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KEIさんのあらすじ: 点数順

★5ニーベルンゲン 第一部 ジークフリートの死(1924/独)時は中世。ライン河畔のニーダーラント国の王子ジークフリートは修行の為、鍛冶屋の見習いになっていた。向こう見ずな暴れん坊。ある日1本の剣を仕上げる。その素晴しさ。・・・儂(わし)でさえ、ここ迄は・・・と親方のミーメに妬みの心が生まれる。「もう教える事は何も無い。国へ帰るがよい」。外へ出たジークフリート。村人が談笑している。「それが絶世の美女でよ―」「縁談をことごとく断っているという噂じゃ―」聞き止めたジークフリート。・・・そんな美女がいるのか。どうせこのまま帰っても、つまらないし・・・。「おい、それは何処の姫だ。その国はどっちの方向だ?早く教えろ」。村人「そう急に言われましても」(まだまだ続きます) [more][投票]
★5風来坊II(1971/伊)久しぶりに我が家(砂漠の一軒家)に帰ったトリニティと兄のバンビーノ。母親から歓待を受ける。そして父親から「兄弟仲良く。バンビーノよ、お前は弟に仕事のやり方を教えてやってくれ。例えば馬泥棒(!)とか―」という訳で、決して仲が良いワケでもない2人は旅に出る。早速、砂漠の向こうに、幌馬車が1台現れる。まず手始めに強盗のやり方を教える、とバンビーノは言って、布で顔を隠す。2人が近づくと、農民の一家で、車輪が壊れて立ち往生していたのだ。病気の赤ちゃんと、美しい娘が居る。2人は車輪を直して、金を与えて去って行く―気を付けてなぁ、と。やって来たのはテスコサの町。ボスのパーカーが支配している。(まだまだ続きます) [more][投票]
★5ビリー・リンの永遠の一日(2016/英=中国=米)2004年イラク戦争で新兵19歳のビリー・リン(ジョー・アルウィン)は撃たれた軍曹(ヴィン・ディーゼル)を救おうと、銃撃をかいくぐって彼を確保する。結局、軍曹は救えなかったが、その様子を従軍記者のビデオが捉えていた。ビリーは英雄として銀星勲章を受章。その部隊通称ブラボー隊も称賛を浴びる。そして米国内での凱旋ツアー。その最終日はダラスのアメフトのハーフタイムショーへの出演だった。その日、ホテル→競技場→挨拶→打ち合わせ等々のスケジュールが進む中、リンは戦争、軍隊のこと又プライベートな家族、特に姉(クリステン・スチュワート)のことを回顧していく。113分。 [more][投票]
★5十誡(1923/米)まず最初に、この映画の主旨が語られる。「現代では、神は宗教の産物で時代遅れ[Old Fashon]と笑われている。そこへ[第1次]大戦が勃発し、笑っている者はいなくなり、血に染まった世界は、救いを求めて泣き叫んでいる。唯一救いとなるのは、十誡であろう。それは、神を敬う人々が従う決まり事ではなく、人類が生きるのに必要な根本的な原則である。十誡は多くの法律の1つではなく、唯一の律法なのだ。」(まだまだ続きます)   [more][投票]
★5小犬を連れた貴婦人(1960/露)その小犬を連れた貴婦人は、この避寒地ヤルタでちょっと有名になっていた―人妻で若く美しい。丁度当地に来ていた、女遊びで有名なグーロフも、うわさを聞きつけていたが、ある日彼が休んでいた喫茶店に彼女が入って来る。彼はその横顔に強く惹かれた。そのスピッツに骨をやる、少し話をする、少し散歩してみる・・・いつしか二人はいつも一緒に行動していた。何日後か彼女アンナは言う「今日、夫が船で来るはずなの」。・・・しかし夫は来なかった。1人で港を去る彼女を、彼は港の外れで待っていた。そして暗がりへ導き、キスをした。(もう少し続きます) [more][投票]
★5さらばバルデス(1973/米=仏=伊)西部。ニューメキシコ、夕刻。1人の少年が山越えで、馬を進めている。旅姿だ。遠くに家が一軒見えた。家戸から出て来たのは、男の影。「僕、仕事を探しています」「こんな所でか?・・まぁ、入れ」独り住まいの屈強なインディオ(原住民)[伊語の原題は‘混血児バルデス’]だ。室内で、彼は肉をぶった切る。少年はヤバッと思って、出て行こうとする「僕、用事が―」。が「もうじき夜だ。飯くらい食っていけ」と言われる。そして、この少年ジェイミー(ヴィンセント・ヴァン・パタン)と男チノ・バルデス(チャールズ・ブロンソン)の生活が始まる。(もう少し続きます) [more][投票]
★5牛泥棒(1943/米)1885年西部ネバダのある町での事だ。その町に昔住んでいたギル(ヘンリー・フォンダ )とその友アールがやって来る。ギルは昔馴染みの女ローズに話があったのだが、酒場で聞くと、彼女はサンフランシスコに行ってしまっていた。そして、話題は最近起きている牛泥棒事件に変って行く。と、そこへ男が駆け込んで来る。「キンケイドが殺された。また牛泥棒だ!」「何!あの善良なキンケイドが!」皆はいきり立った。ギルが判事を呼びに行く。帰って来ると、酒場の前には人だかりが出来ている―犯人を追うぞ、リンチだ、吊るし首だと口々に叫んでいた。(まだ々続きます) [more][投票]
★5塙凹内名刀之巻(1917/日)刀研ぎ師の店先で、侍の塙凹内(はなわへこない)は研ぎ上がった自分の刀を検分している。指で触ってみても、中々の鋭い刃だ。4両を払い、店を出る。堀端を歩きながら、彼は試し斬りをしなくっちゃと思う。丁度都合がいい事に、前にあんまが歩いている・・・、サイレント、4分。 [more][投票]
★5こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018/日)1994年札幌。筋ジストロフィー(筋萎縮症)にかかっている鹿野(大泉洋)は、1人では何も出来ない。寝たっきりで、寝返りさえもうてない。昼間は人の手で椅子に座らせてもらう。食事も人の手でスプーンを口へ運んでもらう。その人の手とは、ボラ(ボランティア)だ。繰り返すが、自分では全く何も出来ないのだ。が、口だけは達者だ。「えっ、ボラ来れないって?」「筋ジスをなめんなよ!」「はい、それこっちへやって」。全くの命令口調だ。鹿野「だって、俺とボラの関係は平等なんですよ。俺は助かるし、皆はボラやって、気付きがあったり、俺から勇気をもらってる訳だから。ねぇ、田中君」と真面目そうな若者田中(三浦春馬)に言う。(まだ続きます) [more][投票]
★5殺しが静かにやって来る(1968/仏=伊)冬の雪山。大雪原。馬でガンマンが行く。岩陰に待ち伏せる数個の銃口。一瞬、ガンマンの銃が火を噴く。殺したのは賞金稼ぎたち。彼はサイレントと呼ばれる殺し屋で、殺しを依頼したのはそこに姿を現した‘野盗たち’だった(?)。サイレントは、礼金をもらうと立ち去る。野盗の若者が云う「もう沢山だ。俺は無実だ。村へ帰る」そして母親の家へ帰って来ると、弁護士と別の男がいた。「きっと公正な裁判を受けさせる」。息子が安心した時、弁護士が銃を抜いて撃ち殺す。母親を無視して、偽弁護士は死体を外へ引きずって行く。「悪かったな」「いや、殺したのはあんただ。俺は別のを探すよ」。実は2人共賞金稼ぎで、別の男はロコと言った。(もう少し続く) [more][投票]
★5メキシコ万歳(1931/露)映画成立の経緯を以下記す。1928年エイゼンシュテインは米国に招かれるが、製作側と意見が合わず、話は流れる。そこで彼は助監督グレゴリー・アレクサンドロフとカメラマンのエドゥアルド・ティッセと3人だけでメキシコに行き、映画を撮ることにする。米の‘メキシコ映画トラスト’が出資する。しかし資金が尽き、’32年にソ連に帰国。フィルムも米に留め置かれる。その後’72年にフィルムが返還され、それを基に、エイゼンシュテインは亡くなっていたので、グレゴリー・アレクサンドロフが編集し、音楽(ユーリ・ヤクシェフ)を付けて、’79年に発表したのが本作である。尚、ナレーターにセルゲイ・ポンダルチュクが参加している。 [more][投票]
★5荒野の処刑(1975/伊)西部の町。有名な詐欺師スタビー(ファビオ・テスティ)が駅馬車から降り立つ。が、保安官が早々に牢屋に放り込む。スタビーは牢で美しい娼婦バニー(リン・フレデリック)と黒人バッド(ハリー・ベアード)と酔っ払いのクレム(マイケル・J・ポラード)と知り合う。その夜、町ではKKK団ならぬ白覆面の男たちが、無法者を次々と殺し回った。銃声の中でも保安官は素知らぬ顔。明くる朝、保安官は4人を外へ連れ出し、「昨晩は町の洗濯だよ。ところで、昨日命が助かったのは誰のお蔭かな」とスタビーから有り金すべてを巻き上げ「裏に馬車がある。皆で行くといい」と言い渡す。4人の道行きが始まった。(まだ続きます) [more][投票]
★5風の無法者(1968/伊=独)荒野を疾駆する駅馬車。乗客の中に、西部では珍しいハンティング帽を被った若い男ノバック(アントニオ・サバト)と聖書を持つ牧師くずれの男(ライオネル・スタンダー)がいる。その馬車の前に立ち塞がったのは1人の黒人(バッド・スペンサー)。「乗せるが、後ろに乗りな」。馬車の尻の出っ張り板に立ったまま乗るのだ。再び走り始める。と、黒人は外枠を掴んで、下底へ潜り込んだ。そして大ナイフで底板を外しにかかった。しばらくして、ロープを引っ張れば底板がパカンと開く仕掛けが出来た。ハーモニカを吹く。中でニャッとしたのは、牧師くずれだった。(まだまだ続きます) [more][投票]
★5戦争は終った(1966/仏=スウェーデン)スペイン内乱(市民戦争)に従事してから、25年が過ぎた。ディエゴ(別名カルロス:イヴ・モンタン)の戦いは続いている。今も‘地下組織’の一員だ。1965年今日彼はマドリッドで一斉検挙が行われているとの情報を伝えるため、仏へ入国すべく、車で国境に向かっていた。検問所で止められる。所内で尋問。ソシキが用意したパスポート通りの仏人に成りすましている。その人の事は全く知らないが、データは全て知っている。検問官は確認の為、その家にTELする。(まだ続きます) [more][投票]
★5グレート・ワルツ(1938/米)オーストリア。1845年。のちにワルツ王と呼ばれるヨハン・シュトラウス二世(フェルナン・グラヴェイ)は銀行に勤めていた。が、業務なんてやる気は無く、とうとうクビに。彼は、一途に愛してくれるパン屋の娘ポルディ(ルイーズ・ライナー)の所へ行く。彼女に「曲をもっと作って、友だちを集めて弦楽団を作るんだ」。そして、レストランホールの主人に頼み込み、楽団演奏をする事が出来るようになる。発表の場を持ったのだ。そのレストランに帝国オペラ劇場の歌姫カーラ(ミリザ・コージャス)がたまたま立ち寄る。彼の才能を認めた彼女はホーヘンフリード伯の夜会へ来るようにと言って、立ち去る。(まだ続きます) [more][投票]
★5ドリアン・グレイの肖像(1945/米)1886年ロンドン。画家バジルの家にヘンリー卿が来る。「最近、皆を避けているらしいが・・・」絵を見て「ほう、肖像画か―こりゃ傑作だ」と言う。「モデルはドリアン・グレイというのだが、実は彼がポーズを取ると、俺じゃない別の力が働いて描いていくんだ。」―と、そこへモデル本人が来る。22歳の若々しい紳士然とした美男子だ。ヘンリー卿は持論を披露する。自分を発展させ、欲求を満たすのが人生の目的だ。衝動を抑えると、精神が潰される。今を奔放に生きろ。若い頃は短く一度きりだ。(まだ続きます) [more][投票]
★5夜の人々(1948/米)脱獄したTダブとチカマウと青年ボウイはチカマウの兄の家に身を隠す。その兄は飲んだくれで信用できない男だが、しっかり者の娘キーチがいた。歳の近いキーチとボウイは親しくなる―「伯父(チカマウ)は悪党よ。巻き込まれないで。」と諭す。Tタブのムショに入っている弟の嫁が、やって来る。服と車を持って来たのだ。そして、3人はゼルトンの銀行の襲撃を画策する。先立つものが必要だったのだ。その嫁も夫の保釈金の為に仲間に入る―車の手配等の手助けだ。銀行強盗は上手く行ったものの、ボウイは宝石店でキーチへの贈り物の時計を買い、更には逃亡する時にその店主を突き飛ばして、顔を知られてしまう・・・。 [more][投票]
★5セールスマンの死(1951/米)疲れ切ったセールスマン、ウィリー(フレドリック・マーチ)が夜自宅に帰って来る。妻リンダ(ミルドレッド・ダンノック)に云う「最近どうも運転に集中出来ないんだ。今日も景色を見ていて、一瞬運転を忘れていた。」(注:米の営業マンは車で州をまたいで、何日も出張する)勤続36年で、もう60才だ。顧客も代替わりし、状況も様変わりしている。自身、気力の衰えもある。。今回の出張の売上も芳しくなかった。リンダは色々の支払いのこと、洗濯機の故障のことを言うのをためらった。長男ビフ(ケヴィン・マッカーシー)が帰っていた。実家通勤の次男と違って、ウィリーはビフに小さい頃から期待を掛けていた。 [more][投票]
★5燕山君日記(1987/韓国)王位についた燕山君はやる気まんまんで徳治政治を目指すが、亡き母の法要の事で、祖母の後宮の一派の意見と直家臣の意見が分かれる。あちらを立てればこちらが立たず・・・。その後も何かにつけ、色んな意見が色んなところから出て、いつも彼は結局まとめきれない。そんなことが続き、彼もだんだんと嫌気が差し、女、酒と自堕落になってゆく。15世紀後半の実在の王、淫虐で有名な燕山君の生涯を描く、林権沢イム・グォンテクの渾身の大作。[投票]
★5トゥモローランド(2015/米)部屋の中で、フランク(ジョージ・クルーニー)が喋る。「今から未来の話をします。でもその前に子供時代の話をしたい。」1964年ニューヨーク万国博覧会。少年フランクは大きなバッグを抱え、発明コンテスト会場へ。バッグの中には1人用ジェット噴射装置が入っている。審査員ニックス(ヒュー・ローリー)が言う―飛べたか?。いえ失敗でした。―では社会的には何も役立っていないのだな。いえ僕みたいな少年が夢を追いかけるのは、社会に希望とか勇気を・・・。ニックスは話にならんという顔をするが、裏で少女アテナ(ラッフェイ・キャシディ)がやり取りを聞いていた。(もう少し続きます) [more][投票]