★5 | 黴びた主婦の労働価値とはのテーマは『口笛を吹く寅次郎』に比肩する思いを伝えられない男と伝えてほしい女のもどかしい感情の機微という山田独壇場エッセンス投入で巧みに世界に浸透。夜のドライブ行の降雨タイミングなど想外の巧さだ。夏川も圧巻。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 笑った、笑った。夫婦でも言い出し難いこと―実家のこと、親戚のこと、お墓のこと・・・―を映画の中で話題にしてくれた。鑑賞後、ちょっとだけだが、話し合った。きっかけを作ってくれた山田監督に感謝。5点は、タイトルに込めた夫の心に、です。 (KEI) | [投票] |
★4 | 西村まさ彦に一票 [review] (寒山拾得) | [投票(7)] |
★4 | これはいわばもう一つのファンタジー家族のお話。万引き家族とは逆の方向だがファンタジーであることは間違いない。 18.8.16下高井戸シネマ [review] (ぱーこ) | [投票(3)] |
★4 | 昭和の話というか、レトロな話というか。あるいは「サザエさん」のように時代を超越したというか、いつの時代でもありそうな話というか。全体としてやたらと安定した山田洋次的というか、人情喜劇の王道をいく映画としての水準は高く、安心して楽しめる。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★4 | 確かに熟成度が高い。もうあたりきりで使い古しの人形の家ノラが今回の主人公であります。卑近過ぎます。身につまされ過ぎます。いい加減見たくもない話です。でも、2時間きっちりと現代の寓話にしてしまう山田のしたたかさに僕らは唸るだけでいいのか、、。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 山田変奏曲最終楽章。ベタ(お約束)の繰り返しでここ迄持ってくる監督は矢張りお見事だ。特上な三度目の正直。☆3.8点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 夏川結衣に泣かされた〜!山田洋次が全国の主婦の気持ちを代弁してるんだろう、周りのおばさま方が皆頷いて涙していた。わかっちゃいるけど見てしまう安定の喜劇。 [review] (jollyjoker) | [投票] |
★4 | 『家族はつらいよ』のスピンオフ作品「西村まさ彦はつらいよ」ってかんじ。自作は妻夫木聡夫婦に光が当たりそうな予感もするし、この一家には目が離せません。次作も見るよ!ところで、立川志らくの刑事役に面白みが足りなかった。林家正蔵が落語ネタでボケるところあったんだけど、笑えなかったかも。 (ばかてつ) | [投票] |
★3 | 西村の無頓着で野放図な頭髪と、夏川の重量感とルーズなウエスト周りに、社会的に不自由はないが精神的な緊張が足りない、いわば一生懸命には違いないが、その懸命さが生活の目的になってしまったような惰性が漂う。喜劇を戯画で終わらせないリアルな造形に感心。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | 全二作で全面に出ていたコメディ色はなりを潜め、家族という主題が全面に出た会話劇となった。しかし、そうなると会話の粗が気になってくる。特に、蒼井優と妻夫木聡のセリフはリアルな日常会話のそれではない。 [review] (ロープブレーク) | [投票] |