小犬を連れた貴婦人 (1960/露)
Dama s sobachkoj
The Lady with the Little Dog
あらすじ | その小犬を連れた貴婦人は、この避寒地ヤルタでちょっと有名になっていた―人妻で若く美しい。丁度当地に来ていた、女遊びで有名なグーロフも、うわさを聞きつけていたが、ある日彼が休んでいた喫茶店に彼女が入って来る。彼はその横顔に強く惹かれた。そのスピッツに骨をやる、少し話をする、少し散歩してみる・・・いつしか二人はいつも一緒に行動していた。何日後か彼女アンナは言う「今日、夫が船で来るはずなの」。・・・しかし夫は来なかった。1人で港を去る彼女を、彼は港の外れで待っていた。そして暗がりへ導き、キスをした。(もう少し続きます)
[more] (KEI) | [投票] |
★5 | 原作既読。男は名優バターロフで申し分なかったが、女はイメージが違った。声もそうだが、もっとしっかりした感じを持っていた。しかし読み込みに関しては、十二分以上と言わざるを得ない。 [review] (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 短い原作に作者の創意で幾つも肉付けされているのだがこれがいい。窓辺のクラリネット吹きの件など抜群に素晴らしく、諦念と希望を一度に描写して心に沁みる。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | チェーホフ原作の完璧な映像化。主演2人はもうこれ以上ないくらい役柄にぴったり。情緒豊かな撮影もたまらなく良い。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 女はやった途端に饒舌になる。男は無口になる。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★3 | 蚊のなくような声。保養地の海岸線を日傘さして犬とお散歩する清楚な貴婦人の心の闇。自分に自分もびっくり、でも自分を見たくない。自分じゃないの。いい感じだったのにラスト、そりゃないよ。ГЕИША? [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
5点 | 1人 | * |
4点 | 3人 | *** |
3点 | 2人 | ** |
2点 | 0人 | |
1点 | 0人 | |
計 | 6人 | 平均 ★3.8(* = 1) |
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