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宇宙でいちばんあかるい屋根 (2020/)

[Drama/Fantasy]
製作総指揮前田浩子
製作金井隆治
監督藤井道人
脚本藤井道人
原作野中ともそ
撮影上野千蔵
美術部谷京子
音楽大間々昂
衣装SAKAI
特撮大澤宏二郎
出演清原果耶 / 桃井かおり / 伊藤健太郎 / 水野美紀 / 山中崇 / 醍醐虎汰朗 / 坂井真紀 / 吉岡秀隆
あらすじ中学生つばめ(清原果耶)は父親(吉岡秀隆)および血のつながらない母親(坂井真紀)とともに暮らしている。彼女の焦燥は、あながち母が近々妹を出産する、という事態のみに集約されることではなかった。執拗に絡んでくる、少しだけつきあって振った同級生・誠(醍醐虎汰朗)などではない、心底愛するお隣さんの亨(伊藤健太郎)へ出したラブレターへの後悔が、彼女を不安定にさせていたのだ。モヤモヤ気分を抱えながら、通っている書道教室のあるビルの屋上に上がったつばめの前に、その老婆は突然現れた。「星婆(桃井かおり)」と彼女が名付けたその胡散臭い婆さんは、報酬と引き換えにつばめの悩みを一掃してやるというのだった。〔115分〕 (水那岐)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5清原果耶が素晴らしい。人として人を思う心の、真っ当で、素直で、ゆったりとした成長を情感豊かに演じてみせて、心が洗われる感じがした。桃井かおりはさすがの貫禄だがいつもの彼女だけに、それと堂々と渡り合ってなお上回る印象があった。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★5清原果耶が放つ今この一瞬の透明感を上手く作品の中に写し込めた本作。つばめと星ばぁ、綺麗な星空、そして暖かい家族。画的にも物語的にも不満がない。特に桃井かおりとのやりとりは本当に祖母と娘のようで遠慮がない物言いの中に互いの深い信頼を感じた。あと、星ばぁの台詞はやたらと含蓄があり、思わずほおずきを買って育てるのが怖くなった。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4人生の長さをまだ知らない思春期の少女にとっての「悩み」は人生のすべてだが、老女にとっての「後悔」はあと少しだけ耐えれば自分とともにこの世から失せてしまうものだ。清原果耶の“今”のすべてと桃井かおりの“今まで”のすべての絶妙なアンサンブル。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4家族のことや異性への憧憬といった思春期の悶々を看破し助言・指南する女ホームレスかおりの歳経た重みも半端ないが、彼女もまた救われたいのだ。この双方向な関係が救うことで救われるのテーゼを示現して気持ちいい。演出・カメラともにハイレベルだ。 (けにろん)[投票(3)]
★4NHK『透明なゆりかご』で少女時代の大竹しのぶを凌駕する演技を見せつけた注目の女優の映画初主演作だ。映画はドラマ的にもそれほど深刻ではなく、思春期の絶え間ない揺らぎを底に据え、素直で薄青色のまぶしい青春を描いている。 [review] (セント)[投票(3)]
★4改めて桃井かおりの凄さを思い知る。この「血の通ったフィクショナルな老婆」という例を見ない存在の大きさはなんだろうか。そして、カメラマンの手腕の確かさもまた特記に値する。 [review] (水那岐)[投票(3)]
★3オープニングの夜の空撮、これは美しい色遣いだ。戸建て住宅の街並みも美しい。桃井かおり・星ばあとの出会いのシーン。清原果耶のバストショットがいい。本作は清原のバストショットを愛でる映画ですね。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3でも珍しいわね、アナタ(清原果耶)みたいな若い娘が水墨画、好きなの? ☆3.4点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
Ratings
5点3人***
4点5人*****
3点5人*****
2点0人
1点0人
13人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
読んでから見るか、見てから読むか。 (シーチキン)[投票(14)]
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