の一人相撲が目立つが人物が多すぎ、誰かにのめりこめることも相成らず急遽ラストへ。ああ、無残。 (セント)[投票]