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[あらすじ] 小犬を連れた貴婦人(1960/露)

その小犬を連れた貴婦人は、この避寒地ヤルタでちょっと有名になっていた―人妻で若く美しい。丁度当地に来ていた、女遊びで有名なグーロフも、うわさを聞きつけていたが、ある日彼が休んでいた喫茶店に彼女が入って来る。彼はその横顔に強く惹かれた。そのスピッツに骨をやる、少し話をする、少し散歩してみる・・・いつしか二人はいつも一緒に行動していた。何日後か彼女アンナは言う「今日、夫が船で来るはずなの」。・・・しかし夫は来なかった。1人で港を去る彼女を、彼は港の外れで待っていた。そして暗がりへ導き、キスをした。(もう少し続きます)
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そして、2人は彼女の部屋へ行き、関係を持った。グーロフは40歳前の3人子持ちの銀行勤めの男。アンナは20歳そこそこの名家の若奥さん。2人の恋は、不倫ではあったが、初恋だった。88分。

チェーホフ生誕百年記念で製作された。カンヌ映画祭で「誓いの休暇」と共にベストセレクション賞(優秀参加賞、このために新設)を受賞した。

(評価:★5)

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