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[コメント] 宇宙でいちばんあかるい屋根(2020/日)

清原果耶が放つ今この一瞬の透明感を上手く作品の中に写し込めた本作。つばめと星ばぁ、綺麗な星空、そして暖かい家族。画的にも物語的にも不満がない。特に桃井かおりとのやりとりは本当に祖母と娘のようで遠慮がない物言いの中に互いの深い信頼を感じた。あと、星ばぁの台詞はやたらと含蓄があり、思わずほおずきを買って育てるのが怖くなった。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







笹川誠が星ばぁの孫だという展開は、浅倉亨がバイク事故を起こしたときに「もしや?」とようやく気づいたが、ネット掲示板の書き込み犯が本当はナミだったということには驚かされた。

それより驚いたのはつばめと会っていた頃の星ばぁが入院中でまだ行きていたということ。

浮世離れしているのでてっきり幽霊か何かかと思っていた。だって、「見えない人には見えない」って星ばぁが自分で言ってたから。

でも、クラゲのキーホルダーは実在してるし、そうか、病院から抜け出してきていたのか、と納得。

病院食では食べられない唐揚げや牛丼を交渉の材料に持ち出していたのもそのせいか。

(評価:★5)

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